▼おととい1月10日金曜に、国会議事堂のなかで自由民主党の「国対正副」が開かれました。
正式に申せば、国会対策委員会正副委員長会議です。
ぼくは、去年秋の臨時国会から、党の政審 ( 参議院自由民主党・政策審議会 ) の副会長に就き、任期の最初の三年のあいだ務めてきた国対 ( 国会対策委員会 ) の委員はもう外れています。
それなのになぜ出席 ?
上記の国対の会議には、政審からも出席が求められ、政策審議の様子を報告するからです。
▼この日は「明けましておめでとうございます」と述べてから、「年初から、不肖わたしの専門分野に関連する大きな事案が発生し・・・」と述べ、中東情勢の混迷にも政審として取り組む決意を述べました。
すると、国対首脳陣からどっと質問が雨あられと飛んできました。
そのなかに「ウクライナ国際航空機はほんとうはなぜ、墜落したんですか」という質問もありました。
10日の会議ですから、当然、イランが撃墜を認める前です。
イランが認めたのは翌日です。
党内部の会議ですから、イランの防空ミサイルが誤って撃墜したと、証拠もいくつか挙げて、この時点で断言しました。
そのうえで、民間旅客機はどうやって、こうした誤射を防ぐべきかも話しました。
▼すると、国対委員長から「ことしの国対は、国会対策に加えて、こうした識見を高める議論も致したい」という発言がありました。
さらに国対が終わってから、副委員長のひとりから、国会のある委員会に民間企業も集まってもらい、そこで話してもらえないかという積極的な提案がありました。
新年も、こうした歩みをこつこつと重ねていきたいと思います。