鈴木の「窓に西陽が激しく当たる部屋」melow

メジャーとマイナーの漂流者・鈴木。
常に両極を嗜好するわたくしの徒然ブロ&グー。

かなしいかな

2007年07月30日 | 【ひげきだん ※劇団】
来週末に出演する大阪のイベント、「大阪ショートプレイフェスティバル」に向けて、鈴木の参加する劇団は稽古の真っ最中である。
昨日、今日は昼夜稽古。
今日は杉並の某稽古場だったのだが、先週の大阪遠征公演に参加していた2人がいわゆる「精算」をしに遊びにきていたため、一杯飲みに行こうという話がでた。
行きたいねぇ…
体力と電車さえあれば多少手持ちがなくてもフラフラ参加するタイプの鈴木。
しかし珍しく後ろ髪を引かれることもなく帰ることにした。
明日は仕事である。
最近、慢性疲労と慢性眠気がぬけやしない。はるか神奈川の郊外から都内に毎日出張している鈴木だが、いままで一瞬たりともキツイと感じたことがない「家の遠さ」を感じたのが、鈴木的にショックなことであった。
はああ…

さて、ため息は梅雨に流して忘れましょう
と岐路についた鈴木、私鉄を乗り継いでたどり着いた下北沢でがっくしした。
どうやら落雷の影響で、電車が30分間隔での運行になってるっつーではないきゃ(おかしくなってる)!
最低だよ…!
へたりそうな力の抜けポイント
腰と足首
をほかの正常な筋肉で支え、ホームの先頭でぐらぐらする鈴木。
よほど各停で帰ろうか迷ったが、さすがにそれは帰宅するまで何光年。急行に乗り込む。
時が止まったその断片を、路線図片手に確認していただこうか…。

下北沢にて乗車

経堂に停車

ドアに寄りかかり目を閉じる

目をあけると、まだ経堂だった

目を閉じる

目をあけると、やっぱり経堂だった

動き出し、なんとか地元に一番近い急行停車駅につく。
※写真がその様子

ホームには人の波。ま、こういった状況ではよく見る光景だがもうフラフラである。いまフラを踊らせたら一発で愛を誰かに届けられそうだ。

アナウンスも相当挙動不審ぎみで
「次の電車は話し合い中です」
やら
「電車の行き先が決まりましたらご連絡します」
など、ホームはどよどよとざわめきに包まれていた。

あ~座りたいっ

構内のコンビニはもう閉店してるし、歩いてた方がかなり疲れないからホームを徘徊し写真も撮ってみた。
ふとみれば仲間がいて、男性が撮っていたのは停車中車両(行き先未定)の横に出ている
「普段は有り得ない表示」
である。あそこはなんて言う名前なんだろ?とか考える。

ようやく各停がやってきて乗れたが、雷が落ちた駅というのは鈴木が使う地元駅であった。
さて、いまから自転車でぴゃーっと帰ってお風呂入って、速攻寝よう。

おそらく、両親は鈴木が寝ているか、半分寝ながら外出する姿しかみていなかろう。
自宅に住むものとしては、交流をあまりにしないのも気になってやまない点である。そんな今日この頃…
梅雨明け間近、無職も間近(苦)

チャオ!


ジュ・ゴン

2007年07月16日 | 【鈴木の部屋】
↑ジュゴンがいるよ

しかしまあ、台風の土砂災害が毎年のことながら凄い。
「かわいそう!」
と思ってしまうのは当たり前だが、自分も住んでいるコンクリートでカバーされた街の下も同じく流動的な地盤でできていて、いつ何があってもおかしくないんよね…と、毎年のことながら思ったりする。
はたまた昨晩のニュースでは、口論がきっかけで目を傘で刺され意識不明の19才の話題が報じられていた。
なんで目なんか刺すんだよ。しかも傘って…
被害者と加害者のどっちが悪いのかわかんないけど、持ってた傘を凶器に使った加害者(推定30才)は当たり前だが相当悪い。
早いとこ捕まってほしいね。

