オッズバランス編。
上位人気が予想される馬を中心に寸評。
ステップレースから...
福島牝馬S組。
1着スイートサルサ。
中山牝馬Sを取消後。
体調面に不安を残す1戦だったが、持ち味の末脚が切れて勝利。
ただ、上位を争った馬が人気薄の馬ばかり。
実力上位馬が力を発揮できなかった中を末脚が嵌った感じが強く、
恵まれた部分も大きい。
ただ、東京の1600mは舞台設定は合うし、マイルの持ち時計も1.31.7がある。
強敵は限られているメンバーだから、侮れない1頭だろう。
あとは体調を崩した後の前走は万全でなかったはずで、
そこでの激走の反動がないか?だろう。
7着パワースポット。
前走は直線が平坦で短い福島では後ろで構えすぎで、勝つのは到底無理な位置取りだった。
負けるべく負けた内容だろう。
一応、上りは最速を使っているし、結果的に見れば、良い負け方で、
陣営は叩き台のつもりくらいだったのかもしれない。
東京マイルならば末脚を存分に活かせるし、今回こその期待ができる。
ただ、除外対象になってしまったのが誤算で、出走は現状厳しいようだ。
中山牝馬S組。
1着バウンスシャッセ。
オークス3着後、不振が続いていたが、ようやく前走、持ち味を末脚が伸びて勝利。
復調を印象付けた。
ただ、東京とはいえ、マイルは距離が短い印象は拭えない。
阪神牝馬S組。
1着カフェブリリアント。
先行、内伸びの展開、馬場を巧みに乗って快勝。
昇級初戦も難なくクリアして初重賞勝利となった。
これで3連勝。
勢いでは一番か。
ただ、今回は一応、G1。
さすがに壁はあるように感じる。
2着ベルルミエール。
こちらは勝ち馬以上に恵まれての2着。
距離も1400mまでの馬という感じが強く、今回は厳しいだろう。
4着スマートレイアー。
こちらは後方、外差しでは到底勝ち負けは無理な流れ位置取り。
1,2着馬とは斤量も1キロ重かったし、叩き台としては十分の内容。
昨年はG1になると、案外...という結果だったが、昨年は共にステップレースで好走後。
今回は、そういう意味で前走で4着と負けての今回の方が良いように思う。
基本、差し脚ならば、今回の中でもトップクラスのものはあるから、今回こその期待はできる。
あとは人気だろう。
必要以上に人気になりがちな馬で、前走、4着と負けたことでどこまで人気を落とすかも
馬券としてはカギだろう。
6着レッドリヴェール。
スマートレイアー以上に叩き台っぽいレースぶり。
1400mも合わなかったし、+24キロは成長分等があったにしても重め残りでもあったはず。
ダービーを使ってケチがついたのか、その後、惨敗続きだが、基本、状態は良くなってきていると思う。
ここは久々好走は十分に考えられるだろう。
ただ、期待値が相当高くなりそうで、必要以上に人気必至か?
オッズバランスは悪そう。
13着メイショウマンボ。
昨年のヴィクトリアマイルの2着以降、不振が続いている。
もっと言えば、昨年好走はこの一つで、3歳時の活躍を考えれば、ずっと不振のようなもの。
ただ、昨年は牡馬相手に勝負を挑んでいた部分での負けで、結果的に牡馬には通用しないタイプという事。
牝馬限定戦に限れば、ヴィクトリアマイル以外はエリザベス女王杯で、惨敗もスローの上り勝負は、
この馬には合わなかった部分はある。
また、3歳時はオークスはじめ、2000m以上で結果を出してきたが、本質はマイラーの可能性は十分にある。
今年は休み明けの前走で久々に1400mを使って、これまた惨敗であったが、
速い流れを経験させて、良い意味で馬に刺激はあった可能性はある。
まして前走は明らかに重め残りで、馬自体も休み明けは走らないタイプで、あくまで叩き台であったことは明白。
一応、激変の可能性は秘めていると思うし、相手関係からしてもその可能性は秘めている。
そして、昨年のヴィルシーナも一昨年のホエールキャプチャも人気薄であったが、
G1の底力を見せて連対している。
このレースはG1馬が強い傾向で、そこに人気は関係ない。
その他から。
ヌーヴォレコルト。
ダントツ1番人気が予想される立場。
G1馬であり、成績の安定感も際立っている。
明け4歳の勢いもあり、前走は牡馬の強豪が集まった中山記念も快勝している。
マイル自体は桜花賞以来と久々だが、速い流れの秋華賞やワンターンのローズSを経験し、
対応も出来ているから、距離短縮も東京ならば不安材料にもならないだろう。
