鈴木の「窓に西陽が激しく当たる部屋」melow

メジャーとマイナーの漂流者・鈴木。
常に両極を嗜好するわたくしの徒然ブロ&グー。

ベルギービール/オリラジ風味

2006年11月29日 | 【鈴木の部屋】
先日、銀座FAVORIというベルギービールパブへ行ってきた。
黒ビールの泡の上に、四つ葉のクローバーを描いて欲しい!という友人たっての希望であった。なんともかわいいじゃないの。
たいてい中間管理職的な居酒屋で飲んでいる鈴木。黒ビールを「おいしい」と思ったことがないにも関わらず、花金ってこともあり浮き足だち、総勢2人だというのに
「黒ビールをのむ会にいくんです」
と、職場の上司にその企画ぶりをアピール。食事に誘われてるのを断ってまで主張することではない。黒ビール、のむだけなのにね。
と、いうわけでさっさと仕事を終わらせ、カッカッと歩いて銀座に向かった。
地図読みと方向感覚のよさに定評がある鈴木だが、基本的に好きな街のそれしか頭に入らない体質なため銀座は大の不得手。銀座にいるときはいつでも、自分を中心にして銀座が回転しまくっている状態で、かろうじてプランタン銀座までは行けるくらいである。そんな鈴木は、やはり友人の携帯誘導にて、どうにか落ち合うことができた。
恥をあえてさらしてみるが、待ち合わせた場所は「松屋の裏」である。
銀座和光、三越に続いてかなり有名であろう。しかも友人の配慮でプランタンにいた私から、一番分かりやすい場所を指定してくれたようなのだが、実際それでも若干迷った。
しかし友人には告げていない。
さて、たどりついた店の外観はなかなかいい感じである。ダークな木製の壁面には飾り窓があり、デザイン的にもいけてるすすけたボトルたちが並べられている。酒樽には手書きのメニューボードが立てかけられ、入り口のドアには鉄格子付きののぞき窓。オレンジ色のぼんやりした光がうっすら見える。
勉強したこともないくせに、鈴木は店舗の内装やレイアウトをデザインさせたら結構才能がある自信が(無根拠に)あるため評価をさせていただく。
…すごくナイスである。

さて重ーいドアを開けて入った店内は、同じく全体的にダークで照明も暗め。落ち着く感じだ。フローリングも、靴音がまるく響くような「使い古された感」がでていてなかなか趣がある。
縦長のフロアの横には中2階があったり、カウンターを見下ろせるまた若干高い階があったりと起伏のあるフロア造り。やはり黒ビールには、それを飲むにふさわしい雰囲気も大事。キャッシュオンデリバリーということでカウンターにいる店員さんにオーダーに行く形だ。
友人と鈴木はビールのソムリエ(なんていうの?)みたいなカウンターの店員さんに、いちいち質問しながら結局違う種類の黒を3杯ほど飲んだ。ギネスのスタンダードタイプが一番のみやすく、「黒もまんざらじゃないな~」と思えた。
ちなみにカウンターのお兄さんは必ずオーダーされるポジションにいて、何を聞いても
「そこのボトルはこうこうこうで…」
「このおつまみは黒に合いますよ」
云々、まったく押し付けがましくなく、いいアドバイスをしてくれてナイスだった。一見、オリラジのメガネの方(意識してそう)に似ているので、なんかインチキくさ~と思っていたが、ただ似てただけ。あらぬ罪をかぶせるとこだったわ(笑)
やっぱりビールは普通のがいいし、私には淡麗グリーンラベルの発泡酒が一番あっている!って想いは変わらなかったけど、いい雰囲気でオリラジも他の店員さんも人当たりが良くって、この手のパブかなり好きになりました。
アイリッシュパブって、スタンディングで外人だらけなイメージあったけど、コテコテ日本向きのお笑いオリラジ似がいたことにより、完全に垣根がなくなった花金であったよ。
…オリラジオリラジって、だから似てるだけだってねぇ。
まあ、オリラジ好きな人は行ってみな!是非!



