予定外の転居を控えているということで、
まさに「一夜漬けで勉強する学生さん」のごとく、
あわてて準備をしているところです。
日頃から片付けておけばいいんですけどねぇ・・
自業自得ですが、
こういう時にあわててモノを処分する羽目になるんですよねぇ・・。
転居後、落ち着いてから投稿をしようと思っていた話題を
きょうは書かせていただこうと思います。
(ブログ投稿する時間を引越し準備に使えよ!ってな状況の下・・^^;)
転居してしばらくは、プロバイダさんの関係で、
インターネット環境が整わないと思うので・・。
山陰からこっちに転勤後、約ひと月、ネット利用ができなかったですし、
今般もそんな感じになりそうですので、
その前に投稿しとこうかな、と。
(ケータイからでも投稿できるじゃろ?!って・・^^;)
この土曜日、迷いに迷いに迷ったんですが
(・・転居を含めて、いろいろ事情が変わってしまったので、
予定とりやめも考えておりました)、
結局、予定どおり上京いたしました。
目的地はただひとつ、東京厚生年金会館。
秀樹さんの今回の秋ライヴ「覚醒~KAKUSEI~」を
拝見・拝聴するため、
そして、
秀樹ファンつながりでお世話になっている「ヒデとも」さんたちから
勇気をいただければと思いまして。
旅割で取った航空券と、
広島のローソンで取ったコンサートチケットと
咳止めを携えて。
(←ブックマークから秀樹さんの公式ウェブサイトがご覧になれます)
今回は、東京公演が9月6日、大阪公演が10月4日。
めずらしくいずれも土曜日、という御配慮がありました。
当初、大阪公演だけ足を運ぶつもりでおりました。
その後、大阪公演へ行けるかどうか、微妙な事情ができました。
去年のライヴへ行くつもりだったのに、
もちろんチケットも取っていたのに、
入院で行かれなくなってしまって。
私自身の入院ですから、行かれなくなったのは自分のせいなんですが、
ベッドの上で「悔しいな」と思ったのも正直な心情でした。
「こんなヒデキを待っていた!」的な構成の
すばらC~~~っ、もとい、
素晴らしいライヴだったと伺っていました。
そして、大谷和夫さんによるライヴサポートは
あれが最後になってしまいました・・
ですから、今回のライヴへは
ぜひ行きたい、と思っていて、
いわゆる「ライヴ遠征」は
身体の負担を考えて
秀樹さん一本に絞りました。
まだ大阪公演があとに控えていますし、
今回はメモ帳もペンもまったく持ち込まずに
ライヴを拝見してしまったので(すみません)、
セットリストを上げることはできないですが・・・
とにかく予想を超えた選曲・構成でした。
「週刊朝日」で連載中のコラム「秀樹とヒデキ」において、
今般のライヴのことを書いておられたのですが、
文面から勝手に
曲目を推測妄想しておりました。
過剰に膨らむ期待を抑えながら(苦笑)。
パラサイト・ラヴ、round'n'round、Rock Your Fire・・
フロンティア・ロード系のライヴになるんかな?
それがダメなら、
去年のライヴのアンコールナンバーだったという
Love Tortureをやってくれるんかな・・?
(Love Tortureは大好きな曲です!)
はたまた、東京公演ならではのサプライズで、
ジャパニーズ ロック ファイターもアリかぁ・・?
勝手なファンだなぁと自分で呆れながら
あれこれ想像しておりました(苦笑)。
1曲め。
あの曲だとは思いませんでしたよ。
「キタ~~~~っっ!!!!!!!」
山本高広さんになってしまいましたから。
かつて「夜ヒットDX」かなにかで初めて
秀樹さんがその曲を披露されていたのを拝見して、
アナザー秀樹ワールドに落ちましたから・・・。
アルバムの中の1曲だったんですが、
「かっけぇ~~~っっ!!」って形容では収まらない・・。
バッキングが凄く凄く難しいアーティストさんの提供楽曲なんです。
ライヴで聴くのはムリだと思っていました。
イントロの、あのベースラインが聴こえた瞬間、
「嘘だろ? マジか?」
そう思いましたから。
その曲の次には、同じ楽曲提供者さんのシングルカット曲。
私が好きな秀樹さんのど真ん中です。
これまた
「キタ~~~~っっ!!!!!!!」。
とにかく、予想を超えた楽曲が
次から次へと繰り出されて、
終演は午後9時を回っていました。
元・筋少の橘高文彦さんを彷彿とさせるような
ハードなギタープレイが聴けたアレンジの楽曲もあり
(カッティングでタテに首を振ってしまいました・・
私がやると「タテノリ」というより、「まるで鳩」です・・orz)、
私の世代にはど真ん中のアーバンメロウサウンドあり、
ボサ・ノヴァふうのアレンジに趣を変えた名曲あり、
