▼18年4か月かけて書いているうちに、わたしは思いがけず、国会議員にならざるを得なくなりました。
すると書店も、わたしがこゝろに秘かに敬愛している書店員さんたちも、「政治家の書いた本」としてか、わたしの著作を見なくなりました。
全書店じゃないし、全書店員じゃない ?
その通りですね。
しかし、「政治家の書いた本なんて。まして小説なんて、あり得ない」という色眼鏡を外して、読んでくれるのは、やはり超少数派です。
そして、読者も少数派です。
「わたしは灰猫」は、6刷で終わりました。
本がほんとうに売れない、読まれない時代です。
6刷なら、良い方かも知れません。
しかし6刷どまりでは、文庫本になったりしないと思っていました。
▼そこへ、意外な、「文庫本にしたい」という知らせです。
自分の書いた単行本を突き放して読み返し、さらに、扶桑社にあらためて単行本をゲラの形にして刷り出してもらい、一字一句を見直していきました。
すると、困ってしまったのです。
隅から隅まで、完成している。
手を入れる隙が無い。
そこで、発想を転換しました。
『登場人物のその後を、書き起こそう』と。
▼みなさん、できれば、読んでください。
「わたしは灰猫」を読んで、登場人物のその後にやきもきしてくださった方々も、それから、初めて読む方も。
作者としては、みずから納得できる、登場人物と一緒に、その先の人生を生き抜く、新たな作品の誕生となりました。
▼読者にとって、僭越な物言いながら、良いことがもうひとつ、あります。
文庫本ですから、サイズが小さくなった代わりに、値段が安くなりました。
定価¥968 ( 本体価格:¥880+税10% ) です。
実はとっくに予約が始まっています。
たとえば、ここにあります。
12月22日の発刊です。初版の部数がとても、とても少ないので、宣伝で申すのではなく、お読みになりたい方は予約なさった方が実際に安全かと思います。
ちなみに、元の単行本は、たとえばここです。
▼久しぶりに、文学の話をできて、愉しかったです。
「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の発信は倦まず、弛まず続いています。
今回、ご紹介する最新放送は、これです。
ずばり、中国の独裁者、習近平国家主席の力の衰えを具体的に述べています。
「わたしは灰猫」を読んで、登場人物のその後にやきもきしてくださった方々も、それから、初めて読む方も。
作者としては、みずから納得できる、登場人物と一緒に、その先の人生を生き抜く、新たな作品の誕生となりました。
▼読者にとって、僭越な物言いながら、良いことがもうひとつ、あります。
文庫本ですから、サイズが小さくなった代わりに、値段が安くなりました。
定価¥968 ( 本体価格:¥880+税10% ) です。
実はとっくに予約が始まっています。
たとえば、ここにあります。
12月22日の発刊です。初版の部数がとても、とても少ないので、宣伝で申すのではなく、お読みになりたい方は予約なさった方が実際に安全かと思います。
ちなみに、元の単行本は、たとえばここです。
▼久しぶりに、文学の話をできて、愉しかったです。
「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の発信は倦まず、弛まず続いています。
今回、ご紹介する最新放送は、これです。
ずばり、中国の独裁者、習近平国家主席の力の衰えを具体的に述べています。