それでは、
KOKIA 2011 Christmas concert 「music like a prayer」
のつづきです。
KOKIAさんの説明によりますと、
クリスマス近くの日、オルガンが壊れてしまって。そのの修理がミサに間に合わず教会の神父さんは困ってしまった。そこで神父さんは自作の詩にオルガンなしでも演奏ができる曲を作ることにして、イブの夜にこの歌をギターで合唱したのが、この曲の始まりです。
へぇ~、そんなんや、と思いながら聞いたきよしこの夜 伴奏はギター1本でした。
なるほど、だからギター1本の伴奏だったんだと気付いた時から、なにやら胸が熱くなってきました。
いつも聞き慣れたクリスマスソングなのに、一味も二味も変わって、とても味わい深かったです。
また、古川さんの演奏が、とても静謐で清らかで、純真で、雪深い教会での静かで心温かいクリスマスのミサの世界に、ひとときタイムトリップさせていただきました。
ピアノの伴奏で、戦火の花
私にとって、「歌は祈りです」というKOKIAさん。クリスマスに歌う歌も大切にされていますが、教会だからこそ、強く「祈り」たかったという気持ちが伝わってきた歌です。
小さな頃から、せんそうをしらない こーどーもーたちーさーとうたい続けてきた私たちの世代。
戦火の花の中にある「生まれて1度も戦争を知らないこの国に生まれた私」という歌詞を聞く度に、平和な世の中に生まれ暮らしていることに、いつも感謝の気持ちをかみしめて涙がポロリとこぼれます。
そして、せめてクリスマスの間だけでも、戦争がなくなり世界中の人々が愛する人の中で、安心して幸せなひと時を過ごせるよう、祈ります。
KOKIAさんの祈りの歌は、愛と平和と音楽と、
小さな歌、
罪滅ぼしの歌 と続きます。
愛と平和と音楽と は、今年何度も聞いた歌。私としては、昨日の演奏が一番好きでした。やっぱり、小太鼓がないと、この歌はピリリとしないというか、前進できないというか。。。
個人的には、「芸術家達が愛を叫んでいる」のところで、私だって遠吠えだけど、キャンキャンわめいてるだけだけど、叫んでるワイと突っ込みたくなる歌ですけどね。
KOKIAさんが歌う時、横のパイプオルガンのパイプにライトが当たると、その周りが金色に染まるの 思わず「姫様!」って声を掛けたくなるような神々しい瞬間が度々ありました。
小さなうた は、この時、KOKIAさんは確実に誰かのためにこの歌を捧げているんだろうな~って感じました。
望んだ現実じゃなくても 立ち向かう勇気を / 愛は全ての人に平等? そうは思えない時だってあるけど /
世界はそんな私達の小さな 想いで日々生まれ変わってゆく
この1年、この歌に私も何度も勇気をもらいました。心が折れかかった時、すぐには何かを変えることができなくても、少しづつ少しづつ、毎日が生まれ変わっている。そのためにも、思い続けることを止めたら、諦めたらいけないんだって強く思ったものです。
KOKIAさんの想いも、届くと良いですね。きっと届くと思いますよ。
ハープの綾さんが加わってのクリスマスソング なんだかとってもキャワユイ歌なんですけど、あれっ、これってひょっとしてフランス語ですか
曲はプチ パパ ノエル 初めて聞いたけど、そうですね、フランスにもイタリアにも中国にも、南米、アフリカにだってクリスマスソングがあって可笑しくないし、子供たちはクリスマスが大好きです。
浦さんがそっと立ち上がって、袖に引っ込みました。アラアラ、どうしちゃったの
と思ったら、KOKIAさんがピアノの前に座り、まさかの弾き語り
お茶会では、弾き語りを披露してくれましたが、弾き語りライブは全滅しちゃった私たち。KOKIAさんのピアノは、ピアニストの方に比べちゃ(比べちゃイケナイ)劣るかもしれないけど、弾き語りだからこそ強く伝わってくる歌もあります。
愛はこだまする というまだ未収録の歌ですが、みんなでI love you を歌いました。ちょっと恥ずかしかってけど・・・
