
▼みなさんの中には、ご記憶のひともいらっしゃるかもしれませんね。
今年が始まったばかりの1月5日から、通常国会が始まる前日の1月22日まで、エネルギーと安全保障をめぐって各国の政府、軍、武装治安部隊、そして国際機関と議論する海外出張に出ました。
ありのままに申して日本の大臣や副大臣、政務官、そして国会議員が公費で行く海外出張は、官僚のつくる「ご発言要領」の紙を日本語で読みあげますから、議論どころか、相手は茫然としているだけです。 ( ただし、もちろん人によると、申しておきます )
通訳が入って、相手はやっと日本から来た政治家が何を言っているのか分かりますが、「日米同盟は必要だとか、あなたに言われなくてもそんなこと分かってるよという話ばかり。何をしに来られたのかなと思ってしまうよ」 ( 米海軍の著名な提督がわたしに語った言葉 ) というのが、相手の本音だったりします。
その実態を、政治記者の時代から知っていました。
おのれで覚悟を決めて議員になった以上は、官僚・行政官の干渉を一切、招かないために自費で、また「実質的に役所に言われたとおりに海外に赴く」という日本の政治家の常道に逆らって自律し、日本国民と日本国のためには何が必要かを自分で考えて、海外に出ます。
だからこの時も、自主自費の海外出張でした。
ウルトラ強行軍にて17日間で7カ国を回り、気温差50度以上という変化にも耐え、そのなかでウィーンのIAEA ( 国際原子力機関 ) の本部を訪ねました。
そしてグロッシー事務局長と、気持ちを通わせて、議論しました。通訳は介していません。
今年が始まったばかりの1月5日から、通常国会が始まる前日の1月22日まで、エネルギーと安全保障をめぐって各国の政府、軍、武装治安部隊、そして国際機関と議論する海外出張に出ました。
ありのままに申して日本の大臣や副大臣、政務官、そして国会議員が公費で行く海外出張は、官僚のつくる「ご発言要領」の紙を日本語で読みあげますから、議論どころか、相手は茫然としているだけです。 ( ただし、もちろん人によると、申しておきます )
通訳が入って、相手はやっと日本から来た政治家が何を言っているのか分かりますが、「日米同盟は必要だとか、あなたに言われなくてもそんなこと分かってるよという話ばかり。何をしに来られたのかなと思ってしまうよ」 ( 米海軍の著名な提督がわたしに語った言葉 ) というのが、相手の本音だったりします。
その実態を、政治記者の時代から知っていました。
おのれで覚悟を決めて議員になった以上は、官僚・行政官の干渉を一切、招かないために自費で、また「実質的に役所に言われたとおりに海外に赴く」という日本の政治家の常道に逆らって自律し、日本国民と日本国のためには何が必要かを自分で考えて、海外に出ます。
だからこの時も、自主自費の海外出張でした。
ウルトラ強行軍にて17日間で7カ国を回り、気温差50度以上という変化にも耐え、そのなかでウィーンのIAEA ( 国際原子力機関 ) の本部を訪ねました。
そしてグロッシー事務局長と、気持ちを通わせて、議論しました。通訳は介していません。
▼高度な能力を持った、フェアな実務家で知られるグロッシーさん ( アルゼンチン出身 ) は、実務に役立たないと判断すれば、日本の閣僚にも会わないことが、帰国してから分かりました。
なぜ分かったか。
閣僚ふたりが、それぞれ「俺は会ってもらえないんだけど、青山さん、どうやって会えたの」とわたしに聞いてこられたからです。
なぜ分かったか。
閣僚ふたりが、それぞれ「俺は会ってもらえないんだけど、青山さん、どうやって会えたの」とわたしに聞いてこられたからです。