さて、溜め息ざんまいのニュースの連発に、思わずビアグラスの麦茶を一気のみした鈴木だが、一気に顔がほころぶニュースがはさみこんできた。
どうやら、どっかの海に現れたジュゴンの名前をWWFが募集しているらしい。
ジュゴン映像から入って
「ハッ!」
としてからニュースに集中したため重要なところを聞き逃したが…まあいい。
WWFのサイトに早速アクセスしようじゃないか!
ジュゴンは、かわいい。
なんつってもなごむ。
白イルカよりももったりと、ボ~ンと…している風情が個人的に好きだ。

鈴木は毛のないモルモット「スキニーギニアピッグ」にハマったことがあるのだが、ジュゴンもスキニー…とおなじようモフモフ系の口元をしていてニヤついてしまう。
得意な一句をよむならば

皮膚感グー
口元のひげの
まばらな動きよ

そんな感じだ。

さて名前、何がいいかな?

発見された海がどこかがわかれば
「文字り」
で攻められるのだが。聞き逃したため分からない。←調べる気はないらしい

ここは何にも踏まえず
「唐突」
路線で攻めるしかないのか?←暇なのかなこの人

鈴木は昔、プチハガキ職人だったため採用される自信があるのだ(何の役にもたちゃしない)

ということで、考えたジュゴンの名前を羅列してってみようと思う!
みなさんもお考え下さい

◆そのまんま系
島まゆみ
…浮かんだ姿が島みたい。繭みたいにもみえる。
J.G(ジェイジー)
…頭文字風
※ビヨンセの元彼ではありません
バルーン
…これも形から着想スパム
…にくにくしさから着想
発見されたのが沖縄だったら尚ナイス

◆擬人系
メタボ…形から着想
トクホ…形から着想

◆願い系
ミクシィ
…友達増えますように

ん~
パッと思いつくのはそんなもんだけだが、
メタボ
あたりシニカルだが今っぽいからダメ元で送ってみたい。

メタボちゃん
メタボくん

とか呼べば、愛称的には成立しやしないかな?
…しないか。

みなさんもかわいいジュ・ゴンの名前、応募してみてはいかがかな。



KISS×パンダ!

2007年07月13日 | 【衣裳部屋】
遊べる本屋・Village Vangurd。
鈴木が大好きな、本屋兼おもしろ雑貨屋である。

さて、久々に立ち寄った店頭で突如出会ってしまったこのコラボTシャツをごらんいただきたい!(写真)

世界的ロックバンド「KISS」と、これまた世界的に愛される動物「パンダ」の夢のコラボT!
しかも店頭のパンダコーナーの、文字通りトップを飾っているよ!
なにをそんなに興奮して…と、不思議顔の方のためにお伝えしておくと、鈴木はKISSもパンダも好きなのだ。
思わず
信じラーレナーイ!
っと内心叫び、揺れに揺れる鈴木の心、いかばかり?!
そんな感じである。
「ど…どーしよっかな!」

歩いたまま金縛りに遭ったかのように、足を小さく前後した状態で固まった鈴木。
ウェストを90度右にねじるようなポーズでしばし二種類のコラボTを切ない目で見上げていた。(この間に写真を撮っている)
葛藤である。

「白か黒か…それが問題だ」

ちなみに所持金を考えるに、買えたとしても一枚が限度。

ちなみに絵柄で言えば断然白だ。
なぜなら四匹(人?)のフルメンバーが揃っているし、それぞれの表情も絶妙に再現されている。
特にドラムのピーター(左)など、地味だが見逃せない!しかもパンダなのに!
しかも色合いが何と言ってもカラフル。
はっきり見えないかもだが、パンダの縁取りとロゴのグラデが虹色風なんです。
だがしかし、残念ながら素材はあまりよろしくない。白は霜降りにやや透けてしまうタイプ。
Tシャツは一枚で着る主義、略して

シャツイチ主義

の鈴木にとって、これは惜しいマイナスだった。

言っておくが黒い方の絵柄も全く悪くない。
私が大人買いできる大人だったなら両方購入しちゃってもいいぐらいに二種とも魅力的だ!
でも、鈴木は今、散財できる身分ではない。
思うのは
「買うべきか、買わざるべきか…それが問題だ」
に変わっていた。

