のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

12月6日 ワイナリーツアーと第九

2021-12-06 00:30:26 | 日記
大阪の仲間でワイナリーツアー女子会をしました。

11月末のお天気の良い日。







大阪と奈良の境の街、駒ヶ谷では、昔から果物の栽培が盛んで
子どもの頃には遠足でみかん狩りやぶどう狩りに行きました。

大人になって、ワインを覚えて、10年くらい前だったか
デパートの催事場で新酒の紹介をしてる販売員さんと出会い、

ワインは農産物ですから、地産地消が良いんですね、
身体がいつも触れている水や土と同じ物でできるブドウを
いつも吸ってる空気の中で醸すと、身体に優しいんです、、、。

という言葉が印象に残り、以来、大阪産ワインに興味が沸きました。

意外にも、大阪にはワインの醸造会社が7つもあります。
信州や北海道ほど有名ではないけれど。

そのひとつ、「河内ワイン」の見学試飲ツアーに行きました。

お昼に待ち合わせてまずは昼食。






駒ヶ谷駅から10分ほど歩いた「エイトバース」さんのお昼御膳。
地元野菜をふんだんに使った、少量多品種のおかずが豪華、
ご飯は黒米赤米白米の三色。

ワインはこの後のツアーで飲むから、という予定だったのに
ごちそうにそそられて、一本だけ頼むことにしました。






これもご近所、仲村ワインのさちこと言う
社長の奥様の名前を冠した白ワイン、和食にばっちりです。




デザートは別皿で来ましたよ。これに飲み物も付いてます。
お皿の上のカップは飲み物ではなくプリン❣️
みんなコーヒーを頼んで、それも美味しかったです。

これで2,200円、プラス、ワインは5人で割ると1人1,100円。3,300円なり。
お昼にしては高価ですが、とてもお値打ちだと思います。
満足💖満腹💖。

食後はそこから15分くらい歩いて坂を登ります。








河内ワインではまず畑を見て工場見学。




醸造中の濾過作業をされてました。
ホースの継ぎ目からワインがチョロチョロ漏れていて
あたりは良い香りで満たされてます。






昔の樽をベンチにして置いてあったり

近所の中学校の職業体験で作ったワインが寝かせてあったり

珍しかったです。
中学生のワインは、成人したら持って帰れるんだって❣️

そして楽しみに待っていた試飲です。









担当してくれたのは長く会社で葡萄栽培をしてる方で
葡萄愛、ワイン愛がとても熱くて

社長に見られたら怒られるねんけど、、と言いながら
通常は試飲に出さない高価なシリーズも
「味わってみてほしいんです、、、」と大サービスです。

ここではワインだけでなく、ブランデー仕込みの梅酒も
作っていらっしゃいます。

近所に梅酒で有名なチョーヤ酒造がありますが
その設立前から作っていて
チョーヤに梅酒作りを教えたのが初代社長だとか。

梅酒は七福神の名前がついていて、
それぞれに神様にちなんだ特徴があるのですが

そういうウンチクを聞きながら何本でも飲めてしまう
普段こんなに飲んだことないってくらい
しかもワインと梅酒のチャンポンで、帰り道が心配(๑˃̵ᴗ˂̵)。

結局、何種類飲んだかわからなくなってしまい
閉館時刻が迫るまで、盛り上がっていました。

ツアー参加者には、私たち以外にカップルが1組、
その男性は車の運転があるからと、葡萄ジュースを飲んで
ワインは一滴も試飲されませんでした。

坂道登るのをしんどがっていた仲間も

「歩いてきてよかったね〜
 帰りの電車で寝過ごさないようにしないとね〜」






見学も試飲も含めてツアー代金は一人1,650円。
半日たっぷり楽しんで、飲み過ぎで申し訳ないよね、、。

荷物重くなるけど、、、気に入ったワインや梅酒を
それぞれに購入して帰りました。

翌日、誰ひとり二日酔いしていなかった事実。

みんな好きな方だけど、、
生活土壌にあったワインは身体に優しい、も事実のようです。

野菜を食べるように
地元産ワインを美味しくいただく、
心がけていきたいです。



そしてあれから1週間の昨日。




年末恒例の第九の演奏会に出演しました。

オーケストラを主宰されてる元同僚が体調を崩され
準備のあれこれが手薄だったし
いつもの会場が改装工事のため違うホールで実施とか

心細い条件が重なったけど、個人練習は頑張って
とても気持ちよく、感動しながら歌うことができました。


もう師走ですね。
コロナの再燃も心配ですが、歓喜の歌の詩のように
人類がみんな兄弟になって
全ての人が安全で幸せであるように祈り、暮らしたいです。