シリーズ「砂風呂」~スパルタなあなた編

2006年11月22日 | 【鈴木の部屋】
さて、更衣室からシャワールームを抜けアルミ製の軽いドアを開けると現場が現れた。
まずは八畳ほどのござエリア。男子更衣室からもこのござエリアに通じるているようで、言うなればエントランスだ。
ここをL字形に囲むように砂が敷き詰められているのだが、すでに埋められている人たちの頭が点在している一方、大きなブルーシートで見た目め構わず表面を覆い加熱している部分もあったりして、
「もくもくと仕事をする職人におしゃれなどいらぬわ」
…そんなイメージである。
さて!
我々がござエリアに足を踏み入れるやいなや、砂の上を徘徊していた数人のおじさん達がわらわらと目の前に集まってきた。
「三人ね…」
と、おじさんの中の一人が言うと、先にたどり着いた二、三人のおじさんが何とも手際良く「五掘り」くらいで三人分の砂起こしを完了させていた。
早い!

おじさんと砂:「ザッザッ…ザッザッザッ」
我々:「ん?…んッ!お~!」

まあ、上記を同時に読んで頂くと、砂起こしがどんだけ早かったかがわかるかと思う。
そこで、いやに丈の短い水色のタンクトップを汗に濡らしたおじさんが、スコップを砂に突き刺しこう言った。
「ホラ、寝て」
なんともぶっきらぼうだが、愛着はもてそうな雰囲気である。我々は
「ハ、ハイ~」と、浴衣をおさえつつ個々に座りはじめた。
寝そべったその瞬間から砂をかけたそうな砂かけおじさん達は、川の字に並んで寝ようとしている我々を囲むように、スコップを遊ばせながらこちらの動向をずっと伺い続けている。
至近距離のため、お手洗い時とおなじく「きっちりおさえなきゃ!」と思い、浴衣をぐ!と両手で押さえながら座りに入った。
しかし鈴木、只今膝を痛めてるため、ひざの使い方をどっかで間違え
「ドン!」
と横にしりもちをついてしまった。
その姿勢たるやまるで「勘吉お宮」の「お宮」である。
ポロリチラリは無いものの、ギリギリのセーフ!
ホッ…と溜め息をもらし、しきり直して体勢をまっすぐに変えようと、今度は「ヨッ」と腰ジャンプをした鈴木だったが今度こそ…不覚。
着地した瞬間、浴衣のすそがナント脚の付け根の直前までのれんのように
「やってる?」
と開き、こともあろうに内股エリアが逆V字に丸見えになってしまったのだ。
「(アッヒャ!!!)」←声はでていない
慌ててバサッと裾を戻したものの、砂かけおじさんたちはきっと見ただろう。なにを?…わたしのももヲ!
知ってか知らずか良くあることなのか、はたまた全く興味がないのか枯れたのか(失礼)知らないが…一様に無言であったおじさん方。
おじさん相手とは言え、何も反応されないのも「ドッキリし損」で寂しいものである。


三人は、砂・七かけくらいできれいに埋められ、約25分ほど砂風呂でジワジワした。

熱が身体に染み入ってきて、ホットな繭になったかのような感覚に陥る。

きもちいい。
ほんとにきもちがいい。
個人的には岩盤浴の20倍!ゲルマニウム温浴の75倍は好きである。
砂風呂はわたしのなかで断然勝利をおさめた!

