功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

政府専用機は「軍用機」(1月29日)

2020-01-29 18:09:22 | On the Road


▼新聞のなかには、今朝の朝刊で「政府専用機の使用が中国に断られたので日本政府は混乱した」という趣旨・ニュアンスで大きく記事を載せているところがありますが、これも違います。
 ぼくはこの新聞の取材にもきちんと応じていますが、もともと狙っていた線、思い込んでいた線でしか記事を書かない日本の新聞、特に全国紙の癖は、相変わらずですね。


政府専用機は国際社会で軍用機と扱われるのは当たり前です。
 操縦士は航空自衛官で、その操縦士が「Japan Air-force One ジャパン・エアフォース・ワン」と名乗って海外の空港管制に通信をしています。もちろん憶測ではありません。実際の現場を知っているから、このように記しています。
 ですから、中国だろうがアメリカだろうが、どこの国だろうが、日本の政府専用機が軍用機として扱われるのは、日本政府にとっても常識というか、大前提です。
 政府専用機はもともと陛下のご移動や総理の出張に使うだけではなく、いざというときに邦人を救出できるように設計されていますから、できればこれを使いたいのはもちろんですが、今回は体制の違う中国であり、また危機下にある武漢、さらに政府専用機が降り立ったことのない武漢への着陸、そして出発ですから、日本政府は政府専用機の使用を無理押しは最初から、全く、していません。
 ましてや、武漢はANAが定期便を運航していて、日本の航空会社はANAであれJALであれ非常に信頼性が高いですから、当初からANAのチャーター便を使うことを前提に中国と交渉していて、不肖ぼくもそれを評価し、支持していました。


▼もういいです。
 オールドメディアはテレビであれ、新聞であれ、もういいです。
 そのままお好きにどうぞ。
 このままでは、みずから滅びゆくだけです。

 記者諸君、デスクがおかしいと思ったら、記事の一本一本、首を賭けてでも戦うんだよ。
 記者を志したときのおのれこそを、思い出せ。


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武漢の邦人帰国用チャーター機が出発!(1月28日)

2020-01-29 17:16:13 | On the Road


▼きょう1月28日は、朝8時の部会に出るまえに、オールドメディアから「チャーター機による救出が、中国の反対に遭って、遅れているらしい。出発できないらしい」という問い合わせがありました。
 不肖ぼくは即、「違います」と答えました。

 事実は、国内の不満の高まりに焦った習近平国家主席が、李克強首相に武漢入りを命じ、共産主義官僚国家の中国の都市、武漢は、空港をはじめその対応で手一杯になり、しばらくANAのチャーター機の着陸を受け容れられなくなったのです。
 早い段階から、「今日夜には出発できる」という見通しを把握していました。


▼帰国されてからどうするか。
 今は、それについて懸命に智恵を絞っています。
 官と、政と、感染症を含む危機管理の専門家の端くれとしてのぼくが協議しています。

 帰ってこられる同胞も、それを迎える同胞も、すべてを確実に扶 ( たす ) けねばなりませぬ。



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武漢のバイオ研究施設に言及(1月28日)

2020-01-29 16:11:31 | On the Road


そして今回は、ふたつのことを発言しようと決めていました。大袈裟に申せば、決意していました。

 ひとつは、トンデモ情報扱いされている「武漢のバイオ研究施設からウイルスが漏れ出たのではないか」という懸念にあえて触れること。
 もうひとつは、中国からの入国停止をはっきりと求めることです。




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