ちょっと間が開いちゃいましたが、サクッとコンサートの後半を振り返ってしまいますね。
KOKIAさんのソロコーナー、そしてKOKIAさんと中西さんとの素敵なコラボ Siuil Run が終わって、次は中西さんのソロコーナーです。 中西さんは、声も良くってガッツリ声が出る私好みの人なのに、曲調だって嫌いじゃないのに、何故かしら縁がなくって、生で歌声を聞くのはお初でした。 ソロコーナーだけでいうと、今回はKOKIAさんより中西さんのほうが楽しみだったかもしれません中西圭三さんの セットリスト
風の扉
woman
STORY
風雅
タイミング
choo choo train
ぼよよん行進曲 http://youtu.be/h-iJ_XJrDSQ
1曲目の風の扉 は爽やかな曲で、ギター1本の伴奏でしたが、とっても素敵でした。
私としては、 風の扉 より、 君住む街角 っていうちょっと似た感じの曲があって、 君住む のほうが聞きたかったです。な~んちゃって
2曲目のwoman は大ヒットした曲なので、大抵の人は一声聞けばア~となる曲です。
今年デビュー20年の中西さんですが、20年経って歌詞の意味がわかってきたとか、昔は気が付かなかった深いところに気が付いた
とかナントカカントカ。
確かこの曲は、当時 宝石屋さんか何かのCM曲で、とてもラグジュアリーな大人っぽい印象でした。CM曲になるので歌詞が大幅に変更になったとか・・・。
私もアラ50になって20代の自分を思い返すと、「こう言っていた、こう思っていた」のは実は「こうだったからなんだ 」みたいな、当時の自分では気づかなかった封じ込めていた思い、深層心理みたいのに気付いて、恥ずかしくなることがあります。
そういう意味で、より奥深くなった現在の woman は必聴です。
そして、名曲と呼ばれるものは、いつの時代に聞いても古めかしくない、輝きをもっているものだと実感しました
4曲目の風雅 は、初めて聞いた曲でしたが、とってもジーンとくる素敵な曲でした。3月のコンサートの時にはセットリストには入っていなくて、震災とか色々なことがあって、今回どうしても歌いたくって入れ替えたとかナントカ
中西さんの今の想い、考え、人柄、この1曲の中にすべて含まれている、そんな印象の歌でした。
5曲目・6曲目は、これまたご存知の曲。みんなで軽快に手拍子して盛り上がりましたよ
choo choo train はね、当時はあのダンスは凄い人、特別な人しか踊れないものって印象だったけど、今はチビッコも踊れるんだよね~って。
本当、時代は大きく変わりましたね。私は、マイムマイムくらいしか踊れませんもの。
7曲目、ぼよよん行進曲 。「おかあさんといっしょ」で大人気の歌です
NHKさんから曲の依頼があった時、真っ先に「行進曲」が浮かんだそうです。なんたって私たち世代は、ワンツーワンツーの 365歩のマーチ世代。3歩進んで2歩下がる。
中西さんはそれを現代風に、僕らの足の下にはバネがあって、ぼよよよ~んと高く飛び越えていけるんだよ って作ったそうです。
まさか大人の街・渋谷のライブハウスで、ぼよよよ~んを聞くとは思ってもいませんでした
今回は中西さん一人でぼよよよ~んとステージで飛んでいましたが、みんなで一緒に飛び上ったらとっても楽しくって、元気が出そうな曲でしたよ。
ちなみに私とsUnさんは一番前の席(端っこでしたが)
あの~、何度も中西さんと目が合ったような気がしたんですが、たぶん気のせいじゃないと思うの。
年齢的に見て、私を中西さんファンの人と思ったのかしら
そうそう、中西さんのサポートされていたギタリストさんのお名前は、鈴木英俊 さん
ギターもとっても素敵なんですが、コーラスもされます。
とにかく一人なのに迫力があって、そのパワーに圧倒されっぱなしでした。迫力のある中西さんの声に負けないギタープレイ、いやいやプレイだけでなく音でしたよ。
sUnさんは、鈴木さんを誰かのコンサートで見たことがあるっていうのですが、誰でしょうね~ ELTかな!?
一度袖に引っ込んだ中西さんですが、盛大な拍手で再登場。KOKIAちゃんのぼよよよ~んもとっても可愛かったです。
余談ですが、声がキレイで細いのに声量があってって、しょうこお姉さんとKOKIAちゃんが、かぶるんですけど~(私だけかしら?)
アンコールに応えて、二人のコラボで、悲しくてやりきれない とTime after time
悲しくてやりきれない は、KOKIAさんもアルバム「Fairy Dance」 の中で歌っていますが、生で聞くのは初めてでした。
アルバムではアイリッシュ調にアレンジされていましたが、今回はフォーク調
KOKIAさんのフォークソング、どうしてそんなに上手なの ってくらい、音程とかじゃなくって気持ちがフォークソングで本当びっくりしました。
悲しくてやりきれない を作ったのは加藤和彦さんで、命を大事にしなきゃならない、そして彼の歌を歌い継いでいきたい、そういう思いで中西さんからのリクエスト曲だったようです。
そして最後にTime after time KOKIAちゃんのリクエスト曲だったみたいですが、まさかこの曲を選ぶなんて
Time after time は、シンディー・ローパーが歌って大ヒットした曲です。たしか1980年代で、同時期にヒットしていたのはマドンナでした。
Time after time の Time after time というところは聞き覚えがある人も多いのでは?
KOKIAちゃんのPOPな歌声、ややキンキンした高音が満喫できて超最高でした
最初。チケット代6500円とドリンク代500円はチト高いな~って思っていたのですが、貴重な歌声が聞けたので 大満足です。
コンサートの時にはなされいた言葉で「音楽のチカラ」 というのがありました。
今こそ、「音楽のチカラ」が必要なんじゃないのか。
音楽には、人を癒したり和ませたり、勇気や元気を与える力がある。こんな時だからこそ、音楽のチカラ、音楽の出番なんじゃないだろうか ってね。
自分の思いを自分の言葉で伝える音楽も素敵ですが、故郷や大切な人を思いやったり、童心に帰る歌、みんなで楽しめる音楽も素敵ですね。
楽器の弾ける人はいいなぁ~って思っていますが、声が楽器の人はもっともっといいなぁ~、素敵だなぁ~って思った一夜でした。
最後になりましたが、心に響く良質な〈大人の音楽〉を〈Age Free Music〉 としたいそうですよ。
私個人としては、心に響く良質な音楽は年代やジャンルに関係なく良いものは良いって思っていて、〈大人の音楽〉って付け加えられる って考えちゃうところがあります。
ただ、CDの購買層を考えると、40代~50代がビッグターゲットのようなので、〈大人の音楽〉っていうのが心をくすぐる秘薬なのかな
昔、レコードで持っていたアルバムが安価なCDになって売られていて、私もそれを持っているのですが、音がイマイチです。
最近は、それを高音質なものにして再発売されているようなので、少しずつ買い直しています。
普段は、CDを買ってすぐにPCに入れちゃうので、それなら配信となんら変わりはない状態ですが、アルバム制作に係わったミュージシャンやスタッフ、デザイナーさんなどジャケットを通して、総合的にアルバムのイメージを共有できるのはCDの特権のような気がします。
むずかしい話は、頭がウニウニしてきて爆発してしまうので苦手ですが、兎にも角にも心に音楽を ですね。
風雅