釋守成の転居物語(旧タイトル・GONTAの東京散歩)

またまた転居を目論んでいます。
5年間で5回の転居。
6回目の転居の経緯を書いていきます。

風立ちぬ

2013年08月08日 22時36分09秒 | 日々雑感
昨日は立秋。

風立ちぬ、今は秋。

でも、蝉時雨に、ギラギラ太陽ですね。

異動の詳細がわかってきました。

蒲田には8月いっぱいまでお世話になります。

あと三週間だと思うと名残はつきません。

そして新しい店の開店は9月11日。

9月5日から新しい店にお世話になります。

この日は私の誕生日。

そして今はなきgontaの15周年の日です。

死んだ子供の歳を数える愚かな父ですが、お許しください。

なぜか今の仕事が楽しいので、未練はないのです。

同じ感覚が芝居を辞めたときに思いました。

もし芝居がまたしたくなったら芝居をしようと…。

でも芝居に戻ることはありませんでした。

でも芝居も飲食も大切な私の足跡なのです。

けっして消すことはないものです。

さぁ、新しい道が見えてきました。

不思議な縁に力を頂いて、9月5日を一つの区切りに前に進みます。
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濯ぎ川

2013年08月06日 10時16分21秒 | お散歩日記/東京地名の話
過日、母校に行ってきました。

その時はまだ練馬の店に異動になるなんって思っても見なかったので、懐かしいと思ったりしちゃいました。

大学の構内に濯ぎ川という小さな川があります。

大学生時代は、数度しか訪れてない場所なんです。

この川の向こう岸には高校があります。

そう、あの有名な進学校。(笑)
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和様の書

2013年08月05日 20時12分10秒 | 美術館・博物館めぐり
先日、東京国立博物館に特別展「和様の書」を見に行きました。

日本独自に発展した仮名文字を中心にした展覧会です。

三蹟の書が一堂に会しています。

三筆と三蹟の違いが今ひとつわからなかったのですが、三筆の時代がまだ唐風であるのに対して、三蹟はまさしく和風の書の時代なのですね。

料紙に散りばめられた文字の美しさ。

日本人でよかったなぁ。

連綿の文字が読めないから美しいのかとも思いましたが、読めても美しいのです。

(多少は読めるので……)

かな文字もいろいろなものがあっていいのかもしれません。

まぁ、勉強するのが大変ですがね。

外国語も重要でしょうが、日本の文字ぐらいは読めるようにならないと、日本的な美意識の欠如につながると思うのは考えすぎでしょうか?
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久々に海を見ていた午後

2013年08月04日 19時41分21秒 | お散歩日記/東京地名の話
今日は、お休みです。

バスに乗って海を見に行きました。

場所は中央区豊海町。



水産会社の倉庫が並ぶ街です。

東京の人でも晴海は知っていても、築地と晴海の間にある勝どきの先にあるここはあまり知られていません。

正面にレインボーブリッジとお台場。

右手は隅田川の下流というかもう東京港をはさんで、竹芝桟橋と日の出桟橋。



奥の方には浜離宮と汐留のビル群も見えます。

左手は晴海埠頭。

なにしろ東京港一望の楽しい場所です。

観光船や屋形船、運搬船、それにお台場上空には羽田へ行く飛行機、そして対岸にはゆりかもめまで見える乗り物図鑑のような場所。



今日は台湾のコーストガードの船が停泊していましたが、東京海洋大学の船が泊まっていることもありますし、対岸には伊豆諸島航路の船やパーティー船も望めます。

夏はちょっと暑いけど、気分爽快な都内の秘境です。

今週末の東京湾の花火のいい観覧場所だとお思いでしょうが、ここは観覧禁止場所なので行かないように。

東京にもこんな場所があるんだという、みなさにもぜひ一度訪れて欲しい場所です。
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笑福亭松喬師匠

2013年08月03日 11時35分36秒 | 演劇・演芸
笑福亭松喬さんが7月30日に亡くなりました。

享年62歳は、落語家の享年が早いといっても早すぎる死だと思います。

六代目笑福亭松鶴の弟子で、仁鶴師、鶴光師の弟弟子で鶴瓶師には兄弟子にあたります。

本格派の上方落語は聞くものを納得させるものがありました。

ライヴ繁昌亭の動画配信で度々拝見して、本当にうまい方だな感想を持っていました。

特に丁稚さんが可愛いのです。

印象に残っているのは『お文さん』『花筏』『住吉駕籠』など

2010年12月23日だったと思います。

新橋演舞場で「笑福亭松喬還暦落語会」が開かれました。

どうしても生で拝見したくて伺いました。

当時はツイッターにはまっていた時期で、その日のツイッターには

笑福亭松喬還暦落語会@新橋演舞場、堪能いたしました。

三喬『延陽伯』権太楼『代書』松喬『つぼ算』さん喬『八五郎出世』 中入り 鶴瓶『alwaysお母ちゃんの笑顔』松喬『帯久』 

寄席やホール落語とは違う巨大な箱、ちょっと感覚が違うな。

演舞場でこんだけおじさんがいたのはじめてかも。

と感想が書いてありました。

今でもよく覚えているのが、トリネタの『帯久』の時に、師匠は花道から出てきたのです。

すごく照れて気恥ずかしい感じがなんとも愛らしく、まくらで「会社の人がどうしても花道から出ろといったので、甘えさせてもらった。」というようなこと話していられたのです。

花道のそばに座っていたので、舞台に歩いていかれる後ろ姿が今でも目に焼き付いています。

それとこんなことをして大丈夫かなという一抹の不安を友達と話した記憶があります。

その後、肝臓ガンが見つかり闘病されることになったのです。

動画配信で拝見姿はだいぶ痩せられて痛々しかったのですが、落語は少しも変わりなく安心していました。

去年の彦八まつりでは、テントの奥の方に少ししんどそうに座っておられた姿を拝見しました。

今年はお姿を見られないのですね。

まだまだ活躍されるものと思っていましたので大変残念です。

昨日の葬儀の後、霊柩車が師匠が大好きだった繁昌亭にも立ち寄られ、その時間に中入を合わせて観客もお見送りしたそうです。

本当に上方落語には大きな損失です。

心からご冥福をお祈りいたします。




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ヒマワリ

2013年08月02日 11時02分09秒 | 四季の花
ゴールデンウイークのイベントでいただいた陸前高田のヒマワリの種。

ベランダの植木鉢に蒔きました。

いくつもの鉢に蒔きましたが、ほとんど育ちませんでした。

手すりに掛けた一鉢だけ育って花が咲きました。

でもヒマワリ?と首をかしげたくなる可愛い花です。

こんな劣悪な環境で花を咲かせてくれて本当に感謝です。

津波のあとの荒地に咲いた花の子供だと思うとさらに感動してしまいます。

世界にひとつだけのヒマワリ。

心に沁みます。
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八朔

2013年08月01日 18時29分25秒 | 季節
おひさしぶりです。

遅番だと帰宅するのが日付が変わる少し前になります。

なかなかブログを更新できません。

その上、先月20日頃から異動の話が出たりして。

それに近所に飲みに行ったりしておりました。

さて、言いわけはこの辺りにしましょう。

今日は八朔です。

八月の朔日(ついたち)、太陰暦では新月(朔)なのです。

この日は1590年に徳川家康が江戸城に入った日に当たります。

家康入府といわれる日で、江戸幕府最大の祝日だったそうです。

諸大名は、家康の入府の時の白装束に習い、白装束で登城したといいます。

吉原では花魁が白い着物を着て客を出迎えたといいます。

果物のハッサクはこの時期に旬を迎えるので名づけられたそうです。
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