東近江市長町の梵鐘工場「金寿堂」で7月10日、古着の着物や手作り品などを販売する「梅壺市」が開かれた。
会場はレトロな雰囲気に包まれ、来場者が買い物や飲食を楽しんだ。
↑写真:中日新聞より
東近江市長町では、中世から多くの釣り鐘や鍋釜などが鋳造された。
工場は大正初期の建設で、町内では唯一現存する。工場の将来のあり方を探ろうと、地元の着付師黄地郷子さんが、若者への着物の普及も目指し、主催した。
敷地内では、多彩なデザインの着物や和装品に加え、カレーライスや焼き菓子など十事業者が出店。裂いた布を指で編み、リースや髪飾りのシュシュを作るワークショップ、メダカすくいのコーナーもあった。