70歳を機に何か新たな目標を見つけたいと思っているが
それがまだ見つからない。
なにかする時間はたっぷりある。
ダラダラ過ごしていてはもったいない。
そんな中、1枚の新聞広告が目に留まった。
「安心の価格~ご予算に合わせてプランニングいたします~」
葬儀屋の広告だった。
「一般葬」58万~ 「家族葬」38万~ 「直葬」19.8万円
と書かれていた。
これに含まれない費用として「火葬費用」「返礼品」「礼状ハガキ」
「お食事代」「宗教家費用」とあった。
見比べて、私は「直葬」が良いと思った。
義母の時は世間並みにちゃんとお葬式をあげたが
自分は極簡素になるべく周りに手間をかけずひっそりと
旅立ちたいと思う。
そこから私の思考は「エンディングノート」の作成に移行した。
今のうちに「エンディングノート」を買って書き込んでおこう。
即、書店へ行った。(思ったら即行動する)
書店に入ると真っ先に目に飛び込んできたのが
「女も好きなことをして死ねばいい」
曽野綾子さんの新刊だった。
それを見たら「エンディングノート」を買う気が失せた。
まず、この本から読もう!
そう思ってその本を買って来た。
ただし、今日、昼食時、子どもたちにこのチラシを見せ
「私が死んだら『直葬』にしてほしい」と伝えた。
でも、まだ、そう簡単には死なないぞ。
まだまだ色々見聞きしたい。