10月5日(土)午前、久しぶりに近くの布引運動公園に出掛けた。
昨年までは良くウォーキングに出掛けたが最近は長らくご無沙汰だった。
今回は目的が八日市壺焼谷遺跡「恵器窯跡」を見るためである。
過去に見ているがア今回は周囲が雑木草に隠れよく見えなかった。
以前、摂った写真を探したが見つからず、乾期には草木が枯れるのでその時に改めて写真を撮ろう。
布引運動公園陸上競技場(布引グリーンスタジアム)のある布引丘陵上の平坦面には、広い範囲で須恵器(古墳時代から奈良時代の焼き物)の散布が認められている「芝原南遺跡」(芝原町)が、布引丘陵の南斜面に「八日市壺焼谷遺跡」がある。
工事の前に実施した発掘調査では、7世紀後半から8世紀初頭にかけての須恵器窯跡2基と灰原(失敗品を捨すてた場所)、竪穴建物跡と焼歪んだ土器を廃棄した土坑などが発見された。
工事の前に実施した発掘調査では、7世紀後半から8世紀初頭にかけての須恵器窯跡2基と灰原(失敗品を捨すてた場所)、竪穴建物跡と焼歪んだ土器を廃棄した土坑などが発見された。
「八日市壺焼谷遺跡」の「須恵器窯跡」は、布引運動公園の一角に遺跡ゾーンとして保存されている。
八日市壺焼谷遺跡の窯跡と竪穴建物跡
A窯(右)全長8.5m
B窯(左)全長9.4m
3万点以上の須恵器が出土している。須恵器窯の隣から竪穴建物が検出されて
おり、工人が泊り込んで作業をしていたと思われる。
所在地:東近江市芝原町
アクセス:近江鉄道大学前から徒歩15分、名神高速道路八日市ICより車で10分
A窯(右)全長8.5m
B窯(左)全長9.4m
3万点以上の須恵器が出土している。須恵器窯の隣から竪穴建物が検出されて
おり、工人が泊り込んで作業をしていたと思われる。
所在地:東近江市芝原町
アクセス:近江鉄道大学前から徒歩15分、名神高速道路八日市ICより車で10分