二週間ほど前に東京の街中でライラックの花を見かけました。
ライラックというと札幌が有名だけど、東京でも咲くんですよ。
それも北海道よりは早く。
ライラック、フランス語では「リラ」、日本語では「ムラサキハシドイ」。
北海道で「リラ冷え」って言葉があるそうです。
リラの花が咲く頃に寒さが戻ることだそうですが、今の東京はまさに「リラ冷え」、朝晩は寒いですよね。
この時期の紫の花といえばやはり藤の花。
今年は少し寒いようで例年よりも開花が遅いようです。
23日に藤の花の名所の亀戸天神に行きましたが、1m以上も垂れ下がる名物の藤の花はまだ開花していませんでした。
でもあちらこちら花は咲き出して美しい景色でした。
藤の花にも早咲きや遅咲きなどいろいろあるんですね。
数年前にみどりの日に小石川植物園を訪れたときは、すっかり藤の花が終わってしまっていてガッカリした記憶があります。
そうそう、みどりの日は小石川植物園は無料公開です。
江戸時代の小石川養生所の跡地で、あの「赤ひげ」の舞台となったところです。
その当時の井戸なども残っています。
小石川植物園は東大農学部の付属施設で、四季折々の花々や植物が豊富で見ごたえありますから、一度は訪ねてみてください。