とはいえヤッパリあきらめきれない鈴木は、買わないとしても「買うならどっちなのか」を決めにかかった。
パンダコーナーにとどまること約10分。結果的には
「四匹プリントタイプの黒があれば良かった」
ということで、はやる気持ちに強引に折り合いをつけ、危うく散財を避けることができた。
大人だな。

幸いにも、サイズが大きめしかなかったのもあり、即決モードから抜け出すことができたのだ。

もはや買わなきゃ二、三年は後悔しそうな雰囲気だが、今日のところは退散、退散!退散のイカ塩辛!←マイナー

でも近日、万が一、鈴木がこのコラボTを着ていたらそれがどちらの色にせよ
「満足した?」
と、声掛けてやってください。

ちなみにこのTシャツの気になるお値段は、鈴木の名誉のためかくしておくつもりです。
かしこ








再会…そして消えたあの人

2007年07月11日 | 【鈴木の部屋】

…びっくりした!!
以前、このブログの
「ミセス不健康に物申す!」
とかいうタイトル(さすがよく覚えてるな)で紹介した、まさにその主人公
ミセス不健康
に、いま、再会した。
ていうか今再会している。そこに座っているのだ。
場所は同じく浅草線の車内。鈴木は営業帰りである。乗った瞬間目の前に、いた。
あのときの衝撃的な風情に比べると、強烈プリンヘアも改善されていた。
が、ソバージュはソバージュのままで安心した。
服は、時代こそ感じさせるものの、モノトーンで統一。
白のアンサンブルシフォン(珍)に黒パンに黒スニーカー。シックだ。

しっかし、気になるあのかばん
大胆カットフルーツ柄バッグ
はグッとくることにご健在であった!
再会した甲斐があったってものだ。

さてさて、とはいえ相変わらず健康とは決して呼べないミセス不健康だが、前回同様鈴木と同じ新橋で下車。
日中働くものとしてくびになってもしかりだが、鈴木はどうしてもフルーツが大胆に配置されたバッグをこの携帯に納めたいと思い立ち、書きかけのこの記事を新規で保存…。
携帯カメラを起動し、追跡にかかった!
シャッター音は地下鉄の轟音でかき消されるし、自分見た目怪しくないし(多分)万が一見られて捕まっても撮影したのは単なるバッグ!
…大丈~夫!

さてさて。
それから5分がたった(今)。

痩せは早歩き…
という訳じゃないが、追跡はしたものの写真はゲットできずに終わった。
いま、ちょいと追跡疲れでベンチに座り休んでいる。

ホームからエスカレーター、改札を出てさらにエスカレーター、そこまで至近距離50センチで追跡したものの、左肩にかけたかばんをうまく回り込んで激写できなかった。
すっごい早いんだもの。
挙げ句の果てに、二つ目のエスカレーターを登りきった場所で立ち止まった不健康。
50センチ後ろの鈴木は不意をつかれて避け、歩き去るしかなかった。
公衆電話をかけていたミセスを、せめて遠目から激写しようと、一回りして現場に戻った鈴木だが…
残念なことに、ミセスは公衆電話ゾーンからはすでに消えていた。
目を話したその間、約20秒…
早い。早すぎだよミセス!

しかしよく歩いた。
そろそろ仕事に戻ろ。

初・セレブ歯科

2007年07月10日 | 【鈴木の部屋】

汐留。
カレッタビル内にある歯科に初めて入った。
職場の近くである。

いつもなら地元の歯医者で済ませている鈴木だが先週末、ごはんを食べている最中に右上の詰め物が
カコッ
っと取れてしまい、取れた金属も飲み込まないで持っていたからそこだけパパッと詰めてもらおうとおもったのだ。