また、基本的に好位からレースができる馬だから、極端に下げて末脚不発のようなことも考えにくい。
不利などアクシデントがなければ上位争いは必至と考えて良い馬だろう。
まして、相手は相当に恵まれたメンバーで、この馬から見れば勝負になる馬は限られている。
ショウナンパンドラ。
秋華賞はヌーヴォレコルトの猛追を凌いでG1タイトル獲得。
ただ、コース取りの差で勝てたもので、ヌーヴォレコルトに内容は見劣る。
また、良い脚を使う馬であるが、秋華賞を除くとここ一番でもう一伸び出来ない成績。
出世が遅れた原因でもある。
G1馬としては安定感に欠ける。
ただ、前走を除けば大崩もなく、エリザベス女王杯にしても状態ピークを過ぎていたと思われる中、
0.4秒差6着は悪くはない。
前走にしても休み明けで牡馬相手、しかも不良馬場で持ち味が活きなかったと思えば、
参考外ともできるレース。
牝馬の中では地力は上位であることも確かで、当然マークは必要。
ディアデラマドレ。
前走はスローな流れを最後方。
物理的に勝つのは不可能な位置取り。
それでも脚を溜めに溜めたので、1頭だけ次元の違う上りは最速の31.7。
馬券に絡んでくれなければ、溜めて31秒台を使う事に意味はないが、
多くのレースで上り最速を使ってきている馬で、嵌ればまとめて差し切る力はある。
ただ、今回はどうなるか分からないが、基本、流れに関係なく、追い込み一手なので、
取りこぼす危険も相当にある馬で、特に勝つという意味では危険な意味もある。
また、前走の上り31.7は相当に注目されるはずで、人気が必要以上に上がるだろう。
そこが馬券的には問題だろう。
上位人気が予想される馬を中心に寸評。
ステップレースから...
福島牝馬S組。
1着スイートサルサ。
中山牝馬Sを取消後。
体調面に不安を残す1戦だったが、持ち味の末脚が切れて勝利。
ただ、上位を争った馬が人気薄の馬ばかり。
実力上位馬が力を発揮できなかった中を末脚が嵌った感じが強く、
恵まれた部分も大きい。
ただ、東京の1600mは舞台設定は合うし、マイルの持ち時計も1.31.7がある。
強敵は限られているメンバーだから、侮れない1頭だろう。
あとは体調を崩した後の前走は万全でなかったはずで、
そこでの激走の反動がないか?だろう。
7着パワースポット。
前走は直線が平坦で短い福島では後ろで構えすぎで、勝つのは到底無理な位置取りだった。
負けるべく負けた内容だろう。
一応、上りは最速を使っているし、結果的に見れば、良い負け方で、
陣営は叩き台のつもりくらいだったのかもしれない。
東京マイルならば末脚を存分に活かせるし、今回こその期待ができる。
ただ、除外対象になってしまったのが誤算で、出走は現状厳しいようだ。
中山牝馬S組。
1着バウンスシャッセ。
オークス3着後、不振が続いていたが、ようやく前走、持ち味を末脚が伸びて勝利。
復調を印象付けた。
ただ、東京とはいえ、マイルは距離が短い印象は拭えない。
阪神牝馬S組。
1着カフェブリリアント。
先行、内伸びの展開、馬場を巧みに乗って快勝。
昇級初戦も難なくクリアして初重賞勝利となった。
これで3連勝。
勢いでは一番か。
ただ、今回は一応、G1。
さすがに壁はあるように感じる。
2着ベルルミエール。
こちらは勝ち馬以上に恵まれての2着。
距離も1400mまでの馬という感じが強く、今回は厳しいだろう。
4着スマートレイアー。
こちらは後方、外差しでは到底勝ち負けは無理な流れ位置取り。
1,2着馬とは斤量も1キロ重かったし、叩き台としては十分の内容。
昨年はG1になると、案外...という結果だったが、昨年は共にステップレースで好走後。
今回は、そういう意味で前走で4着と負けての今回の方が良いように思う。
基本、差し脚ならば、今回の中でもトップクラスのものはあるから、今回こその期待はできる。
あとは人気だろう。
必要以上に人気になりがちな馬で、前走、4着と負けたことでどこまで人気を落とすかも
馬券としてはカギだろう。
6着レッドリヴェール。
スマートレイアー以上に叩き台っぽいレースぶり。
1400mも合わなかったし、+24キロは成長分等があったにしても重め残りでもあったはず。
ダービーを使ってケチがついたのか、その後、惨敗続きだが、基本、状態は良くなってきていると思う。
ここは久々好走は十分に考えられるだろう。
ただ、期待値が相当高くなりそうで、必要以上に人気必至か?
