Age Free Music,Music Concert Vol.2 Special Live 3 Days
~大人のコラボ(共演)が演出する贅沢な夜へようこそ!~
3日に渡って繰り広げられた大人のための大人の音楽会
昨日は、中西圭三さんとKOKIAさんの競演でした。
KOKIAさんが、誰かと競演・コラボをするって言うのはあまり聞いたことがなかったので、とっても珍しくって、それだけでもとっても楽しみでした
中西さんも、たくさんのヒット曲があって、ちょう音楽業界が一番活気があったというか華やかな時代に大活躍されていた方です
ファンではありませんでしたが、いつの間にか耳から入って刻まれたメロディーが歌詞が、今も残っています。
それに、あの美声、声量。私、声がガッツリ出る人が基本大好きです
一つの時代が終わるように、中西さんのお名前も徐々にテレビから消えて、中西さんの歌声を聞く機会はなくなってきました。
ただ数年前から、NHKの「おかあさんのいっしょ」の歌を作られたり、地元の町おこしに協力されたり、子どもの虐待防止キャンペーンとか、色々なチャリティー・ボランティアととても幅広く、そしてフットワーク軽く活動されていることを時々見聞きしてて注目していました。
音楽でも、先日リリースされた阿久悠さんトリビュートアルバム「歌鬼3」(アカペラバージョン) http://music.news.livedoor.com/feature/gaki3/artist.html
私はこのアルバムに大好きなスタレビやゴスペラーズが参加しているので購入して持っています。
中西さんも参加されていて、コーラス全部一人でやる泣き方を知らなかったよ というのを収録しているのですが、これがとっても最高なの
こういうノリの歌を歌わせたら、やっぱり上手いな~って感じよ。
ダンスミュージックやR&Bだけでなく、あらゆる洋楽、歌謡曲、なんでも歌いこなしてしまう中西圭三さんとKOKIAさんのコラボ、どんなスパークリングが起こるか楽しみです。
この日の会場は、チケット代の他に、入場の時に別途ドリンク代(500円)がかかりました。
ドリンクは、アルコール・ノンアルコールともにメニューがとっても豊富。
元映画館だった名残でしょうか、座席の肘掛の所にドリンクホルダーがあって、会場内でも飲食OKだったんですけど、とっても便利でしたよ。
私は、ペットボトルがよかったのでミネラルウォーターにしたのですが、お水で500円は高すぎ何か、ジュースにすればよかった~って後悔したのでした。
私の座席は一番前。でも一番端っこ。でも、私の目の前には椅子が3つ並んでいます。
ひょっとして、ここに3人が座っておしゃべりするのかしら
本当に目の前なんですよ。手を伸ばせば届く距離。KOKIAちゃんが等身大です。
場内の照明が落ちて、富澤一誠さんが登場。あのラジオのオープニングの語りで今日のステージの幕開けです。
一誠さんが「中西圭三さんとKOKIAさんでーす」と呼び込んだ時、カーテンの向こうで中西さんが小さな声で「ハイ」って返事をしていたような気がしました。
KOKIAちゃんを真ん中にして3人がスツール(ちょっと高い椅子)に座って軽くトーク。
細坪さんとかあの時代を一緒に走り抜けてきた人たちは「一誠さん」と呼んでいますが、KOKIAちゃんは「先生」と呼びます。
親父ギャグを飛ばしたり、オタクっぷちを発揮したり、評論家っぽく小難しくお話をする一誠さんもKOKIAちゃんから「先生」と呼ばれると、でれでれモードになって、あ~この姿をツボさんにみてもらいたいって強く思いました。
そうね、当時美人と評判だった人たちも、いまはギョッとする姿形になってしまいましたからね。
若くて綺麗なKOKIAちゃんとお話をすると鼻の下が伸びてしまうの、理解できますよ、ハイ。
ちなみに夫は、一誠さんとお話をしているときのKOKIAちゃんがキャワユイと、これまた鼻の下が地面についてブラジルまで行く勢いでデレデレしています。
だらしなくヨダレを垂らしていないか、嫁とし気をつけてやりますです。
この日、目の前でみたKOKIAさん。足の裏まで見えちゃいました
真っ白なアンヨで、スベスベ。ひょっとして履くだけで角質がズル剥けのパックとかしてるのかしら
KOKIAちゃんのセットリスト
Remember the kiss 私の名刺代わりとして
かわらないこと~since 1976~ すっごく悩んでいるときにこの歌を作りました。歌詞に「アルバム開いて気づいたことがある 私の産まれた日 みんな笑ってた」というところがありますが、私の誕生を喜んでこんなに笑ってくれているのに、大きくなった私がこんなにクヨクヨしてたら、そのときの人に悪いな~。こんなクヨクヨしていちゃいけないな~って思った、みたいな話がありました。
KOKIAさんはいくつになったんですか?ってきかれることあるんですけどね、バレバレですよねってちょっとプンスカしたKOKIAちゃんが可愛かったです。
