鈴木の「窓に西陽が激しく当たる部屋」melow

メジャーとマイナーの漂流者・鈴木。
常に両極を嗜好するわたくしの徒然ブロ&グー。

本田美奈子で20年を振り返る時

2006年07月17日 | 【鈴木の部屋】
「お父さま、そしてお母さま。時の経つのは早いもので、あれから20年の月日が経ってしまいました…」
語りかける鈴木子に母が答えました。
「おまえ、20年前のアレってなんだい?」
「ごめん、かあさんは知らないことだったわ。思わず問いかけてしまったの、父さんと母さんに…。
ああ!あの曲のヒットから20年!!ありえない歳月の経過にすっかり気が動転してしまったわ!
…こんな年まで養ってくれてありがとうパパンママン…私、ついに三十路!!」
…序章が長すぎたな(笑)
今から20年前と言えば1986年。
1986年と言えば何を思い出しますか!
そうです、本田美奈子のアイドル時代のヒット曲
「1986年のマリリン」
これっきゃないですよねー(疑問は捨てて下さい)!!

ある日の午後、鈴木は友人達とご飯をたべつつ、何故だか本田美奈子の話をしていた。七歳も年下の友人に
「しらないか」
「しるわけないよねぇ」
などと問いかけていた。よくある風景である。
当たり前の流れで本田美奈子の「あの曲」を思い出したポップス育ち鈴木は
「199…何年のマリリンだっけ?」
と別の友人に問いかけたのだが、速攻
「199…って!!90じゃないよ!90年代のやつは
♪ナインティナインティスリ~恋をした~Oh~君に夢中♪
…だよ!本田美奈子は、1986年のマリリンだよぉぉ」
っと、年表式にいい放たれた。
一気に言い放った本人と鈴木、申し合わせたような一瞬の間を置き視線もキョドキョドと挙動不審に陥る。
「え、…何年前?」
「…ひぇ!ぴったし20年前じゃん!!」
っと!まあ驚いたの何の。
苦し紛れに
「ナンノこれしきッ」
と、またまた80年代ギャグが口を突いて出てしまう程に急激なタイムスリップである。

鈴木が初めて「かっちょいい!」と思った洋楽のアルバムは、ボン・ジョビの「ニュージャージー」だ。中3くらいだった。
それ以前の洋楽の記憶と言えば、焼酎「樹氷」のCMに何故か出ていて気になった、金髪ロン毛双子のユニット・ネルソンの「アフターザレイン」が入ったアルバム。
それと、姉に借りて寝ながら聴いて、気がついたら朝になってて歌詞カードがよだれ(疑惑)でヨレヨレになり怒られた、ジョン・レノンの「イマジン」。
この辺りをきっかけに、鈴木は洋楽ロックなどを気にして聴くようになった。それまで気になってはいた洋楽が誰の曲なのか、ジャンルは何なのか…などレンタルして掘り起こしていくようになったのだ。
話がそれたが、それまで鈴木は「ザ・ベストテン」「夜のヒットスタジオ」「夕焼けニャンニャン←コレ重要」にどっぷり浸かっていた為、コテコテの邦楽で育って来た人間である。
だから当然のように「1986年のマリリン」も、伴奏と歌を若干の真似も交えて再現することができる。
…なのに!!
ここに来て「~マリリン」の年代を間違えるたあ…年はグングンと経っているようである。
同世代とする懐メロの話題では、必ず話題にのぼり、その度に1986と言えていたはずなのに。
ああ~。
80年代、テレビに釘付けだったあの時代が、ほとほと遠い昔なんだなァ~と、実感させられた出来事でありました。
さらに、思いを巡らすと。
正しくマリリンが1986年だと言えていたのは、90年代までだったんじゃないか?と思う。
とすると、今回より前に「マリリン話」をしたのは、かれこれ6・7年以上前ってことか。だから何なんだ?
ともあれあれから20年!っといった思い出ソングに他に何があるか、レンタル屋さんに行って86年CDコンピでも、借りてみたくなったよ。
予想だと、安全地帯の「恋の予感」、みぽりんの「50/50」、柴田恭兵の「ラニングショット」あたりかと思うがどうだろうか?
ま、何はともあれすっごくびっくりしたのだ。
そんだけの話なんだけど、長かったな。
言うなれば♪ジレた~あなたのそのハート、釘付け~に出来なかった(笑)!
そんなところか。

飲みの統計学

2006年07月05日 | 【鈴木の部屋】
食べずに飲むのはいただけない鈴木。
しっかりとした箸運びをキープしながら飲まないと、確実に落ちるタイプだ。
そう、分かっちゃいるのにこの一週間でで二度ほど落ちさせていただいた。
こうもいろんな種類の飲みに連続して参加すると、あたかも利き酒のように自分の酔い方を振り返ることができる。いつも忘れた頃にまた堕ちて後悔するため、これは書き留めておきたい。
先週からの飲み席を、バリエーション豊かに振り返ってみよう!

