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仏語、英語学習者。アイザック・アシモフのファン。ノース・ホワイトヘッド思想信奉。縄文志向、仏陀志向。

ファウンデーションの夢 第六部 ベイタ・ダレル 第7話 束の間のバカンス

2022-08-02 19:20:55 | ファウンデーションの夢
40ファウンデーションの夢 
第六部 
ベイタ・ダレル
第7話
束の間のバカンス

あらすじ

 死んだと思われていた、オナム・バーの愛娘ジータ・マルレイネ・バーは生きていた。マルレイネは、彼女の星、シウェナにジータ・ベリス・マロウを招き入れ、おまけにトランターから、パルヴァー家の娘、ジータ・ウォンダ・パルヴァーを一緒に連れて来た。ジータ・ウォンダ・パルヴァーは、パルヴァー家の初の女の子であった。
 ジータ・ベリス・マロウは、二つあったペンダントの一つをトランターから来た女の子に渡す。
 このことは、いよいよ第2ファウンデーションの出る幕が近づいて来たとの予感を与える。

 ジータ・マロウの娘ロアには、極めて聡明な娘ベイタがいた。

 ベイタとミュールの壮絶なる物語は、ファウンデーション設立から300年後に起こる。ベイタの物語はこうして始まる。

 ベイタの両親がガール・ドーニックの農園を再び買い取り、住み始めた。ベイタもモーヴ(ターミナスの首都)からしばしば泊まりに来ていた。
 近くには、朽ち果てたガールの屋敷があった。

 ベイタはコッソリと、そのガール屋敷の地下深くにあった『故郷星探査報告書』を手に取るのであった。

 そこにはファウンデーション設立当時、ガール・ドーニックの秘密の特別任務の記録が記されてあった。後に、アルカディアが、ジスカルド・ハニスからそれを譲り受ける。その内容の繙きついては続いて読者の努力に委ねます。

 時代は、ターミナスも徐々に往時の精彩を欠いて来たインドバーの世襲政権のもと、時代の暗雲に気付いていた数名の人々がいた。
 一人は心理学者、エブリング・ミス。もう一人は貿易商人のランデュ・ダレル、そしてベイタ・マロウもその一人に加えなければいけない。
 
 ベイタ・マロウはトラン・ダレルと結婚し、トランの出身星ヘイブンに赴く。そこで、トランの叔父のランデュに新婚旅行にカルガン行きを勧められる。ハネムーンは数日で今後の銀河を揺り動かす大事件に移行する。
 

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トランダレル さあ、浜辺だ。叔父さんが言ってた通りだね。波の音、たまらない!でもターミナスの海辺もよかったなあ、そうだろ、ベイタ?二人で行ったベリス岬。

ベイタ トランったら!ミュールのこと、もう全く忘れているんだから!

 ねえ見て、トラン。逆立ちして逃げてる道化師がこっちに来るわ!
 
道化師 助けてくれますか。追われているんです。海辺の警備隊に!

 見るところ、ターミナスからのカップルですよね?ようこそカルガンへ。

ベイタ なんか悪いことしたんでしょう?

道化師 はい、奥様。ミュールの宮殿から逃げて着ました。
 私はボボ・マグニフィコ・ギガンティクスと申します。
 助けてもらえますか。
 私をボボと呼んでください。

ベイタ トランどうする?

トラン 義を見てせざるは勇なきなりだ。決まってる。

ベイタ そうなの!せっかくこれからバカンスだっていうのに!じゃあ、格納庫の船に戻りましょうか。

 えっ、今、なんておっしゃいました。ピエロさん!ミュールから逃げて来た、ですって!


https://youtu.be/9UTCGaICPRM

yatcha john s. 「束の間のバカンス」




Rythm from the Ocean

2022-08-02 06:13:27 | ひたち海浜公園
ことしも憧れの丘にやって来た

この丘を上りきったら極上の水平線が見える
潮騒はタヒチの打楽器に聴こえる

僕は先に登った君に英語で叫ぶ
「ここからだと君は入道雲に見えるよ」
君はつかさず日本語でこたえる
「君五人パスってなに?」

そうじゃない
「Cumulonimbus 」だよ

ヤッパリ僕の英語はまだ半人前

上からまた返事が帰ってくる

「ことしもここに連れて来てくれてありがとう」

僕の憧れは水平線の向こうからの風

その優しい打楽器の音は僕の心の鼓動
Rythm from the Ocean

「太陽と涼しげなキスと海の青さと
胸に響く
光さ!」

僕の心の鼓動はタヒチの打楽器のよう
ずっとそうだ
来年もその先も

憧れの丘のふもとに
一本のコスモスが咲いてるように


yatcha john s. 「 Rythm from the Ocean 」