
美辞麗句はもういい、国民が聞きたいのは具体策
青山)国民に向けて、総選挙の審判後に行う最初の会見です。具体策から言って欲しいのですよ。経済対策も財務省はじめ各所と調整しなくてはいけないということは、働いている国民、また学生の皆さんでもわかっていることです。総理として、基本30兆円規模ならば、30兆円規模。「規模」という言葉は「概ね」と言う意味ですから問題ないのです。
飯田)そうですね。
青山)まず、規模を示した上で何に使うのか、財源は国債ですから、国債についての見解も具体策のみを語って欲しいです。総選挙の間、12日間にわたって美辞麗句はみんな聞いているわけです。終わったあとも美辞麗句を聞きたいわけではありません。とにかく、具体策に踏み込むべきです。
飯田)具体策を。
青山)岸田総理が遊説されたときの、私の印象で言うと、小泉さんや安倍さんのときよりも、もしかすると多いくらいの人が集まっていらしたと思います。そこにいた私の地元の有権者からも「ものすごい多くの人が集まりました」ということをお聞きするのですが、話の途中で帰られる人が多かったですよね。