アイデンティティ＝非天国

ほんの少しのアイデンティティーを信じて保持しようものなら、真っ逆さまに非天国の底に落ちてしまう。

人間というアイデンティティー、女というアイデンティティー、妻、主婦、シングルマザーというアイデンティティー

コース学習者というアイデンティティーすら、、、探求者というアイデンティティーすら、、、、

その奥に、夢見の維持の目的が含まれているなら強烈な苦痛を伴う。


それは単に無意味な夢だった、

それは単なる指人形に過ぎなかった、

かつて信じられたことがあったかのような儚い影絵だった。


まもなくこの夢を自分の手中から手放してゆくなら

かつてのアイデンティティーは、深刻なものではないはず


なぜ、それまで強烈にアイデンティティーを作り出し

それそのものとして生きようとするのなら

やはり、自分が自分を保持して確立しておきたいからだった



ただそれだけだったのだなあ。。

単に分離を維持したくて、幻想を夢見て幻想に生きるかのような

自己を確立したかっただけだった。


どんどん記憶喪失のようになってゆく

幻想の中で記憶喪失することは

学ばれた全てが白紙に戻されることで


明らかに白紙に戻ってゆくと

学ばれる以前の

全ての、もともとの記憶が

天国の記憶が、復活するのだ。


私に必要だったのは、たったそれだけのことだった。




2018年10月カースティン日本リトリート（葉山）ページ






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