汐留の某ビルにテナントを借りている歯科のこと、
それなりに値段はする
…と噂は聞いていたのだが、そこは早いとこ詰めなおしたい鈴木。

取れた金属は直径5ミリ程度。新しく埋め直したとしても、さほどかからないだろう…と軽く決意し乗り込んだ。

診断の結果、取れた部分は、奥歯の一本を十字にガッツリ埋めていた金属の氷山の一角であった。
金属は変形し、隙間ができていて
「換え時です」
と言う医師。
歯科助手のお姉さんに、医師がいない間を見計らって
「取れたとこだけ取りあえず埋めてくれればいいんですけど…」
と相談するも、やはり医師の弟子の歯科衛生士は医師の意志で動く(早口ではありません)
合致する意志の医師と助手に挟まれ
「今換えなきゃ嘘だね」
てな方向に話が流れたため、鈴木は倒されたイスに横たわりながらなんとなく話にのっかってしまい、うなずくしかなかった。
なんなら一等地のセレブ歯科の、お手並み拝見!といった気持ちである。

ちなみに院内は広くないものの、ヨーロピアン調一人掛けソファーが幾つか待合室に並び、受付は低いカウンター。もちソファー。
ネイルサロンみたいな雰囲気である。
行ったことないけど。
その奥に左右にいくつか並ぶ個室は全体的に白く、雰囲気白さ際立つ感じだ。
気のせいかもだけど。
遡るが待合室の雑誌に馴染みの顔はなく
分厚い車雑誌(表紙コート紙の平綴じ・高級車オンリー)や流行通信(これは読めた)をはじめとし、あとは普段本屋でも見ないエリアの雑誌が並ぶ。「自己を開発する」系の連載本も、おいてあった。
手にとって、開かず戻した。

個室では通常なら靴をぬぐべきフットレストにはカバーがされており
「靴のままどうぞ」
と言うお姉さん。
欧米だ。
それでも何となく、フットレストを避けた若干遠い距離から手すりを伝って座った日本人・鈴木を見た歯科助手は
「遠かったですね」
とコメント。
失笑していた。

その際チラリとみたが、無造作におかれたタオルには
セリーヌ
の刺繍。
やはりちょっと違うようだ。

ひとしきり診断してもらい、先生がくるまでの間は歯垢を取る時間に当てられた。
液晶画面に映し出された私のレントゲン写真。
横向きに生えた下の親知らず二本は、見る度に恐ろしい未来を想像させられてほんとにコワい。
ちょっと目をそらす。

話がそれたが、少しして治療の方針を決めセレブ歯科医が入ってきて座った。
鈴木が
さてさてお手並みはいけ…
とおもったときには、神業のようなはやさで麻酔でしめらせた綿をしこんでいたセレブ医師。
なんとも…早い!!
そんなことにハッとしているうちに、過去の麻酔経験と比べて相当な早さで麻酔が打たれる。
気が付けば綿にしこまれた微量の麻酔がすでにきいており、麻酔注射は…打たれていた(刺さってた)
…早い!

早いだけでは技量ははかれない。とばかりにお手並みチェックを続ける鈴木。
ちなみに注射の痛みはなく合格だ。
気になったのは、麻酔の量。
神経が生きていて、ガッツリ埋まった金属をバカッと外し治療するにはちょっと少ない気がしていた。
左手を右手の上に置き、痛いときには迷わず挙げられるよう準備する。
すでに麻酔でおかしくなりパカーと開いた口で、一度深呼吸をする。
怖くはないが、この待ち時間はやっぱりいやなものだ。

結局のところ、麻酔の量は過不足ない的確な量だった。
しかも麻酔がかかるエリアも、歯と歯茎がメインで口周辺は意外と軽めにとどまっていた。
麻酔の掛かりすぎで弛緩した口の端からうがいの水を幾筋も
ピューッ
っと噴水してしまった過去を持つ鈴木は、口をほどほどにコントロールできる麻酔の掛け方に職人の技を感じた。

不本意ながら大々的な治療になってしまったけれど、麻酔のかかり具合、完璧。
削る手際のよさ、これも無駄がなく、早い。

型を取る歯科衛生士の手際、気配り、匂い(いい香りがしたの←男ではありません)もなかなか~よかった~。

後は詰め物がうまく出来上がってくるかが最大のポイント!
かなりの高得点をはじき出すこと間違いなし!と予想している。
若干高いような気がしたけれど、技術がいいならまあ妥当な値段なんだろな。

出来上がりの来週火曜日がちょっと楽しみだ。