鈴木の「窓に西陽が激しく当たる部屋」melow

メジャーとマイナーの漂流者・鈴木。
常に両極を嗜好するわたくしの徒然ブロ&グー。

トニー・ジャーがすごい(今更)

2008年04月19日 | 【シアター&ホームシアター】
↑トゥクトゥクのカーチェイス
とにかく全編愉快


見たかったのに、何年も見てなかった映画「マッハ!」をレンタルした。

ちなみにこれ、タイ映画。

フリーランを超える町中のアクロバティックチェイスがすごい!
カーチェイス(この場合、タイの足・トゥクトゥクチェイス)が激しい!

更にはリングでの無差別級(エミネムみたいな暴れん坊がひどい)に、ムエタイ(トニーの臨戦コスチュームが素敵)もあり…

銃撃戦から足元炎上しながら戦うシーンなどなど…!

はっきり言って中盤で疲れてきた。けど面白いからノンストップで見切りましたよ!

僕たちのぜんぶ、盛り込んじゃったんで

と言わんばかりの豪華さです。


ストーリーなどわからなくてよし。ただ故郷の為に戦ってる主演のトニー・ジャーは、ほとんど二時間はしりっぱのたたかいっぱで、かっこいいことこのうえない。

個人的な趣味でジェット・リーを越えたね。

どうやらこの人、これまた何年かまえにやった「トム・ヤン・クン!」にも出てるらしいので、引き続き見てしまおうと思うよ。
同い年だし←調べすぎ

とにかく小奴、ジャッキーみたいに愉快でもなくジェットリーみたいにストイックじゃないんだが、タイの自然児的な純朴な風情に…

高嶋弟の結婚にダメージ受けたボロボロの鈴木にはかなりぐっときた次第です(爆)

見た後、無性に有酸素運動したくなる一本。

ぜひお試しあれ。

夜のお花見

2008年04月13日 | 【鈴木の部屋】
桜の終わり。
今年は6日だったかな。

お花見は、大学卒業した頃からいやに好きになった。

お花見は桜を見る以外の事が楽しかったり、思い出になったりするからかね。

お花見の思い出には、数はないけどこんなのがある。

もともと一介の社会人だった(アンチ社会人だったけど)鈴木にとって、初めて入った会社でのお花見だ。

入社直後に直属の上司がほとんど予告なしに2人辞め、いきなりトップに据えられちまったあわれで過酷な鈴木。←もはやいい思い出だが…

その後入社してきたナイスな面々には心底恵まれ、仕事が心からエンジョイできるようになったのである。

仕事してもよし、バカ騒ぎをするも相手に不足なし。

そんな個性派かつ頼もしい後輩陣のひとりに、Mちゃんという子がいたのだが、あくまでも
会社の花見
というスタンスの鈴木を
話あるんですよ
と代々木公園の歩道橋に連れて行き、柄にもなく(←注:わたしが)メンズにふられた話を始めたのだ。

はっきり言ってびびったが、嬉しかったものです。

職場はかなり自由で、鈴木も圧底に金髪、さらには気晴らしにフロアでバレーボールはやるし移動はスキップだし…と、何の拘束なくやったりしてたのだが…

チームは皆仕事に対しては真剣で、
どげんかせんといかん!
精神で結束していた感じだった。

だから朝から夜までふざけちゃいるけど余計なふざけはナッシングー、帰りも遅いもんだから飲みに行くことも殆どなかったのだ。

んなもんで、ここまで心開かれてたのが嬉しかったのだよ。

ライトアップされた桜を見ながらなんて答えたのかまでは覚えて無いけどね。



その後入った会社も自由だった。
マイナーが好きな鈴木にはマイナーの看板的なそこではやりがいもあったし、なんつってもメンバーに恵まれた。

いまだに繋がっている友人が多いが、お花見の記憶は

靖国神社の場所取り

である。

年下だが、鈴木の1ヶ月後に入ったOは心の支えでありまじまぶだち(古)だ。

そんな二人して
「リーマンぽく昼休み、場所取りとかしてみちゃう?!」

…と、あくまでも斜め45度みたいなきっかけで、やる気まんまんで靖国に向かったのだ。

が…

そんな我らの計算は甘く、もはや地面の殆どがブルーシートに占拠完了されていたのだ!

