雑感「日々是好日2」

NO MUSIC,NO LIFE.音楽好きなのんびり屋さんの日常をつづってゆきます。きょう一日が良い日であるように…。

NHK土曜ドラマ「ハゲタカ~ROAD TO REBIRTH」

2007-02-25 01:08:55 | Weblog
私はドラマをめったに見ないのです。
SE7EN初主演の韓国ドラマ「宮'S」ですら
見てないのですが…
(韓国語がわからないですし、放送時間に家にいないですし、
 ドラマのストリーミングをパソコンで見るのは目が疲れるので
 やらないという事情もあるのですが、
 元々すすんでドラマを見ようという気がないのです…)


昨夜(←日付かわったので)NHK総合で放送された
「ハゲタカ」 は、
食い入るように見てしまいました。

NHK土曜ドラマ「ハゲタカ」公式ホームページはこちら (番組制作者さんのブログ「渋谷で働くドラマディレクターの日記」へも行けます)

このドラマ、全6回で、
先週から放送が始まっていたんですね。
先週は、スティービー・ワンダーのライヴ終演後に宿泊先へ戻り、
BS2の「GS(グループサウンズ)特集番組」を見ましたので、
「ハゲタカ」放送がすでに始まっていたことすら
つゆ知らず…。


バブル崩壊後のいわゆる「失われた10年」に
いったい何があったのか。
企業買収劇を軸にした、重厚な人間ドラマだそうです。
柴田恭兵さんの肺がん手術で
いったん制作が中断になっていたドラマですよね。
(柴田さんといえば…
 「あぶない刑事(あぶデカ)」シリーズが大好きでした。
 当時松山市内に住んでいた友達が、
 「『あぶ刑事』のロケが松山であったんよ!」と興奮気味に電話してきて、
  それがきっかけで番組の存在を知り、
  見るようになったドラマでした)

以前、NHKが制作したドラマに
「系列」という作品がありました。
土曜夜=同じ放送枠じゃなかったかな?
自動車メーカーの系列子会社の社長と息子、
親会社と系列会社、経済状況、労使関係…
そのなかでの人間模様を描いた、重いドラマでした。
系列子会社の社長役が佐藤慶さん。
もう一度見たいドラマです。

ああいう系統のドラマを作れる強みが
NHKにはあるような気がして…




「世の中はカネだ、カネが悲劇を生む」というナレーションで始まる
予告ストリーミング。

「あなたの会社、いただきます」というキャッチコピー。

「人生の悲劇は二つある。
 ひとつは金のない悲劇。
 もうひとつは金のある悲劇…」というナレーションで始まる
ドラマ本編。
 

 私は経済には疎く(←これではいけませんが)、
現在勤務している業界へ転じる前に受験した
入社一次試験(5択筆記)のうち
経済関係の科目はほとんど勘で解答しました(苦笑)。
法律も経済も一般常識も疎かったので、
受験勉強で経済学関係の科目は捨てる始末でした。  
 そんな私でさえも、
このドラマの扱う題材には引かれました。 
いま私たちが置かれている(ずっとさらされてきた)
状況そのものであるような気がしたからです。

 それと…
去年、元同僚が約3年の闘病の末に
命を落とした原因が肺がんでした。。
ですので、柴田さんの復帰作でもあるこのドラマについては
何かしら気にかかっておりました。




 柴田さん扮する大手銀行マン・芝野と、
大森南朋(おおもり・なお)さん扮する外資ファンドマネジャー・鷲津。
しかも鷲津は芝野のかつての部下で、
銀行勤務時代に、会社に命じられるままに
借金を返せなくなった町工場に資金を貸し渋り
経営者を自殺に追い込んでしまって
自責の念から泣いてしまった過去を持つ。。
銀行を退職して渡米後ふたたび日本に舞い戻った彼は、
カネのチカラで、足腰の弱ってしまった日本経済を
容赦なく買い叩く
「ハゲタカ」に変わっていた。。
鷲津っていう役名が
「日本企業を容赦なく『わしづかみ』にする、という意味も込めての
『わしづ』」であるかのようにさえ思えてくるほどです。。



