のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

のろかめ日記5月5日 四国の旅

2018-05-05 15:17:26 | 日記

今日はこどもの日。すべての子ども達が、健康で平和な世界で成長できるよう祈るとともに、子どもの純真さに学び、日々向上心を忘れないよう心がける日にしたいです。
写真の鯉のぼりは高知県の吉良川という地域で撮影しました。立派なお屋敷の大きな鯉のぼり、大漁旗のような、子どもの名前が染め抜かれた旗が翻っています。男の子が生まれたら小学校に行くようになるまで毎年上げ続けるそうです。でも過疎化、高齢化が進み最近減ってきているそうです。


手作りの可愛い鯉のぼりは子ども達が作って、玄関口に竹筒のある家に配ってくれるのだとか。竹筒はひな祭りに桃を生けて玄関に吊るす風習で、花が終わってもこの為に筒を残しておくのです。季節感、伝統文化、子どもを見守る温かさ、地域の繋がり。嬉しい気分になりました。

吉良川は、四国の旅の丁度真ん中でした。お遍路さんの経験のあるポラン亭主が、お世話になってまた会いたいと思っていた人、評判を聞いて是非会いたいと思った人を訪ねがてら、88ヶ所のうち23番から27番のお寺を案内してくれました。

お天気にも恵まれて、新緑に萌える山寺を歩くのは、足腰には厳しいけれど心弾む時間でした。





途中、水ガメが産卵に来る海岸があり研究施設を作って池で数匹飼育されていました。

駅に足湯のあるところも。


お遍路の白衣を来て歩いていると、すれ違いの際に挨拶してくれたり、道を譲ってくれたり、みんな親切です。お接待という文化があり、おもてなしの心がそこかしこに。

立ち寄った喫茶店では、泊まる宿の食事を心配して下さり、コンビニも飲食店も無い所だから、「困ったら友だちのお店に予約してあげるから電話して来て」と名刺をくれました。優しいママでした。



旅の中で…

お遍路には色んな人がいて、やり方があるけれど、たどり着くところはひとつ。「ありがとう」やで。

人生、思うようにはならない、でも、なるようになる。

心に響く言葉をいただきました。

私は宗教心は持たないのですが、自分の力の及ばない世界、自分にはない見えない力は信じます。
それに近付く為に、今持っている力を大切に使っていこうと思う旅でした。




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1 コメント

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器の中を新鮮に (ポラン亭主)
2018-05-10 23:16:46
遍路の辿り着くところは「ありがとう」「人生思い通りにならなくてもなんとかなる」弘真さんの生き様から出てきた言葉ですね。「自身の器は変えることはできないけれど、中のものを捨て新しいものを入れることで自身を変えることができる」「個人や国を意識するから差別や争いが起きる。みんな地球人の1人」も味わいのある言葉でした。遍路に行ったからこそ出会えた人ですね。
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