Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

日本ダービーの展望-その1

2016-05-22 19:27:55 | G1
いよいよダービーなので、G1展望を単発復活。
ダービーの展望(連対馬/3着馬の傾向)をします。

まずは連対馬の傾向。

来ない馬
(1)前走、G1、青葉賞、京都新聞杯以外。
(2)前走、青葉賞で1馬身差以上で勝った馬以外。(2着以下は無条件でアウト)
ただし、上り33秒台でかつ半馬身以上で勝った馬は除く。
(3)前走、京都新聞杯で2着以下。
(4)前走、NHKマイルCで4番人気以下で2着以下。
(5)前走、NHKマイルCで2着以下。ただし、1800m以上の重賞勝ち馬を除く。
(6)皐月賞で、5番人気以下でかつ7着以下。

残った馬
ヴァンキッシュラン
エアスピネル
サトノダイヤモンド
スマートオーディン
ディーマジェスティ
マウントロブソン
マカヒキ
リオンディーズ

8頭。

さらに絞ると・・・。

勝つ馬という点で考えると。
過去10年のダービー馬。
メイショウサムソン、ウオッカ、ディープスカイ、ロジユニヴァース、エイシンフラッシュ、
オルフェーヴル、ディープブリランテ、キズナ、ワンアンドオンリー、ドゥラメンテ

古馬になってG1を勝っている馬。種牡馬で活躍中の馬がほとんど。
近年はオルフェーヴルを除くと微妙になってきているが。。。
それでも豪華な顔ぶれ
明確に言えることポッと出の馬がここで劇走して勝つということは有り得ないのがダービーの歴史である。
ダービー馬には、そういうスター性、エリート性がないとなれない!!


ダービーまでの成績は・・・
スケールを感じさせるレースをしている。
凡走は殆どしていない

あとは。
新馬勝ちする馬が多い。(特に楽勝する場合が良い)
無理使いをしていない。(レースを使いすぎない)


さらに残った馬
エアスピネル
サトノダイヤモンド
スマートオーディン
マカヒキ
リオンディーズ

5頭。


皐月賞を完勝したディーマジェスティは、近2戦の連勝はしているから、急成長の可能性はあるが、
ダービーを勝つという意味では、本質的には少し違うイメージから脱落。

残り5頭から。


マカヒキイチオシ!!

皐月賞は先に動いたディーマジェスティに届かずの2着で、単純に皐月賞だけで言えば、同じ脚質で完敗である。
ただ、仕掛けのタイミングの問題もあるし、もっと勝つレースをしていれば早めに動いてもいただろう。
極端なことを言えば、届かなければ仕方がないという無理に動くレース敢えてしなかったという事だと思う。
最後に残ったどの馬にも言えることだが、最大目標はダービー
その為の仕上げでもあっただろうし、上積みもまだあると思う。
今回は究極に仕上げての1戦で、長い直線の東京で決め手を発揮するとみる。
実績的にも皐月賞の2着以外はスケールを感じる勝ち方で、大物感は十分である。

次点サトノダイヤモンド
この馬もマカヒキと同じようなことが言える臨戦過程
皐月賞はあくまで通過点
その辺の微妙な仕上げ具合ハイペースに巻き込まれたこと、そして直線での不利敗因
今回は仕上げ具合が違ってくるであろう事を考えれば、全く皐月賞は悲観するものではないし、
負けて強しのレースをしている。
レースぶりからはスケールではマカヒキと互角。
ただ、次点にしたのは、結果的に皐月賞でマカヒキに負けたことと、皐月賞以外のレースは相手が弱すぎた部分もある。
その点で、戦績的にはマカヒキに見劣るとみて次点に。
ただ、当然、逆転の可能性を秘めている

近年最強世代
他にも可能性があるが、それでも勝つという事になれば、あとはリオンディーズ
皐月賞は暴走のようなレースをしてしまっては、あれで勝つのは無理というもの。
それであの着差ならば、逆に実力は見せた
気性の問題もあって、レースぶりが難しいが、嵌れば逆転の可能性は有る。

スマートオーディンは決め手は十分あるし、皐月賞を敢えてパスしてダービー1本狙いの臨戦過程は悪くない。
ただ、確かに勝った時の決め手は見事だが、レースレベルの低い中でのもの。
先に上げた3頭とはスケールでは一枚落ちる印象は否めない。

エアスピネルは皐月賞はかなり頑張ったが、それでもどうみてもその他のライバルをすべて倒して勝つのは無理だろう。
一角崩し、二角崩しで、上位に割り込んでくる可能性は有るかもしれないが、勝つイメージは全くない