ふと地面が見えたエリアに

あそこだーっ!

っと走り込みセーフ。
ブルーシートひいて、わりばしの杭を打ち込みなんとか場所確保できたと思ったら…

強面のヤンキー兄ちゃんに

そこあだめだ!予約はいってんだから!オラオラ!
オラオラ!

と撤退を余儀なくされ、昼休みをかるーくオーバーしたにもかかわらず、現場靖国をトボトボと背にしたのだ。
(とは言え情けなくて笑いが止まりやしない)

桜のまばらなお堀エリアにシートをおき、無難に開催したのであるが。

失笑である。


そんな鈴木は今年、
桜の下で誰かとホルモン
というささやかな企画を実行するまでもなく…

歩きながらの桜鑑賞しかできなかったから残念だ。

そんなもんで散りゆく桜にはいままさに敏感!

写真はモモだけど、いつまでもガンガン咲いててくれて嬉しい。

深夜帰宅する家路にて、なんとなく撮ってみました。
変出者に注意しながらカシャー!


もはや次の楽しみは夏のバーベキューだ。
仲間今から募集中ですよ!

本を買った

2008年04月11日 | 【鈴木の部屋】
ちょっいと話題の本を買った。

買わなくてもいいのに…

無償に手にいれたくて気がつけば買ってた。
それはこの本
「自分も知らないB型の正体」。

なんだかはやってる数あるB型本のなかから、装丁があっさりしてるこれをチョイス。色的には

ウェッジウッド

みたいで素敵(実はそんなに好きじゃない)

いま、まだ第二章までしか読めてないんだけど、さっそく嬉しい報告がある。

…多分嬉しいのは私だけかもだが。

冒頭の「B型濃度チェック」30項目にチェック入れてったところ、ナント27項目に当てはまり、結果
「濃い~いBタイプ」
とのことである。

イェイイェイ~


引用すれば、
B型にうまれるべくして生まれてきたB型の申し子
だそうだよ!

イェイイェイ~


そもそもAとOしかいなかった中に、ロシア中央部で突如Bが誕生。
遊牧民になったらしいです。
あ、かなりはしょってるけど
Bは先祖が遊牧民→固定、定住の概念がない
外敵にいつでくわすかわからない→自分の判断基準があることが必要


とかなんとか…

同じ著者が書いたA型の本もあるみたいなんでエーの人は是非☆どうぞ。

いや、私みたいにB型かつBが大好きな人間にとっちゃ、すっごい楽しくてニヤニヤ笑っちゃう末に

バイブル

にまで登りつめそうな一冊ですよ。

Bに生まれてよかったな。なんでかな。ダメな自分は残念だけど、そんな自分が好きなんだなあ。

只今B型ネットワーク(親族内)にて回覧中

予約、承ります!

稽古と鮨アメ

2008年04月08日 | 【ひげきだん ※劇団】
今月頭から次回6月公演の稽古が始まった。

ふと手帳をかえりみれば、つい先月まで
「手帳なくていいんじゃ」
みたいな純白のスケジュールから一変!

はい!
稽古→機械体操→稽古→機械体操→稽古→稽古→稽古→機械体操とまあ、
いきなり!ごむたいな!

みたいな始まりっぷりでございます。

いやーがんばりますけどね。

しっかしこの身体…稽古翌日朝から身体が痛い痛い。

「この3ヶ月、あんたなにやってたのさ!」
と言われんばかりの筋肉痛に陥り顔すら洗えない始末。


…だがしかし!

さすがにわたくし回復は早いようでして、週末などは友人の産まれたばかりの赤ちゃんを
やさしくハグ
するニュアンスさえ忘れるほどに体力が復活いたしました。

そう…

残された鈴木の課題は目下
減量(3ヶ月前にもどる)
の二文字に絞り込まれてきてます。

いや、他にもいろいろ努力しなきゃいかんことはあるんだけど。

昨日、ついノリで参加した仕事先のダイエット企画がある。
ちょうどいいタイミングで誘われた話に珍しく便乗した鈴木。

参加者は誘ってきた隣の席の上司と、ほかの部署の男性がふたりの計4人である。

今朝は、よろしくの挨拶も兼ね、参加メンバーが各々持っているブログにリンクを張る作業からスタートした(仕事しなよ)

