先日の15日は終戦記念日でした、早くも戦後68年の経過です。当時本郷区今は文京区に居ましたが東京が危ないと言う事で、
地方に親戚が有る家庭は疎開して下さいと言う事で現在の地、埼玉県上尾市に疎開して3日後にその辺りが空襲で焼け野原に成ったそうです。
昭和19年に小学校に入学をして間もない事でした、現在地に引っ越して私が小学校の二年生の時終戦でした。
それからの生活は惨めな日が続きました、食べる物が有りません、勉強などする気がしませんタダ食べる事しか考えが無い日が続きました。
後に解った事ですが、通信簿に身体検査の記録を見て吃驚です、一年の体重より二年の体重の方が減って居るのです、先生の記入違いかと
考えましたが、食べる物が無いので今から考えて見るに栄養失調に成って居たのだと思います。
時の流れで何時しかそんな惨めな事も忘れていましたが、表題の「少年H」の映画を見て生々しい思い出が蘇りました、辺り一面が日の海の中を
逃げ惑う様を僅かの差でしないで済んだ事にラッキーだったのだと今更ながら思いだしています。
終戦後68年の経過とはすでに定年をした人でさえ戦争を知らない人達なのだという事です。
辛い事を経験した親たちは子供にはあまり話したがらないのです、又その話かと子供たちに言われるのが嫌なのです、せめてこの映画を見て
戦争がどんな惨めな事に成るのかを知る良い機会かと扱ってみました。
何時も便利なこの映画館です。
この映画の前に「終戦のエンペラー」も見居ました、
当時の終戦時の天皇陛下の苦悩が良く理解できる
映画でした、
相棒でお馴染みの「水谷豊」「伊東蘭」さんご夫妻の初めての
夫婦役での主役です。約二時間の上映でしたがあっという間でした、
それほど見入って居たのでしょう。
MOVIXさいたまの上映時間です。