自分以外のどこにも、この夢を見ている者はいない。
自分以外のどこにも、この夢を作り出している者はいない。
自分の「心の中」で
夢の世界、リアルではない世界、空想の世界
を作り出し、途切れさせないように
維持させるために一生懸命燃料を配り続けている
「私」
燃料を配り続けるのをやめたいと思っているのに
どうにもやめられない「私」
を、24時間見続けている。
「あ」っと言う間に、物語をリアルにしようと
心は一生懸命やっている。
どうやったらこれを終わらせられるんだろうか??
と、呆気にとられながら見続けている感じ。
でも、それと同時に
「夢」「幻想」にすぎないものをリアルにする必要ないじゃんね。
という感覚が半端ない。
でも、虚無でもない。
なぜなら、無なのは「夢」「幻想」で
もう一方の、リアルは確かにここに実在していて
それはものすごく頼りになって
それ以外には何も本当には存在していない感覚も強まっていくのだから。
実在するそれは、本物の愛。
絶対に変化変滅することも終わることも始まることもない愛。
ぶっちゃけ、私たちが必要なのはこれだけで
これ以外には、何も実在したことなどなかった。
恐れなんて、無だった。
愛が実在していた。
ずっと、ずっと。