☆6/27火曜日
仕事の関係で上司と外出。
ろくに話したこともないダンディな上司とディナーに行き、ワインボトルのオーダーをきっかけにノリノリに。
カラオケに流れ食べずに飲み続け終電コース。
上司と別れた瞬間までの記憶はあるが、その後は断片的な記憶しかない。(以下は記憶である)
●乗換駅のホームで体育座りしていた
●家へのタクシーで、上体が横に90度曲がった状態で座っていた
…最低だが楽しかった。
堕落指数85。
飲んだのはビール1瓶、ワイン約1/3ボトル、ジントニック3杯。
食べ物はクレープ3/4。

☆6/28水曜日
会社の局長会の余興に、手伝いで都内のバーへ。バーだけに飲み放題だがここは身分をわきまえ水割り一杯に留める。二日酔いは辛うじて午後さめたが本調子ではない。
引き続き私が関わっている某団体のミーティングに参加。飲みに流れそうになるが喫茶店で解散。
よって飲んだのはウイスキー水割り1杯のみ。煽り酒回避だ。ちなみにノーフード。
最近頻繁に腕を上げて眠る鈴木。腕を上に投げ出して寝る人は肝臓が弱っていると聞く。歩く標本だ。いや、寝る標本だ。

☆6/30金曜日
元職場の友達たちとメキシコ料理屋で飲む。
鈴木はテンション高いか落ち着いてるか、どっちかの友達しかいないのだが、ここはぶっちぎりに高めなコミュニティである。
メキシコだけに、橋幸夫の「メキシカンロック」を思い出させるメキシカン帽を代わる代わる被り、メキシコだけに延々流れるあの曲
「ア~!ウッ!」
をバックにテキーラを一気、一気。
とんねるずである。
飲んだものは、テキーラサンライズ、テキーラトニック、ショットテキーラ×2.5杯。
メキシカンタコス1人前、チキン1個、ブリトー1個を食べた。
陽気にハイテンで飲んだから酒に飲まれなかったのか?
いえいえ。
飲むと同時にそれと同じ勢いで食べていたからピンピンで帰宅することができたのです。飲む量たるや火曜日に匹敵するはずだが?
とは言えかなりの酔い具合。車中では、見た目に「そう」と分かるような花金帰りの人と化し、やりすぎな爆睡。うなだれすぎなんである。
とんねるず後、プリクラを大量に撮ったのだが、我ながらすごく楽しそうで羨ましい。

☆7/3月曜日
元の会社の、今度は現役で働く同僚たちと会う。
ビール好きがいるので迷わず居酒屋(ここは安く天狗)をチョイス。
お互いに話したいことがあいまみえ、月曜にも関わらずお飲みになる鈴木達。
食べてはいたものの、序盤ではつまみをツンツクつまんでいただけだった。
よって案の定、帰りの車中で記憶を失い、帰宅した頃には「全身胃の人」みたいにムカムカしていた。明日も(もちろん)仕事なのに、気持ち悪い。
後悔はしていないが、お風呂に入る気力を高めるまでに40分強かかったろう。
始終自分のみぞおちが見える姿勢で入浴していた。
飲んだのは生中2杯、梅酒ロック2杯だけ。
食べたのは天狗メニュー(少:)のいくつか。
序盤でビールをががっ!と飲んでしまったための敗北であろう。

♪振り返れば~遙か遠く~ふる~さとが見える~
そんな一週間。
記憶はフラッシュバックした時が怖いけど、やっぱし気持ち悪くだけはなりたくない。
こんだけの教訓を得た鈴木は明日、立ち飲み屋にデビューする予定。
そろそろ考えたほうがいいよ
そんな自分の声が聞こえる…