
桜の季節が終り、ハナミズキの美しい季節になりました。
とは云っても、私が“ハナミズキ”を知ったのは、つい5年ほど前のことです

たぶんキッカケは、一青窈さんの

それまでは、私の辞書に“ハナミズキ”という言葉はありませんでした。
ハナミズキってどんな花なのかな?って思っていた時に、偶然4/29に訪れた名古屋城の公園でご対面

その後、三重に引っ越すことになるのですが、北勢(三重県北部)で一番有名な「ナガシマ」にある「長島温泉 花水木」がハナミズキからきていることに気づくのは、これまたかなり後になってからです

さてさて、“ハナミズキ”というと、どんな印象をお持ちですか?
私は、庭先にあって、色は白か薄いピンク色かな。
とっころが~~~~東京へ来てみてビックリ

これを見てみて↓

大きな木で、おまけに真っ赤な花が咲いているでしょう。
これも“ハナミズキ”なんですよ。
「ベニバナハナミズキ」って種類があるらしいのですが、ひょっとしてソレかな

ところでこの木、5~6メートルは軽くある大きな木でした。
“ハナミズキ”ってそんなに大きくなるの



ミズキ科の落葉高木
原産地:北米原産の園芸種
樹高:5~12m 開花時期:4~5月
明治45年、当時の東京市長がアメリカ・ワシントンに桜の苗木を寄贈した返礼として“ハナミズキ”が贈られた。
花のように見えているものは総苞(ガクみたいなもの)で、本当の花は花の中心部にある黄緑色の塊部分にあります。
なるほど、なるほど。では、改めてよく見てみましょう


この木もなかなか大きな木でしたよ。遠くから見ると真っ白でとても目立ちます。


え~っと、この白い花びらみたいなのがガクで、花は真ん中の黄緑色のところなのね

庭先や公園などでよく見かける“ハナミズキ”
北米産で耐寒性の木なので、東北・北海道でも見かけてもいいはずなのにね。
馴染みが薄かったけど、ただ単に私が気づかなかっただけかしら

ところで、“ハナミズキ”は東京市長が桜をワシントンに寄贈した返礼に贈られた花(木)ということでしたが、そのせいでしょうか。
県の顔みたいな温泉の名前に花水木とつけられていた三重県より、東京での方がとっても身近にある木です。
庭先はもちろん、街路樹まで


街路樹にハナミズキって、私には初めてで衝撃的だったんですけど、どうですか?


今年は寒い日が多かったので、桜(八重)がまだ咲いていて、ハナミズキと競い合うように咲いていました。

残念ながら、この写真を撮った(4/26)後に、とっても強い風が吹いて、桜は見事に散ってしまいました。
まさに本物の桜吹雪でしたよ。ハナミズキの花は、散らずにしっかり咲いています。
なかなかシブトイ、根性のある花のようです。

ハナミズキ~銀座カンカン娘 (中)音量
(この歌、9.11事件がキッカケで作られたって聞いたことがあるのですが、そう考えると「君と好きな人が百年続きますように」という願いの言葉も納得ですね。最初、聞いた時は100年ってソレは無理でしょって思ったもので。。。)