「野洲市」は、「びわこ学院大・同大短期大学部」(東近江市)と、人材交流を中心とした包括連携に関する基本協定を結んだ。大学の専門性や若者の発想力、行動力を市の教育や文化の振興、地域の発展につなげる。
↑写真:中日新聞より
協定に基づき、大学側は教員を野洲市内の学校や福祉施設、公民館などへ講師として派遣。学生を幼稚園や小中学校、高校へ講師として、学校や福祉施設、公民館へボランティアとして派遣する。中学や高校の部活動に、外部コーチの派遣も検討する。
野洲市は学生をインターンシップ(就業体験)や教育、保育実習で受け入れ、学生の卒業研究などで市レベルの統計が必要な場合、提供や協力に応じる。市の福祉や子育ての支援事業に教員や学生が参画し、提言や助言を受ける。
野洲市役所での6月6日の締結式で、栢木進市長は「課題解決や地域づくりに加わってもらい、互いに発展できれば」と期待した。
沖田行司学長は「いろいろな領域で互いに成長できる協定。大きな喜びであり、発展の契機になる予感がする」と応じた。
同様の協定は、野洲市は滋賀大、滋賀県立大に続き3例目。大学側は地元の東近江市、愛荘町に続き3例目。
<中日新聞より>