ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(10月21日放送)に自由民主党・参議院議員の青山繁晴が出演。米司法省がグーグルを独占禁止法違反の疑いで提訴したニュースについて解説した。
この時期にグーグルを提訴する狙い~大統領選のためのアピール
青山)これは逆に大統領選と関係があるのだと思います。国として見たとき、いまの儲け筋は巨大ITしかありません。「アメ車」という言葉があるくらい、車と言えばアメリカという時代もありました。ですがいまは全然売れません。巨大IT企業だけがどんどん儲けているので、労働者が反発して「ラストベルト」という言葉ができた。皆さんご存じの湖のほとりのデトロイトに行かれるとわかりますが、いまや廃墟の町となっています。そこで巨大IT企業が利益を独占するのをやめさせ、中国に企業が行くのをやめさせて、ラストベルトの錆が取れるようにするというのが本来のトランプ戦略です。GAFAという巨大IT企業の1つであるグーグルをこの時期にやるというのは、狙いすましてやっているのですよ。