高校生のマーチングバンドさんや
かわいいちびっ子たちの登場もあり、
「この『範囲の広さ』が西城秀樹だよなぁ」と思いました。
元祖マイクスタンドプレイ職人ぶりは健在でした。
スティックタイプの、さまざまな色のペンライトが、
あたたかく客席をともしていましたが、
その客席は、
時にダンスフロア、時にライヴハウス、
時にリサイタルホール、時に体育館と化していましたから、
アゲアゲでした(←古い?!)。
バラード曲で聴こえてくるエレピの音。
ローズピアノ系の音色なのに
なぜかまるみがあって柔らかい。
エレピって硬くて冷たい音が魅力でもあって、
ローズピアノ系の音色は好きなんですけど、
硬くて冷たい響きが当たり前だと思っていたのでビックリ・・
舞台上のプレイヤーは、あの塩入俊哉さんでした。
塩入さんの指は「魔法の指」だと思うときがあります。
どうして、あんなに、あたたかくてやわらかくて、
やさしい音色が出るのだろう、って・・。
♪つつみ~こむように~~(by Misia)
そんな響きの音が出せるプレイヤーさんなのです。
今回、塩入さんのピアノプレイが聴けるとは思わなかったので、
これまた予想外の喜びでした。
パワフルにリズムキープし続けるドラムは、
TOSHI NAGAIこと
宮崎県が生んだ偉大なドラマー、永井利光さんだったかと思います。
ヒムロックやGLAYさんのところで叩いていらっしゃる方ですよね。
御自身のブログのなかで、「譜面を書いて練習したライヴ」と仰っていたのは、
おそらく、秀樹さんのライヴのことだったんでしょうね。
Toshi Nagaiさんのオフィシャルブログ「Toshi's Diary」より 9月6日御投稿「ライヴ!」
ドラム・ソロも圧巻でした!
塩入さんとツイン・キーボードを務めていらしたのは
(マニピュレーター兼任でしょうか)、
ita-shinさん(板倉真一さん)。
ita-shinさんは、御自身のブログのなかで、
リハーサルも含めて、今回の秀樹さんのライヴのことを
書いてくださっています。
板倉真一さんのブログ「ita-shinの今日この頃(-_-)」より 9月6日御投稿「年金(-。-)」
(リハーサルについては、その前に投稿なさっている「リハ」シリーズを・・。)
まさに、「えんのしたの、ちからもち」。
ita-shinさんにも感謝カンゲキの大拍手です。
ギターは元sirenの宅見“マーくん”将典さん。
「週刊朝日」連載コラムにも書かれていたように、
秀樹さんの甥子さんです。
今回、芳野藤丸さんとのツインギターではなかったですが、
すっかり秀樹サウンドのかなめでした。
いぶし銀のベースは、
SHOGUNメンからミッチー長岡さん。
コーラスは、おなじみMILKの
永井理絵さん・宮島律子さん姉妹。
秀樹さんの楽曲って、
案外バッキング難しいんじゃないかなぁって思うんですよ。
御自身もいつぞや「週刊朝日」コラムで書かれていましたが。
とくに今回のような幅広の選曲となると、
なおさらそうだと思ってしまうんです・・ド素人としては。
あらためてプロフェッショナルの方々の底力を
見せられた思いでしたよ・・。
とはいえ、
いろんな意味で、
「週刊朝日」コラムを一読して
想像していたものとは
ちがっていたなぁ、
そんなライヴでした。
round'n'roundじゃないですけど、
「もっともっと・・」って
欲張りなことを思ってしまった部分も
正直あります(すみません)。
しかし
初演ってそういうものかもしれません。
秀樹さんのライヴの「初演」を拝見するのは
今回が初めてだったんですよね。
東京でお会いできた、ヒデともの皆様方。
ありがとうございます。
お会いできてうれしかったです。
それぞれ日常があって、
そのなかで、
秀樹さんのうた・楽曲に支えられている。
おかげさまで、
「あぁ、自分も頑張んなきゃいけないな」という気持ちになりました。
ファンの方々からもこうやって
勇気をいただけたり、
励まされたりしているんですよ。
ありがたいことです。
とうとうライヴ当日が到来したのに
咳が止まらず、
そのことも上京を躊躇させていました。
公演中に咳をしてはいけないと、
御迷惑がかかるからと、
場所をぶちこわすことに繋がるからと。
公演中はなぜか
咳が止まってくれました。
長丁場を乗り切れました。
正直ほっとしました。
不思議でもありました。
秀樹さん、バックメンバーのみなさん、
ヒデとものみなさんのおかげでしょうね・・きっと。
大阪公演・・やっぱり行きたいなぁ・・。
大阪終わってから、
転居先でネット環境が整って落ち着いてから、
別ブログ(音楽れぽブログ)で
きちんとれぽを書きたいです^^