鈴木の「窓に西陽が激しく当たる部屋」melow

メジャーとマイナーの漂流者・鈴木。
常に両極を嗜好するわたくしの徒然ブロ&グー。

円山町のビッグパフェ

2007年12月31日 | 【鈴木の部屋】
でか!

こちらはパーティー仕様(団体客向け)のどでかパフェ!

仕事先の仕事納め忘年会のオーラスに登場した。

突き刺さっているロングプリッツは、ご当地土産サイズの約30センチメートル……でか!

結局クリームにプリッツにバナナを一個摘んだ時点でタイムオーバーになったが、これ完食する団体いたら見てみたい。

ちなみにお店は渋谷のホにゃらら街(敢えて隠語)、円山町にございますTOM BOYというオシャレカフェ。

個人的には延々ながれてる80年代洋楽ヒッツのPVが気に入ったよ~

でか!


秀逸!ものまね紅白歌合戦

2007年12月28日 | 【TV】
年末。
鈴木は毎年楽しみにしてやまない番組がある。

「笑っていいとも!年忘れ特大号」である。とりわけその大とりを飾るワンコーナーの、いいともレギュラーによる
「ものまね紅白歌合戦!」
が猛烈なまでに楽しみなのである。

みれなかったりした去年などは、その落胆ぶりはお財布落としたときにも追随するか?ってくらい…ショックでガーンで、あった。

とにもかくにも、いいともレギュラーの中で、間違いなく秀逸なステージを繰り広げてくれるのはこちらの面々だ。

爆笑問題
中居正広
香取慎吾
さまぁ~ず
ぐっさん
関根勤

現段階ですでに5回は録画したビデオを見ている。右から左へ再生しまくっている。
生放送OAも見ていたから…計6回は確認しては爆笑している。それってどんだけ~

ばかのひとつおぼえの典型的なパターンだが、まあそんなの関係ねぇ…

ああ~今年も終わるな~

じんわりとそんな心境にもなるこのコーナー。

鈴木ごのみの今年の秀逸作品だけかいとく。ビクトリー!
ああ…ついに今年もおわるんだね!


★タカ&トシ「おしりかじり虫と沢尻エリカ」
#べつに

★ほしのあき・勝俣州和・劇団ひとり
「小倉優子とアキバ系オタク」で桃色片想い
#オタ芸

★南野陽子「にしおかすみこ」
#ああーっ

★ガレッジセール川田「ギャル曽根」
#アイライン

★さまぁ~ず「小沢一郎と内館牧子」でアルプスの少女ハイジ
#そろそろ殿堂入りのメイク

★香取慎吾「IKKO」…本人登場
#とにかくかっこいい

★爆笑問題「秋川雅史と猫ひろし」で千の風になって
#動画参照

★中居正広「ムーディー勝山」剛とつるべを左へ受け流すの歌
#ある意味才能

★ぐっさん「ホタテのロックンロール」
★関根勤「輪島功一」で うさぎと亀(田)


…ラストの二組は殿堂入りとしても、ほしのあきのゆうこりん、オタ芸完璧の勝俣、爆笑田中の猫は似すぎてたし、太田も期待をうらぎらない…
中居くんなど「あなた歌手だよね?」ってくらい似すぎで脱帽~

いつかでてみたいといまだに妄想しまくる鈴木だが、こりゃ大変なことだ。

紅白にでるより大変かもしれません。冗談よ。


師走ライブ#1「アンジェラ・アキ」

2007年12月26日 | 【ミュージック】
濃すぎる観劇の次は、スタンダードなライブ。

「基本的によいもの」も鈴木は普通に好きなので、鳥肌実やロリータ男爵からの気持ちのシフトチェンジは不要です☆

さてさて…

仕事場のパソコンをシャットダウン中に送られてきたメッセに反応もしないまま(ひどい人)、ギリで到着した武道館は駅構内から人の波。

やっとたどり着いたらなんとアリーナ席でウキウキだ!

チケットを取ってくれたRさんありがとよ♪
「ファンクラブ更新」
してまでしてああた…今年をしめくくるグッジョブです。感謝

個人的にアンジェラさんはさわやかすぎる歌よりバラードのほうがグッとくる。
特にバラードの低い声かな。

なんかよくわかんないけど、とにかく歌う、とにかく歌い上げる、そのこと自体につき動かされる、それがバラードだ。←だれ?