あまり大きな声は出なかったけど、KOKIAさん、これに懲りずに何度でも私たちに挑戦させてください。次はもっと上手に歌いますから。
心のロウソク は、浦さんのパイプオルガンのような音のキーボードから
この季節になると聞きたくなる歌です。CDの歌はちょっと苦手だけど、生で聞くKOKIAさんのこの歌は、心がゆったりホッコリして、この日のコンサートの思い出を、心のロウソクに灯して、灯火が消えないよう大切にして帰ろうって気になります。
Amazing Grace は、初めアカペラから始まってドキッとしました
それからピアノが入ると、ニューヨークのゴスペルっぽくなって、ギターが入るとヨーロッパの素朴な感じ。アメージンググレースで世界1周といったら大袈裟ですね
私は、あまりビブラートがかかっていないピンと声を張った感じのアメグレが好きです
ラストの曲はいつか誰かを愛した時
ハープが入って、とっても華やかなラストソングでした。
何度もsUnさんと「良かったねぇ~、良かったねぇ~」と言い合ったコンサートでした。
ここからは、私の雑談です。
個人的には、アベマリアが聞きたかったなぁ~。ハープとバイオリンが入ると最高なんだけど、今回はハープはあったけど、バイオリンがなかったので、次回のお楽しみにとっておきます。
でも、アベマリアは、ききたかったなぁ~
KOKIAさんの白いドレス、最初マリア像かと思ったって言いましたが、ウェディングドレスにも見えました。
白い上等のタフタで、まさかサプライズで結婚報告とかないよね。。。なんてドキドキしてましたよ。(別にお年頃何で、いつ結婚されてもいいのですが。。。)
音レンジャーさんたちに、「色別の衣装を作ったら着てくれるかしら?」って言ったのに、ちっとも同意してもらえず可哀想だったKOKIAさん。
せめて、パーティー帽子とかサンタの帽子で我慢してあげて。古川さんにだけかぶせるのは反則ですよ!
KOKIAさんのコンサートでは、私の大好物のコーラスがなくて寂しいです。
オッサンのコーラスはキモイっていうの、わかるけど。。。ハープがもっとコーラスの代わりになるのかなぁ~なんて期待してたので、そこはちょっと残念かな。
2時間弱のコンサートでは、物足りなくて、もっともっとこの楽しい空間にいたかったです。もっともっと沢山の歌が聞きたかったです。
欲をいえば、あと4~5曲。
でも、欲が出るってことは、決して悪いことではありません。それだけ素敵だったてことだし、それにこの次はって期待が、楽しみの貯金になるもの。
私の大好きなアーティストの方は、年間100本近いライブを30年以上も続けています。
最初から、上手なライブではなく、何度も何度も挑戦していまのスタイルができ、今もなお、もっとみんなに喜んでもらえるよう考えてくれています。
KOKIAさんも、色々なスタイルにどんどん挑戦していってほしいと思っています。
来年は、ヨーロッパでのコンサートも考えているというKOKIAさん。私も一度は参加してみたいなぁ~
でも、ヨーロッパなんて簡単には行けないですものね。そんなガッカリさんたちのために、KOKIAさんはなにか考え中らしいですよ。
いま流行のUstとか、世界中どこからでも楽しめたりできるものだったらいいですね。
今回のクリスマスコンサートの模様は、DVDとしてリリースします!とパンフレットに書いてありました。
6日の日は、カメラの存在があまりわからなかったので(会場中椅子がギチギチ)、ひょっとしたら大々的な撮影は今日かもしれませんね。
100回のリハーサルも1回の本番に勝てないと云います。きっと、6日にステージを踏んだKOKIAさんと音レンジャーさんたちの息がもっと合って、気になる点を修正して、今日は更に素晴らしいコンサートになっていることでしょうね。
DVDのリリース、楽しみに楽しみに待ってマース。 何度も何度も素敵な音波は、音の天使に言の葉になって高い高い天井からヒラヒラキラキラ舞い降りてきました。ひょっとしたら、DVDからも、ほんのひとひら舞い込むかもよ!?