日本ラグビー史上屈指のスター選手として活躍し、日本代表主将、監督も務めた平尾誠二氏が20日、死去した。53歳だった。神戸製鋼関係者が明らかにした。京都・伏見工高(当時)で山口良治監督の下、1981年に全国高校ラグビー大会初優勝。荒れた学校の成功物語はテレビドラマ「スクールウォーズ」のモデルとなった。同志社大では史上初の全国大学選手権3連覇に貢献し、神戸製鋼では日本選手権7連覇を達成した。端正な顔立ちで口ひげがトレードマーク。バックスのセンターのポジションで抜群のキャプテンシーを発揮し、80年代後半から90年代前半の日本ラグビーを選手としてけん引。