が、そこにあるのはやはり熱い砂。熱くてガマンできない箇所はでてくるもので~。
「熱くなった時はおじさんに訴えて下さい」と受付で言われていたのを思い出した我々は、
「ここが熱い」
「わたしはここが」
と次々に訴え始めた。
せつない話だが、これを境に我々は砂風呂で出会うはずもない「スパルタな仕打ち」を受けることになってしまった。
以下その詳細。

寸足らずタンクのおじさんからは
「手ぇだせつったんだ!腕だせとはいってねぇ」
「砂、かき出し過ぎだろ~」
と言われ、色白で恰幅のいいおじさんには通りすがりに
「手、でてんぞ…。勝手に動いたんか?!」
と過剰反応され驚いたものだ。どう聞いても叱咤である。
中でも尻や足先が熱い熱いと小刻みに訴えていた友人Uは、寸足らずのおじさんに目を付けられ、バトルを繰り広げていた
「熱いんですけど」
「知らん」
「ガマンできないんですけど」
「足、だせ」
(がばっ)
「…出しすぎだおめぇ!」

まあそんなバトルだった…悪いが笑えた。
おっさん達はきっとガマンが足りない若者達(実はみんな30歳)に、プチ業を煮やしたのだろう。
とはいえ、砂風呂でこげなきついスパルタ教育に遭うとはまったくもって不測の事態であったよ。

また今度、どこか他の砂風呂に入ることがあっても、何も恐いものはない。
おじさん達の厳しくも熱い「砂風呂危険回避方法」は、完璧に私たちの身によく付いた!
我々は勿論のこと、おっさん達もこのバトルを繰り広げながら、実は結構楽しんでいたと見ている。目は時々笑っていたからな。

25分が経ち、上半身を起こして「フゥ~」だの「んあ~」だの言っている私達に向かって
「しばらくそのまましていなさい」
と、それまで以外と無言だったおじさんが優しい言葉をかけてきた。
「身体を右に倒しながら起きな、浴衣めくれないように」
なんとこれは寸足らずおじさんの言葉どある。いきなりジェントルだ。
例のござエリアで砂をほうきで払ってもらう段になり、からだは毒素がぬけたように「ストン」として心地がよい。
「砂かけおじさんありがとう!!!」
と、この場を借りてお伝えしたい!(直接言いましたが)

しかし、このおじさん達、この仕事が生業なのかバイトなのか、はたまたリタイア組なのか…そこが目下気になるとこである。
それにしても、おじさんたちはみな一様にいい筋肉をお持ちだった。
寸足らずのでかタンクは、もしかしたらそんな自慢の肉体を披露したいおじさんの、言うなれば~晴れ着~だったのかもしれない。(単に熱いだけか?)
汗だくになりながら力使ってでかる接客業…
ある意味、リタイアしてもいい身体を保持したい体育会系の方にはコレ、なかなかにお勧めの仕事なのかもしれない!
そうおもったよ。
時給、低いかもだけど(笑)

シリーズ「砂風呂」~私はピエロ編

2006年11月21日 | 【鈴木の部屋】
イン・千葉…。

ワインが暴発し、部屋を赤く染めたその翌日(前記事参照)のこと。場所は白子の某健康センターへ、砂風呂に入りに行った。
温泉・砂風呂・サウナ・プールがドッキングした全く気負いのない施設であり、しなびた感がやや出始めてるところが、土地柄も含めてある意味好み。プールがきれいなところを見ると増築か改装であろうか。
さて朝に友人Uが合流したため計三人。まずは美味しい海鮮を…と、千葉県民Tが絶賛する回転寿司「浜っ子」でお昼をいただく。
回転寿司のイメージを払拭するほどの美味しさでたらふく食べたのち、その足で砂風呂へ向かった。
腹ごなしも何もなくちょっとヘビーである。

