硝子戸の中でのひとりごと

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タイトルは漱石より拝借☆

熊本2021の記録その1

2022-03-13 18:47:19 | 九州
6月中なので半年以上前ですが……
記録しておきたいので、今更ながらアップすることに。
某ライブに絡めて歩き回った熊本です。

熊本城周辺へ行くのはこれが2度目。
1度目は20年以上前ですよ。我ながらびっくりだ。
カメラはフイルムの時代だし、もちろん震災も起きていません。
行きたい行きたいと思いながら、ようやく機会を得た感じです。

青いツバサのANAでひとっ飛びして熊本へ。
そこからバスで熊本市内へ。
まずはくまモン。スターですからね(笑)

最初は水前寺公園方面へ。
夏目漱石大江旧居です。
残念ながら、時節柄クローズしておりまして、外観のみ拝見。

そして水前寺公園。実に久々です。
今回のほうが印象的だった気がするのはなぜでしょう。

公園内にあった漱石の句碑3つ。
  
湧くからに 流るからに 春の水
鼓うつや 能楽堂の 秋の水
しめ縄や 春の水湧く 水前寺(漱石自筆)
これらの句碑は、熊本地震で倒壊した出水神社の参道大鳥居の御影石を用いて平成29年につくられたそうです。
どうりで見覚えがなかったわけです。

そして熊本城周辺へ。
とりあえずは清正公にご挨拶。
基本ですね(笑)

そしてお城のほうへ。
まだまだ震災の傷跡が残ります。


昼食をはさんで、お城の周りをぐるり。
未申櫓の前を通って二の丸方面へ。

神風連討入口の碑を横目に進みます。
(いったい何を撮っているのかと同行者に驚かれる私……)

二の丸公園にも、神風連加屋霽堅・斉藤求三郎戦死之跡碑が。
いやいや、近代史オタクなものですみません、って感じですね。 

復興した熊本城天守閣と、無事残った宇土櫓が一望できる場所から。


なんとか天守閣は復活したものの、周辺はまだまだ時間がかかりそうです。

しかし本当に、よくぞ宇土櫓が残ってくれたものです。
つくづく思いました。
時期が時期だったのでそばへ行ったり天守閣に入ったりはできませんでした。
でも、宇土櫓も解体修理をするとのことなので、その前にもう一度見られたのはよかったと思います。

 


少しお城を外れて高橋公園へ。
戦前の第六師団長官舎跡地なのだとか。
 
熊本市内坪井出身の横井小楠と、坂本龍馬、勝海舟、松平春嶽、細川護久の5人の群像。
そして、西南戦争・熊本鎮台司令長官、谷干城の像もこちらに。
以前は熊本城内にあったものが移されたそうです。

初日の観光はここまで。

ということで、この日の飲食ネタです。

ひとつめは、気になっていた「珈琲アロー」です。
創業は1964年というなかなかの老舗。

メニューはコーヒーのみですが……
この琥珀色!不思議ですよね。
ものっすごく浅く煎った白っぽい豆を丁寧に入れるコーヒー。
コーヒー愛の強いマスターが守っておられるこだわりの味です。
コーヒー嫌いの三島由紀夫が通ったといいますが、確かに一般のコーヒーではありません。
とってもやさしい香りと味わいです。

店内には見事なカサブランカ。
これもこのお店の定番だそうです。


ふたつめは、やはり食べたかった馬肉料理+郷土料理。
「馬刺しとお肉 グルマン」というお店へ。

 
馬刺し、焼いたもの、様々な郷土料理といろいろいただきましたが、どれも美味しかったです。

というわけで、熊本2021、第一弾でした。
つづく。




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