野良猫岡山の糖尿病・奮闘記

「膵外分泌疾患に伴う膵嚢胞手術後糖尿病発症治療12年目」のブログです。薬物療法と食事療法で頑張ってます。

糖尿病男児死亡、二審も懲役14年6か月の判決

2018年04月27日 | ブログ

 男の子の糖尿病治療をやめるよう両親に指示し、死亡させた罪に問われた自称・祈とう師の男に対し、東京高裁は一審と同じ懲役14年6か月の判決を言い渡しました。

 栃木県下野市の近藤弘治被告(63)は2015年4月、重度の糖尿病を患っていた今井駿くん(当時7)の両親に対し、インスリンを投与しないよう指示し、駿くんを死亡させた、殺人の罪に問われました。

 26日の判決で、東京高裁は「母親は近藤被告を妄信し、指示に機械的に従わざるを得ない状態だった」「母親は近藤被告に『インスリンを打ち続けなければ生きられないと話した』と証言していて、近藤被告には未必の殺意が認められる」として、近藤被告側の控訴を退け一審と同じ懲役14年6か月を言い渡しました。また、東京高裁は一審で検察側が証拠の一部を開示しなかった点を法令違反だと指摘しましたが、判決には影響しないと結論づけました。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3352174.html


糖尿病男児死亡 逮捕の祈祷師、大量ハンバーガー食べさせる

 7世紀末、日本三戒壇(※国が僧侶に戒律を授ける壇)の1つが設置された下野薬師寺をはじめ、古来、仏教文化の中心地として栄えてきた栃木県下野市。霊験あらたかな土地として知られるが、その男の祈祷は異様だった。

「自宅の近くに八龍神を祀った社があるんだけど、その前でゴザ広げて昼も夜も拝んでんだよ。“悪霊退散!”とか叫びながら。終わると墓地に行って、ろうそく100本立てて、また念仏だ」(近隣住人)

 11月26日、糖尿病を患っていた宇都宮市の今井駿くん(享年7)に適切な治療を受けさせずに死亡させたとして、下野市在住の自称祈祷師・近藤弘治容疑者(60才)が殺人の疑いで逮捕された。駿くんは昨年11月、根治の望めない重い糖尿病を発症し、両親がわらにもすがる思いで助けを求めたのが、近藤容疑者だった。

 電力会社勤めの父と派遣社員の母の元、3人きょうだいの末っ子として生まれた駿くん。休日は家族みなでサイクリングやピクニックに出かける仲睦まじい一家だった。しかし、昨年秋に駿くんは体調を崩す。同年11月、県内の病院で下された病名は、「1型糖尿病」。膵臓の細胞が破壊され、インスリンの分泌が止まる難病である。1日3回のインスリン投与が生涯欠かせず、もし怠れば血糖値が上がり続け、頻脈、嘔吐、心不全の症状が表れて死に至る。幼い駿くんにとって、生命線となるインスリン注射はなによりも苦痛だった。




「保健室にインスリンを常備しておいて、休み時間のたびに打つのですが、駿くんは痛がってワンワン泣くんです。“なんでぼくだけ注射打つの?”って…。こんなことを一生続けなければいけないのかと、ご両親も本当に悩んでいました」(学校関係者)

 クリスマスツリーに、《サンタさん、僕の病気を治して》と書いた紙を結ぶ駿くんを見て、両親は涙した。近藤容疑者が駿くんの母親の勤務先を訪れたのは、その矢先のことだった。「龍神による心霊治療」と書かれた名刺を母親に渡した近藤容疑者は、「不治の病も治せる」と語った。

 現在の医学では、1型糖尿病は完治しないといわれる。対症療法しかないなか、注射のたびに痛みに耐えられず泣き叫ぶわが子を見て、両親は追い詰められていったという。苦悩の末、母は近藤容疑者に連絡を取った。この日から悪夢が始まった。

