今日はダラダラ過ごして書くことがないので過去の日記をもう一つ・・・
2003年9月6日(土曜日)の日記より
入院中の母から朝、電話があった。
入院費の支払いをしなければならないのだが、
銀行に行くのに家族が来なければ外出許可が出ないので
来て欲しいとの事だった。
銀行は病院から歩いて数分のところにあるのだが・・・
変な決まりだなあ、家族が近くにいない場合困るだろうなと思った。
支度して出かけた。母は元気そうだった。
銀行に行った後近くのレストランで一緒に昼食。
その後、里に行って仏壇にお参りして母を病院へ送った。
家に帰って少し休んで今度はデイサービスに行っている義母を迎えに行った。
家に連れて帰ったのだが、どうしても家に上がろうとしない。
自分の家とは違うと言う。玄関に座って動かない。
仕方がないのでしばらく気の済むようにさせて、廊下など掃除をした。
雑巾を洗ったりしてふと見ると義母は私の車に乗り込んで助手席に座っていた。
車に乗って自分の家に帰ろうと思っている様子だった。
自分の家まで送ってくれるのを待っているようだった。
「ここがばあちゃんの家よ」と何度も言って聞かせた。
新聞配達の人も一緒になって「ここがばあちゃんの家よ」と言ってくれた。
一時間くらいかかってやっと家に上げることができた。
どちらの母もすっかり老いてしまった。
犬のファニーまで老いてオムツをしている状態だ。
元気でこうやってお世話しているうちが花かもしれない。