3月20日、春の新宿御苑をお散歩してきました

新宿御苑の周囲は約3.5キロ でも、あっちの花を見て、こっちの木を見てなどしていると、もっと歩いているような気がします。
お散歩といっても、車の事を気にしないで、のんびり園内を歩けるのはとっても気が楽です
新宿御苑は都会の真ん中でアクセスがイイのに係わらず、たっぷり自然が楽しめるので最高よ

一昨年の同時期にも新宿御苑を訪れていました。
その時と、今回とでは、どんな違い、どんな発見があるのでしょうか
この日は新宿門から入って、右の道へ行くことにしました。
右から攻めるのは初めてかも
たしか~、新宿門の近くに大きな白モクレンの木があったはずなんですが、見当たりませんね~

遠くからでも、すぐに目につく大きさだったのですが。。。
今年は寒いので、まだ咲いていないのね
右に折れてすぐに、とっても大きな木を発見
このー木ナンノ木、気になる気になる


木の高さは10m以上はかるくありそうです。写真を見て、小学生だと10人縦に並びそうだなって、私が勝手に推測しました
木の高さも凄いけど、枝の広がりっぷりが、これまた凄い。とてにかく迫力があって、圧倒的な存在感があります
この木は、新宿御苑の中でも
スター級の有名な木の様で、看板がありました。
このー木ナンノ木、気になる気になる

この木の名前は・・・『モミジバスズカケノキ』
モミジバスズカケノキってことは、街路樹や公園でよく見かける「プラタナス」の親戚でしょうか???
こことは逆の方向、
バラ園のある所に、御苑でも有名なポイント→プラタナス並木があるのですが、なんか雰囲気が全然違います。
スズカケノキだと、葉っぱがとても特徴的なので、すぐわかるのですが、生憎と葉っぱは落ちていませんでした
でも、これを発見
枝に沢山ボール状のものがぶら下がっています。これって、この木の実なのかニャ
イガイガがあるけど、落ちているのを触ったらそれほどでもなかったよ。
こんな風に枝に鈴がたくさんぶらさがっているように見えるので「鈴懸け」 鈴懸の木(スズカケノキ)って呼ばれるようになったそうですよ
『モミジバスズカケノキ』のモミジバは、その名の通り葉っぱがモミジ
みたいだから。
こうして木の名前の由来がわかると、何だか覚えづらい名前も、すーっと馴染んできます。
『モミジバスズカケノキ』の木は、モミジ葉鈴懸の木ですね。
おやっ、沢山のひとが地面に這いつくばっていますよ
あそこには、いったい何が、ナニがあるのでしょう????

何、ナニ、このニョキニョキしたものは
ちょっと気持ちが悪いです。そしてコレを一心不乱に撮影している集団も。。。
私には、タケノコのお化けのように見えるのですが、大きな木はあるけど、竹はありません。
実はコレ、ラクウショウという大木の気根。つまりタケノコではなく、根っこだったわけです。
ラクウショウを漢字で書くと落羽松ですが、松ではなく杉の一種だそうです。(紛らわしいなぁ~もー
)
そしてね、湿地や沼に生息する木なので、和名は「ヌマスギ」っていうんですって
もうヌマスギでええやんな。
ここのラクウショウ、もといヌマスギは樹齢130年以上で、木の高さも30m以上もある大木だったのですが、私はこの地面からニョキニョキ出ているものに気を取られて、木の高さに全然気づきませんでした
ところで、この「気根」と呼ばれるタケノコもどきのものね、根が呼吸するために根元から何本も伸びた呼吸根なんだって。
こうした光景は日本でも珍しく、私も初めて見ました
、とっても貴重らしいです。
これはグリーローズ、新種かしら
たぶん、アジサイの葉っぱだとおもうのですが、新緑がとっても眩しくフレッシュです

ソメイヨシノの蕾は、まだまだ固そうです。桜の開花は、いつごろかな?

ハクモクレン発見


うん、この蕾は美味しそう
じゃなくって、もうすぐ開花ですね。
これは、ひょっとして桜
ですね。 梅かな?って見上げている人がいましたが、これは「さくら」です。
たしかに、まだ梅も見てないのにね、真っ先に木に花が咲いているのを見たら「梅」
って思っちゃうのも仕方がないことかもしれないけど。
それでもね、外国人の男性に「ねぇねぇ、これって梅?」って訊いていたお嬢さん。オバチャンはちょっと恥ずかしかったよ


今年は、まだ福寿草を見ていませんでした。でも、この福寿草、私が知ってるお花とちょっと違うような。。。
ひょっとしたら伸びきったら、こんな姿になってしまうのかしらね

こんな感じで、マッタリと新宿御苑のお散歩の様子を綴っていきます。
春の兆しをちょっとでも感じてくれたらいいなぁ~、そんなふうに思って綴りますね