このおふたりを機軸にしつつ、
一言一言が重い、練り上げられた台詞と、
この顔ぶれはありえない!ぐらい凄すぎる俳優陣の演技によって、
一瞬たりとも目を離せない展開が…

(銀行の貸し渋りで自殺した工場経営者の娘である
 経済記者役に栗山千明さん…資生堂マキアージュのCMの方ですね、
 
 経営危機に陥っている玩具メーカーの
 バブリーな女社長役に富士眞奈美さん、

 過剰投資の失敗によって老舗旅館の経営不振に陥った挙句
 外資ファンドに旅館を買い叩かれて売られて潰され
 自殺してしまう5代目経営者役に宇崎竜童さん、
 のちにIT社長として起業する息子役に松田龍平さん、

 柴田さんの勤務する銀行の重役に中尾彬さん。。

 ほかにも菅原文太さんや大杉漣さんなどが今後登場のようです)



 特に大森南朋さん!
眼鏡の奥に光る冷酷非情な目。
大森さんのあの演技がなければこのドラマは成り立ちません。
比較は失礼ですが、
佐野史郎氏よりも目が怖いです。。
実はまったく知らなかったんですが(すみません)、
周防正行監督の映画「ボクはぜったいやってない」にも
刑事役で出演なさっている俳優さんなのですね。
父上様が麿赤児さん。 

 

 台詞も直球勝負でグサリと胸を打ってくるんですよ…
ここまで力のある作品だったら
録画しておけばよかった、と後悔しましたけど…

 
 たとえば…
不採算部門も、会社を私物化した贅を尽くした生活も、
社長の座も手放せない玩具メーカーの女社長に
経営から身を引くよう提案する鷲津。
それに対して
「会社は子供のようなもの、愛情がいっぱいつまってるの!」
と反論してきた女社長に向かって言い放った鷲津のひとこと

「だったら、あなたは子育てに失敗したんだ!」



 あるいは…
女性経済記者から渡されたメモを頼りに、
ハゲタカに潰された旅館経営主の息子の姿を
夜間の、雨の工事現場で探す銀行員芝野。
ヘルメットにひらがなで自分の名前、それと血液型を書き
ブルーシートを畳んでいた旅館経営主の息子。
「私に何かできることがあれば声をかけてください」と言って
名刺を差し出す芝野に向かって

「俺、会社興したいんだけどカネ貸してくんない?300万。
 …出来ないじゃん。何も出来ないくせに…
 恨んでないよ。あんたもサラリーマンなんだから」

さらに折りたたみ傘を差し出す芝野に向かって
「オヤジが言ってた『銀行は晴れの日には傘を差しかけて
 どしゃ降りの日には傘を引っ込める』って。
 きょうは傘貸してくれるんだ、雨なのに。」
痛烈なひとこと。。




 弱肉強食、格差社会、
勝ち組と負け組に二分されてしまう世の中…
そのなかでどうすればいいのか
いまだに見いだせずあえいでいるような…
いったいなんのために、どこへむかっているのかさえも
見えているようで
実はわかっていないような…
そんな状態でズルズルきているような現在だから…

ドラマのサブタイトルになっている
「再生への道」を
何かしら心の奥では求めているのだと思います。。
それは
人間どうしのありようなのかもしれないですが。。




ここに描かれているのは
フィクションだとわかっていても
それでもまた、次回放送も見たくなるドラマでした。
 

ありがとう~ありがとう~

2007-02-19 23:23:12 | Weblog
ありがとう~ありがとう~ありがとう~~
…スマップの歌か?っての。
(スマファンの皆様すみません。アンチではございません。
 「らいおんハート」あたりまではついていったのですが…
 「どんないいこと」あたりまでは
 シングル曲の収録されたアルバム買ったこともあるんですが…
 楽曲提供者の岩田雅之さんが一時期好きだったもんで…
 …それなのに、
 最近ではすっかり疎くなりまして「スマスマ」まったく見なくなりました)


