「野里町歩紀 ~思いつくままに~」

野里町歩紀 ~摂河泉をゆく~ に次ぐ第二歩です

「 放送大学 」キャンパスライフ7

2024-01-03 21:44:25 | 日記
 「兎にも角にも」私の学生生活はこうして始まりました(注:社会的背景や放送大学の学習システム、各種呼称などは当時のものです)。

 東京での新しい職場は幸いにも残業や休日出勤がなく、時間どおりカレンダーどおりの生活が送れましたので勉強するには非常に良い環境でした。しかし、3年後大阪に戻ればまたサービス残業、ヤミ休日出勤のブラックな仕事が待っています。とりあえずこの3年間で取れるだけの単位は取っておこうと思いかなりハードな計画を立てました。

 放送大学では放送授業に合格すれば1科目2単位。面接授業に合格すれば1科目1単位が修得できます。最短の4年で卒業しようと思えば、単純に124単位を「4年×2学期」の8で割れば1学期で15~6単位の計算になります。それを「3年×2学期」の6で割れば1学期で20単位ほど。毎学期10科目ほどの登録申請をし2~3科目不合格。次学期のみ再試験が可能だったので再試験で挽回するものの、新たな数科目を落とすというような進捗状況です。

平成9年度第1学期
 最初の学期である平成9年度第1学期は、入学手続きと同時に科目登録申請をしなければなりません。まだ教育システムが良くわからなかったので、あまり多くの科目を登録することができませんでした。それでも
  放送授業  4科目  8単位
  面接授業  1科目  1単位
  合計    5科目  9単位
を修得しました。この学期での一番大きな痛手は「英語Ⅰ」を落としたことです。放送大学では第1外国語、第2外国語というような区分はありませんが、外国語科目は6単位修得する必要があります。いわゆる「社会科学」系の科目は、ある程度社会経験があればカバーできるのですが、語学だけは現役である学生を過ぎれば過ぎるほど「退化」します。仕方ありませんね。次学期頑張りましょう。

 はじめて放送大学の授業を受けて一番の驚きは、本当に東京ではどんなにポンコツテレビでもUHFの受信さえできれば普通に授業が見られる。ラジオ授業などは小さなトランジスタラジオ1つ。車であればカーラジオで授業が受信できるということです。地方では考えられないことです。東京って本当に便利なところなんですね。あらためて東京と地方の「格差」というものを身をもって感じました。

 私は量販店で買った安物のビデオ一体型テレビと大阪から持ってきたラジカセ(いずれも死語ですね~死語という言葉自体が死語ですが)で授業を予約録画(録音)し、仕事が終わり帰宅してから夜な夜な視聴しました。そうそう一度ディズニーランドに遊びに行った帰り、運転を妻に任せて車中で視聴したことがあったな。東京って本当にすごい所ですね。  つづく  
コメント
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