11月に愛知県−三重県で開かれる全日本大学駅伝への出場を懸けた関西地区選考会が19日夜、京都市右京区のたけびしスタジアム京都であった。
3枠に対し、関西地区の12校が出場。滋賀県勢は、2年ぶり2度目の出場を目指した東近江市の「びわこ学院大」が5位と届かなかった。
草津市で練習する「立命館大」は、3位で本戦出場を決めた。
↑写真:中日新聞より
選考会は、競技場での10000mのタイムレース。
各校の出場人数は10人までで、上位8人の合計記録で順位を決める。各校の選手は2、3人ずつ、4組に分かれレースに挑む。組が終わるごとに、自校の順位を分析しながら次の走者が勝負に挑んだ。
本戦出場権を得たのは、大阪経済大、関西学院大、立命館大。3校と4位の関西大は、10月に島根県で開かれる出雲駅伝の出場権も獲得した。
↑写真:中日新聞より
びわこ学院大は、1組で小久保星音選手(3年)が1着となり流れをつくった。2組では兵頭拓真選手(2年)が終盤まで先頭争いをし、最後は顔をゆがめながらも2着でゴール。3組終了時点では、全体の3位につけたが、主力選手が集まる4組で他校が巻き返し逆転された。
「戦いに行って敗れた。選手たちは悔しいと思う」と吉岡幹裕監督。今後はまず、1500mや3000mの中距離種目の練習に力を入れ、スピードを磨く。本年度は、駅伝での全国大会出場は絶たれたが、9月に開かれるトラック種目の大会「日本インカレ」で複数選手の出場を目指す。
冬には関西学生駅伝もあり、チームは新たな目標に向けて動きだす。
<中日新聞より>