前置きはこのぐらいにしまして。




 この土曜日、さいたま新都心に行きまして、
さいたまスーパーアリーナで開催された
スティービーワンダー日本公演の初日を
見ることが出来ました。
座席は「400レベル」でしたけど…
(他会場で言う「4階席相当」のことだそうです…まぁ後ろのほうです)

(※ところで…
 現在のさいたま市は、
 旧・浦和市と与野市と大宮市、でしたっけ?
 大宮とか埼玉大学といえば、
 アカペラのメッカというイメージがあるんですが…
 =「ハモネプ」の影響でしょうか=
 今でもそうなんでしょうかね…)


 スティービーの年齢が年齢ですし(1950年5月生まれ)、
自分も周囲もどうなるかわからないですし、
土曜日公演なんてこの先あるかどうかもわからないので、
ダメモトで一般チケット応募したら取れていたのですが、

その後に父親の事情がありましたので、
今回は断念するつもりで、
ウェブで操作のきく宿泊予約から
一旦キャンセルをしていました。
仕事の都合がなかなかつかず、
航空券払い戻しに出向くのが遅れていました。
 

 「父親の様子も落ち着いているし、
  先はまだ長い。
  スティービーはこれを逃すと次見る機会はないだろうから、
  後悔がストレスになる。
  ライヴチケットまだ手元にあるなら
  行ってきたほうがいいと思う」
弟が勧めてくれました…。
  
 スティービーと同じ眼病を患い、
視覚の弱さを心配した親の勧めで
ヤマハの地方教室へ行き始め、
いまだに素人のヘタの横好きではありますが
音楽から足を洗いきれない私を思いやって
ひとこと背中を押してくれたのかもしれません。



 
 宿泊再予約間に合わないだろうな、ダメだろうなと思っていたのですが、
何とか取れまして…
弟の言葉に甘えて、
羽田経由でさいたま新都心駅をめざしました。
浜松町で乗り換えれば
京浜東北線の大宮行き快速電車で
そのまま行けるんですね。


 当日朝は鼻水ダラッダラ、頭痛ぁ~~…という
バチアタリとしか言いようのない状態でしたので、
広島空港内の薬局ですぐ効く薬を買い求めまして…
開演予定(16時)にはなんとか間に合いました。



 私の席からは、オペラグラス越しでも
スティービーを見るのは距離的に難しい状態でしたが
(あ!独特の身体の揺れは時折わかりました)、
2時間10分のあいだ、ほとんど休みなく次から次へと
数珠つなぎのように
彼の声や手によって
自由自在に音が紡ぎだされてゆく…
神業としか言いようがありませんでした。。。
畏敬を表するしかありませんでした。。。


 CDとまったく同じフレーズを
演奏したり歌ったりしようと思えば、
難なく出来るのだと思いますが、
スティービーはさらにその上を
難なく軽々と行ってしまうんですよね。。。
どっからあんなアイディアが出てくるんだ?
尽きることがないんでしょうかね。。
実に楽しそうに歌ったり
ハーモニカ吹いてくれたりするんで…。。

 それにしても、
あの縦横無尽な音楽センス…
力みなくあの年齢にもかかわらず
上から下まで地声で出せる音域の広さ…
正確無比にリズムを刻める指…
いったい何なんだ!

圧倒的とは
彼のためにあるような言葉だと思います。。



 最初の職場(職種)で働き始めて2年目に、
広島でスティービーの公演がありました。
 日曜日がプレイガイドでのチケット発売開始でしたが、
その前夜が原稿最終入稿日。
 深夜、職場からの帰り、
すでに長蛇の列が出来ていましたし、
公演日当日に定時で帰れそうな見込みもありませんでした。
その時点で公演見るのを諦めました。

 
 それから何年後のことだろう?
アジア平和音楽祭?
当時…広島のローカル局が主催だったと思いますが、
毎年8・6前後に音楽祭が行なわれていました。
 私はその音楽祭には興味がなく、
むしろ、南こうせつさんや大友康平さんなどが携わっておられた、
ロック・フォーク系の8・6イベントの方に関心を寄せていました。
 ある年、「音楽祭」のシークレットゲストとして
急きょスティービーの出演が決まったことを
後から知りました…
それまで余っていたチケットが
即刻売り切れた後でした…。
 


