のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

6月25日 佐喜眞美術館

2022-06-24 23:50:00 | 日記
一昨日の沖縄慰霊の日。

長年の夢が叶い
佐喜眞美術館の屋上から
夕陽を見ました。




この美術館は、沖縄普天間基地の
そばというか、中というか

基地に接収されていた土地を
美術館建設のために取り返して

丸木位里さん俊さん夫妻作の
大画「沖縄戦の図」
を収蔵展示しています。

ここの館長さんが書かれた
「アートで平和を作る」という本を
読んで以来、






美術館の屋上にある
6段と23段の階段の上の窓に
落ちてゆく、慰霊の日の夕陽を
見たいと思い続けていたのですが

まだ現役で仕事してたり
退職したけどコロナ禍の移動制限で

数年待つことになりました。

23日慰霊の日当日。




格安航空を使ったので
無料範囲の最低限の手荷物だけで
那覇空港にたどり着き



レンタカーを借りると
近所の沖縄そば屋さんへ。
テビチそばとサービスのジューシー。
ポラン亭主は、そば煮付け定食



で昼食を取り

普天間基地の側まで移動しました。

夕陽が落ち始めるのは夕方6時20分頃、

それまで近所の平和学習散策です。



北谷の公園の中の米軍上陸モニュメント




避難壕のクマヤーガマ








嘉数高台公園の陣地壕や






トーチカなどを見学して佐喜眞美術館へ。


沖縄戦の図にじっくり向き合った後、

何冊目になるか、、の
アートで平和を作るの本を買い
館長さんにサインを頂きました。




この本に興味を持った人には
返さなくて良いよと言って貸し
読み終わって次に興味を持った人に
回してもらいます。もちろん手元に置いときたかったらそれもOK❣️

で、今は手元に一冊しかないので
それはまた誰かに貸す用。
サイン本は自分用に永久保存。

というわけで、
憧れの館長さんと少しお話もできて








夕陽を見に集まっていた20人ほどの人たちと
心静かに
戦の陽は再び昇らぬように
平和を祈って
陽が沈むのを見守りました。

戦争の傷跡を深く残し
今も基地の負担が大きい沖縄。

でも明るく包容力のある土地で
優しい心の人々がたくさん住んでいます。

それを実感する旅のあれこれは
次回の日記に記します。