企画としては完璧個人行動なんだが、それが鈴木にはぴったりだ。

☆ブログでダイエット記録をアップしお互いに監視

☆目標達成者には不達成者からご褒美を進呈

☆期限は目安月末~GWまで

自由だ。

ぶっちゃけこの3ヶ月で増えた体重を戻すには至難のわざのため
「増加体重マイナス一キロ」を、目標に掲げてみたがどうだろか。

達成するかしないかはまたいつか報告致しましょう。

てか達成したら報告いたします。


そんなんで、写真は本日の稽古場
フューチャリング「寿司飴」。

おーいお茶とスシ飴(光り物ゲット)を肴に…
本日の稽古も無事終了~

外、さむい…

かなりニアーな芸術鑑賞

2008年04月04日 | 【鈴木の部屋】
大学時代の友人に誘われ、上野にある東京芸術大学に行ってきた。

友人曰く
「芸の肥やしになるんじゃない?」
ということで誘ってくれたらしいのだが、有名な舞踏家・田中泯さん(63)の何とも難解かつ前衛的なダンスは確かに一見の価値があった。

個人的には小難しい意味付けがされてるアートよりも、考えずに人の感覚にガツンと訴えるものや、テーマがあるなら一言に集約できる潔い作品が好みだ。

友人曰く、田中泯のダンスが何を表現したものかわからん
とのことだったが、私も同じ。
ただし面白かったのは、取り巻きのように見ている観客がその難解なパフォーマンスを延々最後まで見届けていたこと。
私的には「意味付けは個々に」ジャンルのアートだったんだと解釈。
舞ってる本人にテーマはあれど、舞う行為に字幕がない以上、受け手に委ねてるに相違ないだろうね。

プラス、舞ってる肉体の存在は単純に凄い。

着物脱いでずばりふんどしいっちょで大の字に寝そべる姿を、股方向から鑑賞してしまった我々には一瞬
ロマン・ポルシェ
が脳裏をよぎったものの…

決して63歳には見えない張りのある筋肉は、動く度に一筋一筋が細かに稼働しているのが見えて驚いた。

珍し~く小難しいことをツラツラツラツラ書いてますが…
単純に完成された芸術を見させて貰いました!
友人よ、サンキュー

さて~


芸大ってものの構内に潜入できたのがかなり嬉しかった鈴木ですが、そんな訳で雨ちらつくにも関わらず(←雨ぎらい)相当テンション上がってた訳です。

芸大行きたい
絶対楽しいし、合うね

と、勝手に思ってた割に受験にデッサン必要とかノー知識で普通の大学に入り現在(ヘタウマ芸術家・テクニカルなし)にたどり着いております。

大学構内では講演会が開かれ、そのひとつに参加。
話もさることながら、個人的に開催されたアトリエ風ホールに胸躍りました。

組まれているステージを囲むように、巨大な石膏像が
ダーン
ダーン
段田弾(つくづく古い)
と置かれ、高い天井からは日の光(暗いけど)。

そこに人がいなく、手元にクロッキー帳とパステルがあったならデッサンに入ってたね。

そしてなんか惹かれる手作りソファーが1つだけ絢爛な色使いで異彩を放ち、置かれていた。(写真)
なんか気になってチラチラみてたが、またしても友人がさらりと

そのイス、ちょっとテイスト似てんじゃない?

と、単純な鈴木に嬉しいことを言ってくれました。

ますますテンション上がる鈴木!

作れるか作れないかは別として(そこが大事なんだけど棚上げ)、漠然と憧れてた芸大なるものの中に、自分でもなんか共通点を感じる作品があったことが嬉しくて思わず写真を撮ってしまいました~

なんとなく立体ものをこころゆくまま作りたい…

帰りに上野公園で花見に興じる人を眺めながら、
「あーあたしって、いい時間すごしたなー」
と思っちゃいました。

先日辞めた会社の同僚がカラオケで
「おはようスパンク」
歌ってたけど、まさに
「心のお洗濯」
ができた訳ですな。

スパンクって、顔四角いけどかわいいよな。