「近江高校」(彦根市)野球部OBの元プロ野球選手と現役プロ野球選手が6日、今春開かれた第94回選抜高校野球大会で準優勝したことを祝って「記念石碑」を贈った。同日、校内に設置され、除幕式が開かれた。
元日本ハムファイターズの村西辰彦さん(滋賀県愛荘町)の呼びかけで、元プロ野球選手4人と、阪神タイガースの植田海選手、横浜DeNAベイスターズの京山将弥選手、中日ドラゴンズの土田龍空選手の同校OB7人が出資。
2001年夏の甲子園で準優勝した時に建てられた石碑の隣に設置した。
赤い文字で大きく「準優勝」と刻まれ、選抜大会での5試合の成績や部員の名前も入っている。縦133cm、横150cm。
↑写真:中日新聞より
式では、代表して近江高校を訪問した村西さんと多賀章仁監督が除幕し、選手たちにお披露目された。津田基選手(3年)は「僕たちの名前が刻まれた素晴らしい石碑をありがとうございます」と感謝。多賀監督も「もうすぐで夏の大会が始まる。まずは滋賀大会を勝ち抜き、全国での準優勝を超える優勝を目指して夏に挑みます」とあいさつした。
村西さんは「3年生は入学した時からコロナで苦労した世代。仲間と野球ができることを楽しんでほしい。21年前にあと一歩届かなかった夏の甲子園優勝を、ぜひこの代で」とエールを送った。
<中日新聞より>