ダンシングオールナイトとか、そしてめぐり逢いとか…
すきなんだよね←たいま脱線中


とにかくいいもの聴けたし、4人してかなり楽しかったし。
いいクリスマスだったよ☆

ちなみにアンジェラ・アキのアキは、名字らしい。
一緒に行った劇団仲間のHさんが教えてくれたよ。
あき竹城、みたいな感じかね。


話が変わりますが、
アンジェラさんを見ながら、先日うちに来ていた私の祖母の言葉を思い出しました。

「堀内孝雄、いいわよ。生で聞いたけど、いいわよ。」

祖母は江戸っ子88才。

話すたび、私と似てるポイントを発見して楽しい。

「年取ると年々起きる時間が早くなるって言うじゃない」

「でも違うわよ。私なんかやることなかったらいつまででも寝てられるんだから」

まるで私!

そんなことで、いつか堀内孝雄コンサートに行ってみたくなった。
おばあちゃん誘うかな。

寒いけどみなさんよい年末をお過ごしくだせい。

師走ディープ・#3

2007年12月25日 | 【アート・アート・アート】
【22日19:00】

鳥肌実
「全国時局講演会」於:九段会館


言っておくが、鳥肌さんはお笑いだ。
創価学会や左むきのかたがたにあれやこれや発言しては、国粋主義者としての確固たる意志を演説しまくる。

言っておくがこれは全てネタである。
ちなみに事務所名は「ことり事務所」である。


講演会のチラシに映る姿は
頭部がヒトラー
にしか見えず、スーツに記された数々の国粋メッセージを見るにつけ、身の安全さえも案じてしまう危うさを感じる鳥肌実。
鈴木もこの日初めて見るまで、その危うい面しか知らなかった。

ことり事務所には、やはりプチ抗議に訪れる方もいるらしいのだが、
スーツにこんな漢字をずらずら書いてて本気なわけがないでしょう
とのことだ。

凄く納得。そりゃそうだ。
彼は徹底的にぶれのない、完成されたお笑いだ。

グッズもなかなかに魅力的なラインナップだった。是非新作のワークシャツなど着て、街を闊歩したいものだ。
そんなことしたら注目のまと間違いなしだが、若干の険もはらんでおりヒヤヒヤするのも確か(笑)

写真は会場の九段会館入り口に物々しく停められている演説車。

※車体横にはばばんばばんと漢字入り乱れる言葉が印字されている!

一緒に行った劇団ともだちからKからの海外土産をぶらさげ、黒いコートでさわやかに笑ウ鈴木は、初めて見る鳥肌実の会場に入る前だが、すでに大興奮の状態であります。

わたしもジャージはミズノに決めようかな(国粋主義)とか思った。影響が早い。

講演会は講演だけじゃなく、あれこれ手法をこらしており、これが本気で面白い!
人に教えたくないくらいツボだったので…かかない!
濃い・かっこいい・危険・爆笑

の繰り返しだ。

ひとつ言えるのは、鳥肌実かっこいい!と胸揺さぶられた真実のみ…。

ロリータ男爵に鳥肌実。

揚げフォアグラのカレーグラタン(架空)
ばりに濃い1日が、笑いと興奮で終わった。

たのしかった!


師走ディープ・#2

2007年12月24日 | 【アート・アート・アート】
【22日14:00】

ロリータ男爵/「犬ストーン」
於・麻布die pratze
※写真はdie pratzeと東京タワー
麻布die pratzeは月末で劇場の営業を終了するのです。


ロリータ男爵さんの本公演を見るのはかろうじて二回目。

去年、大阪の演劇フェスに出演したのをきっかけに、公演の案内を頂くなどプチ交流させてもらっている。

はっきり言って万人受けする劇団ではない。が、そもそも万人受けすることを目指してないからそれでいいのだ。
しかも「コアなファン」が確実にいらっしゃったりするし、おのおのの方の活躍もめざましく、なんていうか…いい感じですよね。