(トークは、だいたいこんな感じ程度で、だって覚えられないんだもの。)
愛と平和と音楽と
世界の終わりに
インフィニティ
この地球がまるいお陰で
この日のKOKIAさん、トーク絶好調でした
一つ一つの曲の説明もわかりやすかったし、軽いジョークも絶妙。空調はちょっと冷え気味でしたが、けっしてKOKIAちゃんのジョークで寒くなったわけではありません
KOKIAちゃん、すっごいいい話してくれたんだけど、すみません、記憶の回線が切断されてもようで。なにかの拍子に思い出せるかも。思い出せたらこそっと書き加えます。
ピアノは、12月のブルーローズ、そして5月のミッドタウン、3回目の瀬田創太さん。
KOKIAちゃんは、いつも瀬田さんのピアノを「とってもきれい」って誉めます。
誉められると瀬田さんは恥ずかしそうに笑います 「微笑みの貴公子」と呼ばれる俳優の堺さんにどこか似ていると、いつも思っています。
ギターは、初めての伊藤悠甫(イトウハルトシ)さん。
私は若きチェリストとして新聞に載っていた伊藤さんを覚えています。でもきょうは、チェロではなくギタリストとして参加です。
とっても体格が良い人で、KOKIAちゃんは「OGビーフ」と言っていました。
伊藤君はオーストラリア育ちなので、OGビーフを沢山食べてこんなに大きくなっちゃたんだねってことかしら。
先日のフォーラムでも歌った曲ですが、小さな箱、小さな編成になると、また歌い方も違うし、心への響き方も違ってきます。
愛と平和と音楽と は、間奏のスネアドラム、小太鼓からが好きです。でも、ピアノとギターになると、その部分がどうしても物足りなくなってしまいます。
この歌は、これからもずっと歌い続けていきたい歌だってKOKIAさんがおっしゃっていたので、これから色々な場所で、色々な人たちに届けられて、その反響でドンドン成長していく歌になるんだろうな~って思いました。
世界の終わりに は、5月3日にはまだ聞くのが辛すぎる歌でした。でもそれまでビールをのんだりおしゃべりしたりザワザワしていたミッドタウンの芝生広場が、この歌になった時、シーンとみんなが聞き入ったのを覚えています。
とっても説得力のある歌だからこそ、私にはまだ重過ぎる歌で沁みるというよりキツイ・ツライ歌です。
瀬田さんのピアノは、とっても綺麗。特に高音のポロンポロン、ポロロロロ~ンというところはス・テ・キです。
ただね、歌と歌のつなぎの部分で、瀬田さんらしさをだそうとしてるのか、ちょっと頑張りすぎを感じてしまうの。
間奏には言葉になっていないけど気持ちが言葉の代わりにメロディーになって聞こえることがあります。
私の場合、歌のサビよりイントロや間奏でジーンとなってしまうことも。
オリジナルが最高というわけではなく、たまたまその時のアレンジが自分にピッタリで、このアレンジを手元におきたいって思うことだってあります。
但し、残念ながら私と瀬田さんの波長はまだ合わないみたいで、瀬田さんの感性に私が追いつかないのが残念です。
ハル君のギターは、荒削りで若々しい感じ。新緑というか若葉の香りムンムン。
今回のセットリストは、ハル君にとっては初回ということもあってまだ馴染んでないところもあったような気がしましたが、違う曲ならひょっとして面白い化学変化が起こるかも
この地球がまるいお陰で は歌う前に、KOKIAちゃんの
ラ~~~ラ~~~みたいのがついて、ちょっと子守唄風。すっごい気持ちが良くって眠くなりそう~~
ちなみに一誠先生は、リハーサルの時に本当に寝ちゃったそうですよ
とまあ、簡単にKOKIAちゃんの部分だけ振り返ってみました。
私の感想は、あくまでも感想で評価とか評論ではないです。
例えば、クリームパンとアンパンどっちが好き?いや、甘いパンより調理パン、いやいや食パンみたいにね、みんな好みがあるでしょ。
アンパンでも上に芥子の実がのってるのは、私あんまり好きじゃないし。。。
だからね、よく私があの曲のアソコが良かったとか、う~んとか言ってるけど、オバチャンに勝手に言わせておけ!!程度に聞いてくれたら嬉しいです。
あと、KOKIAさんから熱烈CD売り込みトークもありましたよ。
確かに、いまの気持ちにぴったりフィットするのはいま一番新しいアルバムの曲って限りませんものね。
私も今日はこのアルバムの曲だったけど、昨日はコレだったってことしょっちゅうです。
ニューアルバム「moment」もいいけど「trip trip」がピッタリって時もありますものね。
配信で簡単に楽曲もダウンロードできるし、歌詞だって検索すれば出てくるし。。。
でも、じっくり曲と向き合いたいときは、やっぱりブックレットをめくりながらっていうのが、オバチャンは好きです。
この後、このライブで一番素敵だったっコラボの場面へと続きます。
ということは、今回のレポも長い イッヒヒヒ、たぶん長いですよ~。ついてきてね~