( 先日の自主・自費の海外出張のひとこまです。アメリカ西海岸の原子力発電所にて、福島原子力災害を教訓にした緊急時対策の施設を、克明に調査しています。先方から送られてきた写真なので公開OKです )
▼東京都の武蔵野市の市長選挙で、18年ぶりに保守系の新市長が当選するという快挙がありました。
派閥パーティ券事件のさなかでも、正しい訴えは通るという証明です。
▼武蔵野市では、前市長が「外国人でも、そして短い期間でも、武蔵野市に居れば住民投票に参加できる」という制度をつくろうとして、わたしも、長島昭久衆議院議員 ( 護る会メンバー ) の要請に応え、現地で真正面から反対する演説をしました。
推進派の烈しい動きがあり、警察隊が出動する事態になりました。
また、和田政宗参議院議員 ( 護る会メンバー ) も反対演説をはじめ熱心な取り組みをされて、この制度は棚上げになりました。
それが2年前のことです。
そして今回の市長選挙の大きな争点は、この制度をどうするかでした。
▼わたしは最近に現地で開かれた講演会に、今度は和田さんの要請に応えて参加し、魂を込めて訴えました。
市長選の告示前でしたから、もちろん市長選の特定候補への投票を呼びかける話は一切、していません。
日本国と日本国民の根幹を話し続け、話していくうち、夜が更けていくのに場内が満員となりました。
そして市長選が告示となり、選挙戦に参加しようとしていましたが、パーティ券事件の影響で「すべての国会議員の応援はお断りする」という方針が示され、断念しました。
それでも、市民の選択によって、僅差ではありますが、大転換が実現しました。
和田さんからは「2年前の、あの制度反対の演説から流れが変わりました・・・本当に感謝申しあげます」という丁寧なメッセージをいただき、また長島さんからは「選挙が始まる前のあの講演で、市民が動きました。ありがとうございました」という趣旨の電話をいただきました。
わたしは、和田さん、長島さんの地道な努力が大きく、そして最後は、武蔵野市民という日本国民の公平な判断が悪い連鎖を断ち切ってくださったと考えています。
▼武蔵野市のあたりは、菅直人元首相の影響力が強いところであり、かつ、市長選と同時に行われた市議補選で、あれほど世襲批判をなさっていた菅さんが息子さんを当選させたような土地柄です。
そのなかで、自公推薦の小美濃 ( おみの ) 安弘・新市長が誕生したのは、自由民主党が今、何をなさねばならないか・・・日本を大切にする、祖国を甦らせるという原点に戻るべきであることを示しています。
武蔵野市長選では、青山繁晴さんに多大なお力を頂きました。
— 和田 政宗 (@wadamasamune) December 26, 2023
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