「野里町歩紀 ~思いつくままに~」

野里町歩紀 ~摂河泉をゆく~ に次ぐ第二歩です

80年代の韓国歩紀~反共国家

2024-11-17 10:29:21 | 日記
 釜山は韓国第二の都市であり、「ソウル特別市」に対して「釜山広域市」と呼ばれていますが、当時は「釜山直轄市」でした。韓国南端の日本海に面した港町で、朝鮮戦争当時、首都であるソウルが北朝鮮軍に占領されたため「臨時首都」が置かれたこともあります。写真は「釜山駅」ですが駅舎の上に掲げられている看板には「滅共統一」と書かれています。つまり共産主義を滅ぼして統一しようという意味です。時代ですね。


 高速バスで一緒になった青年との雑談の中で「なぜ日本には共産党があるのだ」と聞かれました。私が「日本は自由の国だからどんな思想でも認められるんですよ」と答えると彼から「共産主義がある限り自由はない」と言われました。ちょっときな臭い話になってしまいましたが当時の韓国での教育なのでしょう。一般の韓国国民が自由に海外旅行ができるようになったのは数年後だったと思います。その際、「反共教育」という教育を受けなければならなかった時代です。

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