さて砂風呂。

相当な昔からその存在を知っていながら鈴木は砂風呂未経験。
友人TとUは幸い経験者だったので、「何かあっても二人に聞けば大丈夫!」と余裕を見せる鈴木。「二回目だから余裕」というスタンスの二人とあいまって、窓口の男性の親切丁寧な説明にいちいち「かぶる」速さで返事をしてゆく。
ロッカーキーをもらい、丁寧に館内の説明をしてくれるおばあちゃんにも「軽く」かぶる返事で返す。
お年寄りへの返事はマイルドにせねば、という常識は持ち合わせている我々の「最低限のかぶり」である。
話がそれてしまったが、館内セットをおばあちゃんに頂きようやくロッカールームに入った。
ご存知かと思うが砂風呂に下着はナシである。上も下もだ。
ここの浴衣は基本的な浴衣柄の「襦袢タイプ」であり、前を合わせてひもでゆるっと結ぶだけのデザインだ。
ぬぼーっと立っているだけでもどっか見えてそうである。
個々にロッカーを見つけ、経験者2人はお手洗いを済ませにいった。お手洗いはロッカールームにはなく一旦外に出て廊下を横切った向こう側にある。
着替える前にそれをしっかり自覚していればよかったのだが、砂風呂へのはやる気持ちを押さえきれない鈴木は、速攻で着替えを完了させてしまった。お手洗いのことを思い出したのはその直後である。
「砂風呂にはゆっくり入りたいしな…」
生理的な欲求に我に返ったが、冷静に判断を下すもすでに布1枚…。
当たり前だが砂風呂用の浴衣で廊下を歩く人はいない。みな半袖短パンの館内着で歩いている。
「これでお手洗い行くのか!まずいな。こんな心もとない状態で歩いて、おじさんやおじいさんと鉢合わせしたらなんかやだな」
しかし生まれつき後ろは振り向かない主義のヌノイチ鈴木、人に会わなきゃ万事オーケー!とばかりに満を持して廊下を横切る決意をした。
扉を開けると、幸い人の気配はない。胸ぐらとももの合わせ部分を身体にぐっ!と押しつけた状態を死守し
「スス~」
と廊下を横切った。用を足し(そこまで書かなくてよろしい)復路も同様の緊張感で平行移動…
結局誰にも会わなかった。つまり独り峠を超え、独り胸を撫で下ろして終わったのだ。
人が人の目を気にする時というのは、得てして誰も見ちゃいないもの。
はなはだ道化ではあるが遂に準備は整った!
いざ、人生初の砂風呂に突入である…!
(後半へ続く)


ワインでわかる物理

2006年11月12日 | 【鈴木の部屋】
鈴木には
「死んでもわかりません」
と胸を張って断言できる教科がある。
物理だ。
またそれは、鈴木が人生で唯一追試を通達されたことのある、思い出深い教科でもある。

高2の放課後、ごくわずかな人数で行われた物理の追試験。
鈴木が自分の中の「ダルダルな本性」に身をゆだねて生きるようになったのはこの時からであった。
まずはこれを見て頂きたい。↓
・近隣3市の水泳大会でトロフィーを頂いた
・夏休みの創意工夫展で作った「砂鉄分類機」が市長に表彰される
・小学校の卒業文集において「歯が光ってる人〓2」に選ばれる
・高校進学早々行われた学力テストで、得意の英語は「学年順位6位」であった
・予備校の英語教師が速攻で読み上げる「△※‰×#☆○※△¥~!?」みたいな英語に対し、突っ込みを入れるような速度で訳すことができた(なんと意訳)

…これは鈴木の、高2までの輝かしい功績の一部である。
続きましてこれを見て頂こう。↓

独り身
自宅ずまい
いい歳
家事の手伝いほぼしない
かなりの夜型
寝ると起きられない
ユニクロの折り込みを楽しみにしている
…自堕落な人間が想像できたと思うが、今の鈴木である。

さて。
教室に入るやいなや追試の常連たち数名に
「あれ、何でいるの?」
と不思議がられながらも
「いや~ちょっと~…」
と席に着く鈴木。
伏せ目がちなものの、出席日数が全く足りず進学も危ういと噂されてたサッカー部マネージャーが、堂々と構えていたのをよーく覚えている。これはまるで…

追試のアシンメトリーや!!

