功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

南モンゴルの深刻な民族抑圧(2021-01-26 08:57:14)

2021-01-26 13:00:00 | On the Road
( 写真は、いつも積極的に撮ってくれる杉田水脈代議士が今日も撮ってくれました。そしてぼくは今日も全く気づきませんでした。杉田さん、ありがとうございます ! )

▼きょう1月26日火曜朝の外交部会・外交調査会の合同会議です。
 ぼくは以下のようなポイントで発言しました。

「この部会での外務省の説明、また外務省から提示された資料、いずれも南モンゴルの問題が無視されています。
『香港、新疆ウイグル自治区、チベット自治区について』と資料にあり、説明も資料と同じく、南モンゴルの問題はないが如くに扱っています。
 日本でも民間の団体はきちんと南モンゴルの深刻な民族抑圧、人権抑圧、ひとの命に関わる恐ろしい現実に立ち向かって取り組んでいるのに、日本政府が南モンゴルを無視しているかのような姿勢をとるのは、外務省、やめてください ! 」

「ぼくの発言の前に、中谷元 ( げん ) 元防衛大臣 ( 護る会メンバー ) が『日本はなぜ、ジェノサイド条約 ( 1948年に国連総会で採択された大量殺戮の防止と処罰の条約。およそ140か国が加盟 ) に加わらないのか』と問題提起されましたが、その提起を支持します。
 これまで『日本は憲法上の問題と法の未整備で締結できない』と政府側から示唆されてきましたが、憲法上の問題などないと考えます。
 一方で、関連法の未整備という問題はありますから、政府はこの場で、何が法体系に足りないと考えているのかを、具体的に明らかにしてください。それも踏まえて、われわれ立法府で考えます」

「中国の海警法の施行によって、日本の漁家の方々の漁撈と命、そして海上保安官の命が直接的な脅威に晒されることになります。
 尖閣諸島への公務員の常駐を含めて、漁家と海上保安官を護る新たな体制を緊急に作らねばなりません。
 この外交部会と外交調査会は、具体的な法案を含めた決議を急ぎ、出すべきです」

▼これに対する外務省の答弁などは、新動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」で詳しく話します。
 今週は金曜日に、収録できる見通しです。
 外務省の答弁ぶりは、噴飯ものでした。
 護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI )副代表 の長尾敬代議士らから、怒りの声が上がりました。





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