オッズバランスは悪そう。
13着メイショウマンボ。
昨年のヴィクトリアマイルの2着以降、不振が続いている。
もっと言えば、昨年好走はこの一つで、3歳時の活躍を考えれば、ずっと不振のようなもの。
ただ、昨年は牡馬相手に勝負を挑んでいた部分での負けで、結果的に牡馬には通用しないタイプという事。
牝馬限定戦に限れば、ヴィクトリアマイル以外はエリザベス女王杯で、惨敗もスローの上り勝負は、
この馬には合わなかった部分はある。
また、3歳時はオークスはじめ、2000m以上で結果を出してきたが、本質はマイラーの可能性は十分にある。
今年は休み明けの前走で久々に1400mを使って、これまた惨敗であったが、
速い流れを経験させて、良い意味で馬に刺激はあった可能性はある。
まして前走は明らかに重め残りで、馬自体も休み明けは走らないタイプで、あくまで叩き台であったことは明白。
一応、激変の可能性は秘めていると思うし、相手関係からしてもその可能性は秘めている。
そして、昨年のヴィルシーナも一昨年のホエールキャプチャも人気薄であったが、
G1の底力を見せて連対している。
このレースはG1馬が強い傾向で、そこに人気は関係ない。
その他から。
ヌーヴォレコルト。
ダントツ1番人気が予想される立場。
G1馬であり、成績の安定感も際立っている。
明け4歳の勢いもあり、前走は牡馬の強豪が集まった中山記念も快勝している。
マイル自体は桜花賞以来と久々だが、速い流れの秋華賞やワンターンのローズSを経験し、
対応も出来ているから、距離短縮も東京ならば不安材料にもならないだろう。
また、基本的に好位からレースができる馬だから、極端に下げて末脚不発のようなことも考えにくい。
不利などアクシデントがなければ上位争いは必至と考えて良い馬だろう。
まして、相手は相当に恵まれたメンバーで、この馬から見れば勝負になる馬は限られている。
ショウナンパンドラ。
秋華賞はヌーヴォレコルトの猛追を凌いでG1タイトル獲得。
ただ、コース取りの差で勝てたもので、ヌーヴォレコルトに内容は見劣る。
また、良い脚を使う馬であるが、秋華賞を除くとここ一番でもう一伸び出来ない成績。
出世が遅れた原因でもある。
G1馬としては安定感に欠ける。
ただ、前走を除けば大崩もなく、エリザベス女王杯にしても状態ピークを過ぎていたと思われる中、
0.4秒差6着は悪くはない。
前走にしても休み明けで牡馬相手、しかも不良馬場で持ち味が活きなかったと思えば、
参考外ともできるレース。
牝馬の中では地力は上位であることも確かで、当然マークは必要。
ディアデラマドレ。
前走はスローな流れを最後方。
物理的に勝つのは不可能な位置取り。
それでも脚を溜めに溜めたので、1頭だけ次元の違う上りは最速の31.7。
馬券に絡んでくれなければ、溜めて31秒台を使う事に意味はないが、
多くのレースで上り最速を使ってきている馬で、嵌ればまとめて差し切る力はある。
ただ、今回はどうなるか分からないが、基本、流れに関係なく、追い込み一手なので、
取りこぼす危険も相当にある馬で、特に勝つという意味では危険な意味もある。
また、前走の上り31.7は相当に注目されるはずで、人気が必要以上に上がるだろう。
そこが馬券的には問題だろう。