…さてさて。
適当な答えを出しにいっては戻ってくる追試のプロたちを横目に、鈴木は最後まで解ろうとねばっていた。頭を抱えているので机がおでこにつきそうな状態である。
しかし…
問題用紙を白痴のように眺め続けている自分にふと気がついた瞬間、抱えこんでいた頭をゆっくりと持ち上げ、遠い目で黒板を眺めることしばし……
「あーこれ、ムリだ」
そう思った。
「出来ないこと、みーつけた」
そう思った。

日本語なのに読めども読めども意味不明。一体出題者は何を出せと言うのか??そしてどうして出さなければならない?出して一体なんになる?この世で生きていくのに必要なものって何?これじゃないですよねぇ?
結果「私の人生に、物理は一切必要無し!」と割り切った鈴木はもはや悟りの境地である。
しっかりとした足取りで教壇に座っている白髪・ロン毛の先生に近づき
「ぜったいわかりません」
と言い放ち、気分は「これでいいのだ」状態。この上ない爽快感を熱く感じていた。
プロたちは一様に「エエッ!」と驚いたがまるでコント。やっと同じ世界の住人になれた…と失礼ながら思った。
爽快な転機となったこの「ギブアップ宣言」。さわやかさで言うならヤマザキの「新食感宣言」にも匹敵したであろうよ…。

ちなみに鈴木、中堅大学に進んだが、その卒論でも「これでもまじめにやったんです」「だから卒業させてください」なる嘆願をしている。
憐れみと恩赦で手に入れた最終学歴である。

さてさて、先日千葉の友人宅に遊びに行った。持っていったのは赤ワイン。
川島なお美が絶賛するという千円台のワインである。
友人宅のワインオープナーはT字タイプであり、普通に開けようとしたら罠にはまり、引けど引けどコルクは全く抜けようとしてくれない。もはや夜もとっぷり暮れ、便利なあの人型オープナーを買いにゆく店もない。
二人がかりで押さえと責め(抜き)に入ったが開けられず、大格闘の末にコルクを中に押し込む手段をチョイスした。
すでに20分は経過していただろうか…ここでも気合いで押し込んだ瞬間、コルク分のワインがブシュッ!っと吹き出したことは言うまでもない。
さあ、ワインとの寝技で流血した指のことなど忘れ、やっとのことで開封できたワインをグラスに注ぐ!
…しかし中に押し込んだコルクが、瓶を傾けると栓ポジションに流れ着き、ハマり、チョロポタでしか注げない事態に直面した2人。
度重なる試練である。
しっかし勢いづいている鈴木はヒラメイタ!
友人が注ごうとしてはボゴボゴ停滞している瓶の口へ「おはし」を一本スイ~と挿入。コルクは見事箸に押されて瓶の中へ…………
その瞬間。当たり前だがなお美のワインは
「ボガゴッ!!!!」
っというかなり大きい音を立てて、箸を持つ鈴木の手にどっば~っ!!っと流れ出してきたのである。
「ギャー」

栓がなくなりゃ流れ出す…
あたりまえだが惨事が起きるまで気がつくことができなかった。
ボトルを傾け続け「いいねそれ」とわたしの行為を見続けた友人もまた友人であるが、ワインが凶暴な鉄砲水となり手を襲いグラスを越え、敷いていたランチョンマットを赤々と染めることになろうとは。
「物理ってこれだー」と覚醒としたのは言うまでもない。

ちなみにこのワインの暴発は「動脈みたいだった」と形容するにふさわしい激しさであった。

そののち友人はファミコンに興奮し、今度はグラスを倒すなど、部屋を赤く染める出来事が続いた。
まあ「ぼがごっ!!!」のインパクトには霞むような記憶具合である。

生活の中に物理が生きていることを、はじめて実感できた出来事であった。
それにしてもT字オープナーでどうやったら上手く栓を抜くことができるのか、教えてほしいものである。