のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

のろかめ日記 6月10日 梅雨の晴れ間

2018-06-10 20:45:08 | 日記
今日は降るのか降らないのか、ちょっと鬱陶しいお天気でしたが、昨日は梅雨らしくない爽やかな1日でした。
ポラン亭の庭は草が生い茂っているので、雨が続く前にと、草刈りをしました。


これはイタリアンパセリ。
もう食べるとこないほどトウが立ってますが、花から種が落ちることを期待して残します。


セージです。鯛の切り身と一緒に生ハムで巻いてソテーした「サルティンボッカ」はポラン亭のおもてなし料理の定番ですが、セージはスーパーでは手に入りにくいので育てています。


ローズマリーです。とても丈夫で一株がこんなに大きい。周辺の草を抜いていると香りがとても力強く、お料理意欲が湧いてきて、何かに使いたくなりました。

ディナーの献立はもう決めてあるので、作り置きできて、大阪に帰ってから食べられる物……そうだ‼️猪をローストしよう!
草引きの合間に冷凍庫の猪を、赤ワインとローズマリー、ついでにセージに浸けて下味。一晩放置して、今日のお昼になってから、おろしニンニク、隠岐の島のハーブ塩、をまぶし、フライパンで焼き目をつけて。ジッパー袋に入れて、炊飯器😵に投入、お湯をかけて保温スイッチONして1時間です。

オーブンで焼くより柔らかくてしっとりして、美味しかったです。
低温調理がポイントのようです。




ミントもバジルも育ち盛りで梅雨の恵みを待ちわびているようです。

庭のほとんど、道路側の草刈りはポラン亭主が機械でやってくれますが、ハーブの植わっている辺りは紛らわしいので、間違って刈ってしまわないよう私が手でします。

時間かけて植物と接していると気持ちが落ち着きます。
ひとつ、ふたつ、と実を付けている木は愛しく思います。


梅とビワです。

ビワは道路を数メートル行くと野生でも生えていて、ポラン亭主がもいでジンに漬けました。

去年はたくさん実が取れて、ビワ酒が美味しく漬かっています。今年は数が少ないですね。


ディナーはアジのカルパッチョ風、ソーメンカボチャと白菜の塩昆布和え、おこげの海鮮あん、ナスの含め煮。



ソーメンカボチャはこの地域の特産です。大阪のスーパーでは五百円くらいします。
冬の間、白菜やキャベツを格安で買っていた無人の野菜販売所が、夏になるとメロンやスイカを有人で販売されるようになり、そこでは百円、二百円です。
今年初メロン七百円と二百円のソーメンカボチャを買おうとしたら、なんと‼️「こっちはタダよ」。指差された篭にいくつか、売り物にならないのを自由に持ち帰れるようにいれてあります❗
じゃあ、こっちをいただきます✨😌✨。

左がタダでいただいたソーメンカボチャ、右がメロンです。

穴が開いてるから、部分的に傷んでいたけど、そこだけ除けば問題なし。シャキシャキした食感が夏には嬉しいです。
輪切りにして皮をむいて数分茹でると、お箸で押さえると凹むようになり、あとは水の中でほぐすようにすると食べられます。

キンピラにしたり、サラダにしたり。カルパッチョと味がかぶらないように、昨日は塩昆布と和えてみました。

もう少ししたらスイカがお店に並ぶでしょう。楽しみです。

先週金曜日、是枝監督の「万引き家族」が公開となり、鑑賞を楽しみにしています。

カンヌ映画祭での受賞に対して、文部科学相が祝意を伝えようとしたところ、公権力と潔く距離を保つため、辞退されたとのこと。かっこいいなあとウットリしました。

芸術は批判精神が無いとダメですよね。富におもねる社会を風刺、権力には対抗、だからこそ心が惹きつけられます。
エリザベス女王から「サー」の称号を贈られるのを断ったビートルズを思い起こしました。





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1 コメント

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シシロースト (ポラン亭主)
2018-06-11 16:34:08
シシロースト、いい感じにできましたね。炊飯器をなかなかのアイデアです。これならもてなし料理の前菜にも使えるかもしれません。牡蠣と一緒に軽く置いてみたらバリエーションができます。
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