「腹の中に悪霊がいる。インスリンでは治らない」

 近藤容疑者が駿くんを見た後の第一声だった。彼はインスリン投与を無理矢理やめさせた。以後、およそ治療とは呼べない儀式が始まった。駿くんの体の周囲に何本ものろうそくを立て、「悪霊退散!」と念仏を唱え続けた。山から汲んできたという「龍神水」を飲ませ、栄養をつけるという名目で大量のハンバーガーを食べさせた。注射器や血糖値の計測器は銀紙に包んで物置にしまうよう指示した。

「誰が見ても異常な話です。でも、これまで治らないと言われ続け、ただ絶望するしかなかった両親にとって、“治せる”という彼の言葉は初めての希望であり、抗えなかったのかもしれません。何も知らない駿くんも、“注射がなくなって嬉しい”と笑顔を見せていたそうです」(警察関係者)

 彼は1回の治療ごとに「龍神へのお布施」と言って3万1000円を徴収していた。両親が払った総額は200万円以上にもなるという。

 当然だが、近藤容疑者の祈祷治療で駿くんが回復することはなかった。今年3月、体調が悪化した駿くんは県内の病院に緊急入院。インスリン投与を受けて容体が安定、同年4月に退院した。近藤容疑者はこの入院に激怒したという。

「子供を殺す気か! 体調が悪化したのは信仰心が足りないからだ!」

 そう言って、インスリン投与をやめるよう改めて命じた。

「母親が学校に来て、保健室に常備していたインスリンを全て持ち帰って行きました。もちろん学校側は不審に思いましたが、母親の行動に干渉はできませんからね。入院先からも“インスリンを打たなければ死にます”と再三にわたって説得されていたようですが、両親は近藤容疑者を選んでしまった。彼の言う“完治”という言葉が、それほどまでに悪魔的な魅力を持っていたのでしょうか…」(別の学校関係者)

 駿くんの容体は再び悪化し、同年4月26日、意識不明になり病院に緊急搬送。翌日、院内で衰弱死した。葬儀後、やつれきった両親の姿に、近隣住人は誰も声をかけられなかったという。

 近藤容疑者は現在、県警の取り調べに、「私の治療ミスではない」と容疑を否認している。両親も保護責任者遺棄致死罪の疑いで聴取されており、近く書類送検されるという。




死因は衰弱死。原因は「糖尿病性ケトアシドーシス」だそうで(´・ω・`)





“なんでぼくだけ注射打つの?”





両親は、藁にもすがる思いだったのだろう。我が子可愛ゆさゆえに。とんだ悲劇。

変な祈祷師に騙されて。

 


36歳の「おっさん」でも苦痛です。血糖値測定の「指パッチン」。青タンが出来る「インスリン」。

70歳で死亡するとして12,800回、インスリン注射も12,800回(´・ω・`)辛いぜよ。



Ⅰ型糖尿病の幼い子供ともなれば・・・。1日3回のインスリン注射。生涯。

 

 

臓器ドナーがもっと増えれば、膵臓の移植手術で(´・ω・`)医療科学がもっと進化すれば「IPS細胞」で。


 


インスリンポンプと言う方法もあったのに。残念。



今朝の血糖値です。131(mg/dl)です。


毎日毎日、指パッチン(´;ω;`)痛いお・・・。

中指さんが「もう僕、嫌だ!他の指でやってよ!」

インスリン注射のせいで、腹部に青タンが3箇所。(´;ω;`)

 お腹さんが「おい!たまには太腿に打てよ!」


また更新します。皆様もご自愛ください。







我が事務所の主席事務官。

「(´・ω・`)誰に似てるって言われる? 芸能人で?」

「強いて言えば”みとちゃん”かなー」

「(´・ω・`)誰それ?」

「日テレのアナウンサーですよ」

「(´・ω・`)へぇー」



そっくりwwww 眼鏡かけた感じwwwwwwwww わろたwwwwww

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