6月25日。
日曜日だと言うのに平日ばりに早起きをした鈴木。おかしい。
今日はそう、記念すべき第1回「映画検定試験」の受験日なのである!
あのキネマ旬報社が主催するってこともあり、映画好きな鈴木は
「映画好きの証をゲットできるチャンス!」
とばかりに案の定、とびついたのであります。
願書を取り寄せたのは確か先月頭。検定料の振込が明日に迫るギリギリの日のことだった。
そもそも映画検定の存在は、ばばんと目立つ告知や広告を見て知った訳じゃなかった。
渋谷の某書店の片隅にひっそり無音で(あたりまえ)パンフレットが置いてあったのをたまたま、ほんとにたまたま見つけたのである。
「どんだけひっそり置いてんだよ」
「こんなにひっそりじゃ、危うく気付かないで第1回逃すとこだったじゃん」
そう思った。
さて。
日々のあれこれで、結局あまり勉強することができず、「記念受験」を豪語しはじめた鈴木。まだ買いたてホヤホヤな趣のテキストと問題集をかばんに忍ばせ、会場である立正大学へ向かった。
地図はあるものの知らぬ土地。以前に書いたが鈴木は方向感覚がいいので今回も信じた方向に歩いていってみる。
するとどうでしょう。
道は正解だったようです。気づけば鈴木は、受験生の行列の中にいるではありませんか!
「…こんなに!!」
途中からは地図を見る必要がない程の人出である。なんかろくに勉強もせずにきちゃったお気楽鈴木、にわかに全身の毛穴がしまっていくのを感じた。
「ほ、本格的!!」
周りには、鈴木と同じテキストを見ながら歩く大学生風、マーカーとシートを片手に受験モードなビジュアル系、仲良く二人で来てるカップルからおじさん・OL風まで、受験者の種類は様々だ。
おおよそ6年ぶりのキャンパスで試験。新鮮だ。4階の443号室に入る。ちなみに1階から受験者の渦である。トイレは行列だ。マークシートにズレは許されない…と某CMの小雪風につぶやいてみた。
しかも最前列の席である。教室でははじっこのうしろが好きな鈴木は若干落ち着かず、仕方ないので問題集の未読ページを流し読みに入って時を待つ。
試験時間45分。ドラマ1本見て過ごすのとは訳が違う時間の経ちようであった。早い!
「5分前~」「終了~」
合図が済み、受験者たちはいそいそと教室からでてゆくが階段は混雑して牛歩状態だ。
そんな中さっそくマーカーだらけのテキストに目を通す者や連れと答え合わせをする夫婦風などさまざまな声に聞き耳しながら階段をくだった。
外へ出ると、目の前には携帯をこちらに向ける受験者たち。ハッ!…としたが、カメラは私を狙っていたんじゃなく、そこでロケをしていたフジテレビの女子アナを狙っていた。
試験後の受験者をつかまえてのインタビューだ。この受験者数といい、テレビ局といい、そこそこ話題性のある検定試験だったみたいだ。
本心を言うと、是非第1回検定で4級を奪取し、次は3級を…と考えていた。
今喫茶店でテキストや問題集をヒントに答え合わせをしてみたけど、こりゃ受かるかどうかわかりゃしない成績だ。
合否の発表は来月末!リュック・ベッソン問題で間違ったのが悔しいが、奇跡的に受かっていたらご報告しまする。
これから受ける方にヒントを出しますと、問題集を見ておけば4級は一発で奪取できるレベルです。是非映画好きなら受けてみてくださいな!
日曜日だと言うのに平日ばりに早起きをした鈴木。おかしい。
今日はそう、記念すべき第1回「映画検定試験」の受験日なのである!
あのキネマ旬報社が主催するってこともあり、映画好きな鈴木は
「映画好きの証をゲットできるチャンス!」
とばかりに案の定、とびついたのであります。
願書を取り寄せたのは確か先月頭。検定料の振込が明日に迫るギリギリの日のことだった。
そもそも映画検定の存在は、ばばんと目立つ告知や広告を見て知った訳じゃなかった。
渋谷の某書店の片隅にひっそり無音で(あたりまえ)パンフレットが置いてあったのをたまたま、ほんとにたまたま見つけたのである。
「どんだけひっそり置いてんだよ」
「こんなにひっそりじゃ、危うく気付かないで第1回逃すとこだったじゃん」
そう思った。
さて。
日々のあれこれで、結局あまり勉強することができず、「記念受験」を豪語しはじめた鈴木。まだ買いたてホヤホヤな趣のテキストと問題集をかばんに忍ばせ、会場である立正大学へ向かった。
地図はあるものの知らぬ土地。以前に書いたが鈴木は方向感覚がいいので今回も信じた方向に歩いていってみる。
するとどうでしょう。
道は正解だったようです。気づけば鈴木は、受験生の行列の中にいるではありませんか!
「…こんなに!!」
途中からは地図を見る必要がない程の人出である。なんかろくに勉強もせずにきちゃったお気楽鈴木、にわかに全身の毛穴がしまっていくのを感じた。
「ほ、本格的!!」
周りには、鈴木と同じテキストを見ながら歩く大学生風、マーカーとシートを片手に受験モードなビジュアル系、仲良く二人で来てるカップルからおじさん・OL風まで、受験者の種類は様々だ。
おおよそ6年ぶりのキャンパスで試験。新鮮だ。4階の443号室に入る。ちなみに1階から受験者の渦である。トイレは行列だ。マークシートにズレは許されない…と某CMの小雪風につぶやいてみた。
しかも最前列の席である。教室でははじっこのうしろが好きな鈴木は若干落ち着かず、仕方ないので問題集の未読ページを流し読みに入って時を待つ。
試験時間45分。ドラマ1本見て過ごすのとは訳が違う時間の経ちようであった。早い!
「5分前~」「終了~」
合図が済み、受験者たちはいそいそと教室からでてゆくが階段は混雑して牛歩状態だ。
そんな中さっそくマーカーだらけのテキストに目を通す者や連れと答え合わせをする夫婦風などさまざまな声に聞き耳しながら階段をくだった。
外へ出ると、目の前には携帯をこちらに向ける受験者たち。ハッ!…としたが、カメラは私を狙っていたんじゃなく、そこでロケをしていたフジテレビの女子アナを狙っていた。
試験後の受験者をつかまえてのインタビューだ。この受験者数といい、テレビ局といい、そこそこ話題性のある検定試験だったみたいだ。
本心を言うと、是非第1回検定で4級を奪取し、次は3級を…と考えていた。
今喫茶店でテキストや問題集をヒントに答え合わせをしてみたけど、こりゃ受かるかどうかわかりゃしない成績だ。
合否の発表は来月末!リュック・ベッソン問題で間違ったのが悔しいが、奇跡的に受かっていたらご報告しまする。
これから受ける方にヒントを出しますと、問題集を見ておけば4級は一発で奪取できるレベルです。是非映画好きなら受けてみてくださいな!