約半年ぶりに東京に行きました。
3月は湯河原のマンションのエレベーター工事のために数日の滞在でした。久しぶりの東京だったので歌舞伎のチケットを予約した一方でだんだん拡がるコロナにビビって、消毒液などを大量に持参したりしました。
まだまだ緊急事態宣言は出されていませんでしたが、結局は歌舞伎公演は中止となり、友達と飲んだり、知り合いの飲食店を訪ねたりして戻ってきました。
今回は宝塚観劇が主たる目的でした。
コロナ感染が出演者やスタッフに確認されて、ギリギリまで公演されるか微妙でしたが幸いに上演されました。しかし、劇場内は今までとは全く違った空間になっていました。いつもは圧迫感を感じる客席は前後左右が空けられてゆったりしています。開演前もとても静かでした。しかし、公演中はいつもの半分しか観客がいないとは思えないほどいつもと同じ雰囲気でした。
興行的にはダメかもしれませんが、このゆったりした観劇は悪いものじゃないと思えるほど、リラックスできました。(内容はちょっと酷かった。まぁ、)
実際の観劇の後に、有料の配信で宝塚を二作品鑑賞しました。いけないことだけど、生より、映画館より、家で観る方が楽でいいかも。これは本来の演劇ではないから邪道ですが。
ちょっと見はわからないけど、東京は変わっちゃいましたね。電車には人が少ない。外国人が少ない。でも湯河原に比べたら人は多いから、本当にコロナは大丈夫かなと思ってしまう。
昔馴染みの店に行ったら、おかみさんが寝込んでいたり、休業していたり、予約だけにしたとか、いろいろ。寂しさともどかしさだけが残して湯河原に戻ってきました。
今度、行った時には以前とは言わないけど、少しは元に戻っていることを祈るしかありません。
茨城との往復も少なくなり、数ヶ月に一度、上野での数分の乗り換えだけが東京の空気を吸う時間です。
どんどん東京が遠くなっていきます。