やっぱり作品の完成度がいいし、役者さんやスタッフの方のモチベーションの高さが所以なんだろな。
おおっと月並みなコメント失礼しますね。

今回はロリータ男爵さんの初演演目「犬ストーン」の再々演。
演出に他劇団の方を迎えておりまして、はげしく破天荒な演出が繰り広げられ、私の年末は一気に炎上しました。

「激しい何かが必ずおこる」

とは分かっていたものの、予想を大いに上回るサプライズの数々に脳内もいろんな意味で炎上。

このアウトサイドぶりと、奇抜さにうけた衝撃記憶をさかのぼってみると…

映画「魔界転生」で、お城が真っ二つに割れるシーン以来かもしれない(推定)


とにかく、考えられる全ての「うわぁ~」対象を随所に配置した舞台でありました。

え~
まだ公演中だから詳しくは書きましぇんが、鈴木は寒くて着てたコートの随所に水分のシミができました。
寒いからって脱がなかった私の事故責任です。

上から降りかかってくるそういった水分などに、これから見に行かれる方は万全の体制で望むようにしましょうね。

個人的には前回の「放免エスケープ」の方が好みでしたが、今回グッときたのは大佐藤崇さん。
いっちゃってるオンステージがいまだに頭から離れません。

さて、昼まっからそんなディープ観劇しちゃった鈴木が向かうのは九段下の九段会館…

濃い1日の後半へ続く!



師走ディープ・#1

2007年12月23日 | 【アート・アート・アート】
舞台の公演が終わると、稽古にどっぷりだった云ヶ月分の娯楽を取りもどすべく体が動く。

タイミング的にクリスマスだから、え?パーティー?それとも鍋?もしかして年越しライブ?え、ハッスル?
…とツッコミ頂くかもしれないが違います。

今年の師走は凄く濃い予定が満載。

そして…
その皮切りは本日22日なのでありました!ぱんぱかぱーん♪

名前を知っている方ならば、
…なんでそれみにいくの?
…しかもどうやったらそれとそれ同じ日にみにいける?!
と驚愕の声もあがろう。
自分でも過去に前例がないスケジュールにびっくりだ。


◆本日のスケジュール

【昼】
ロリータ男爵
「犬ストーン」
於・麻布die pratze
【夜】
鳥肌実
「全国時局講演会」
於・九段会館


感想は別途アップ!
いま言えることは…
マイナーでアウトサイドでも、輝ける場はあるっ!てことだけだな。


続く

オスカル・マスカラ

2007年12月18日 | 【鈴木の部屋】
「ビューラーとマスカラやったほうがいいよのんぺは」

うちの姉に言われて以来、留意すれようになったこの二点…。

鈴木のまつげは下を向きがちな上、もともとアングラ路線の目力(ダーク)を案じた姉が、これじゃいいことあるわけないよと提案してきたのである。

だが生まれついてののめんどくさがり、プラス最近は多忙だったことで見事にかまけた。マスカラに注ぐ気力などあるわけなかったのだ。

そんな中…
もはやマスカラの存在すらも忘れていた鈴木の目の前に、突如として
「意味もなくグッ!とくる」マスカラが現れた。(写真)

ベルサイユのばら「オスカルマスカラ」
(1500円)である。

裏の説明をみるにつけ購買欲がベルバラに(べらぼうに)増してきた。
おお麗しのオスカルマスカラ…!

以下抜粋

【麗しのオスカルマスカラ・三つの秘密】

・限りなく長く
・果てしなく深く
・密かに薫るオスカルの香り

説明の言葉を借りて要約すると、
漆黒のオスカル・ブラックが神秘的な眼差しを作り、さわやかなクリスタルローズの香りでメイクしながらオスカル気分に

だそうだ。

長年(あんまし使わないから延々ある)つかっていたメイベリンを封印し、キャップを空けると確かに普段なじみのない香りがするオスカルマスカラを持ち歩いている。

ちなみに購入して3日、試しに自宅でオンしてみたきりまだ使っていないが、これはビューラーの調子が悪いからだ。

近日中、なんかよくわからないシーンにもかかわらず私が
流し目
とかしていたらその時は
「さては使ってるね?」
と、突っ込んできていただきたい。
間違いなく私はオスカルになっちゃってる(=いっちゃってる)ことでしょう。

アンドレ~!
カンドレ~!


老夫婦と猫の子供

2007年12月15日 | 【鈴木の部屋】
鈴木復活しました!

今週月曜日に舞台が終わった。

やっと周りに目が行き届くようになりましたら、非日常は鈴木の日常の中にふつうに存在しつづけてるようで、おかしな人に早速であってしまいました。

舞台の感想はまたにして、今日遭遇した不思議について、書いておきたいとおもう。

グー・ブロ復活。
テーマは「老夫婦と猫の子供」。


昼に入った渋谷のモスバーガー。

目の前には夫婦とみられる初老の男女が二人。

男性は黒の長めの革ジャンをはおり、白髪交じりで眼鏡をかけた一般的な風貌。
連れの女性はショートの金髪で体格がよい。アイシャドーは遠目にもそこだけ目立つエメラルドグリーン。
クリスマスを意識してか緑のタートルを着、懐かしの千鳥格子のジャケットを着ているがピンピンだ。
見た目明らかに異彩を放っているため、モスバーガー内ではかなり目立っていた。
トイレに立った際こちらに顔を向けて知ったのだが、外人とおもったその女性、前から見るとバリバリの日本人であった。
白髪を金に染め、なぜかメイクや服装が日本人の感覚ではなかったので間違えてしまった。

しかし気になるのはそんなささいなことではない。

私が気になっていたのは、その老夫婦が抱いている
「子供のようなもの」
であった。

店内にジャズが流れるほのぼのした午後のひととき…
老夫婦はそのぬいぐるみを大事そうにだっこし、あたかも生身の赤ちゃんを抱くかのようにあやしながら…モスを食べているのである。

頭にきものの端切れのような花柄のヘアバンドを巻いたそのぬいぐるみだが、よくよくみるとヘアバンドの上から耳が二つのぞいていた。

猫なのである。

だきかかえる担当を変える際、ついに人形の全貌が見えたが長~いひげが、からみついていた。

ひげがいやに長い。一本につき20センチはあるだろうか。
…のびたのだろうか?

花柄のヘアバンドを巻いた、黒い布にくるまれた猫のぬいぐるみ。

金ボタンが付いていたせいか、猫が学ラン(しかも長ラン)に着てる風にしか見えてならず、あたまの花柄バンドはヤンキーの頭にまく何かに見えてしまう。

まるでなめ猫。

運転免許証の「死ぬまで有効」の文字がオーバーラップし笑いそうになったのだが、不思議と他の客はその老夫婦と猫には目もくれない様子である。

寂しい。なぜ?
気になるのわたしだけじゃないよね?


もはや、老夫婦がまったく私の不審な視線に気がついてないためバッチ監視状態である。

一瞬離席していた妻は、ケーキを追加注文して帰ってきた。
そして旦那から大事そうになめ猫をだき返し、膝によしよしとばかりに顔を見ながら安置した。

左手で猫を抱きかかえ、右手でケーキを一口切って食べる風情の妻、
鈴木はその様子を観察する内、なにかがおきることを予感して

「まさか、まさかだよね…」

と独り言をつぶやいてしまった。

妻は…ケーキを猫の口にあてがったのだ。

「ひぃ~!」

旦那は真顔、目は優しく微笑んでおり、それが私の背中を余計にぞくっとさせた訳で…。

もう、なんかカオスである。

結局ケーキはすべて妻でありなめ猫の母である女性がいただいたのだが、一体あの老夫婦に過去、どんな悲しい出来事があったのか、猫の汚れ具合からしてそれが何十年め前のことだったんだろうかとか昼下がりの妄想は広がるばかりであった。

ちなみに今月頭、稽古場まで劇団仲間と自転車で走っていると、横断歩道の向かいにこれまたぬいぐるみを抱っこしたちょい悪の男性がいた。
ファッションイメージ「クロムハーツ」みたいな押尾学崩れみたいな男性だったが、革のブルゾンの中にまたまた猫とみられるぬいぐるみを仕込んでいた。
やや開けたジッパーから頭がのぞいていたが、鈴木が見るにつけまちがいなくあれは
にゃまげ
に違いなかったはずだ。

流行りじゃないはずだが、こう立て続けに見ると年末師走のせいにしたくなってくる。

寒いし寂しい風情もただよう季節ですが、気をしっかり持って年越ししよーね!
イェイイェイ!