 神様としか言いようのないアーティストさんの公演に
今回のこんな状況下で足を運ばせてもらえて…
ありがとう、としか言いようがない…

 アンコールはありませんでしたが、
ラストナンバーが♪Another Star だったことにも
個人的に感動しました。
 かなり前になりますが、ヤマハのイベントで急きょ歌うことになってしまい、
2週間しか練習の期間がなく、
集中的に耳でコピーした楽曲でした。。
 難しい曲でしたが、
スティービーの曲を汚してはいけない、という一心だけで
音声を大まかに楽譜に拾い起こし、
さらに耳で聴きなおして歌いなおし、
楽器科の生徒さんたちとの事前合同演習や
当日リハ及び本番に臨んだ1曲でもありました…。

 ほかにも、♪Ribbon in the Sky とか、
 ♪Overjoyed とか…
おなじみの曲は大体やってくれました。  
 ♪迷信 は相変わらずカッコイイ。



 短時間の長距離遠征で
正直身体はかなり疲れましたけど
(確実に年齢食ってるなと思いますが…) 
見ていなければ悔いがずっと残っただろうなと思います。。


 帰りの羽田空港みやげは、
カワユい癒しスマイルの「空とぶ子ドラ」と
浅草舟和の「芋ようかん」と
東京ばななシリーズの「しっとりクーヘン」。
ライヴ会場で何もグッズ買わなくて正解でした。


 弟にお礼のメールを送ったことは言うまでもありません。

ひと息。。

2007-02-16 22:48:38 | Weblog
職場の監査がとりあえず終わりました。
勤続年数が増えても
緊張感はぜんぜん軽くなりません。。
小心者だからですかね…


今週の連休明けに
TOEICの結果が返ってきました。
990点満点中の555点でした。
初回(557点?)とほぼ同じ得点だから
まぁいいじゃん…と思ったのもつかの間、
今回受験した9万人余りの平均得点が
567点ですか…
自分、平均点未満の成績じゃん…
いちおう高校時代は文系だったし、
英検2級(←要は「高校卒業程度」ってことです(^_^;))持ちですので
すげ~恥ずかしいかも…
団体受験だったのにすみません。。


詳細スコアを見ると
「文法バカ」なのが一目瞭然でした。
突出しているのは文法だけ。
それ以外は、平均そこそこ、
もしくは平均未満の点数を
叩き出してました。
読解よりもリスニングが悪かったのかよ…
試験終了後の感触としては
その逆だと思ってましたよ…
進歩ねぇなぁ…

正直申し上げて
試験終了後は
300点台前半とか覚悟してましたから、
上出来としますか…

落ち着いたら
体制組み直しだな…



昨日あたりからくしゃみに鼻水に喉痛。
また風邪もらったか?と思って、
9時まであいている薬局へ行って
市販の感冒薬を買って帰って飲んだのですが、
効きがいまいちなのか、
鼻が壊れた水道のようなので、
ティッシュ詰めて文字打ってます。。
週1で学校行ってた頃に
runny noseっていうんだよ、って習った気がする…
その学校、授業の初めに
生徒各自に近況を短く話させる学校だったんですよ。
(昨日から報道されている
 某駅前留学とは違う業者さんでしたけど…。)
春はとりあえず花粉症の話題から始まったような…。
もうすっかり忘れてしまいました。


まだ2月中旬ですから、
花粉の季節には少し早いかなと思っていたのですが、
「ひょっとして今年は暖冬だから
 まさか…既にスギ花粉が飛んでいる?」と思いまして、
…yahooの天気情報を遅ればせながら
さっき覗いてみたところ、
花粉の飛散状況は「多い」でした。。
他地域では「非常に多い」のところもあるんですね。
スギ花粉とヒノキ花粉のアレルギー持ちにとっては
受難の季節到来です…



話はまた変わりますが、
東方神起の3月発売予定?の新曲
「Choosey Lover」のPVが
早々と放送されていて
たまたま見ましたが…
(彼ら、先月下旬にシングル出したばかりじゃ?)

…歌詞聴き取れない曲だったんですけど、
PVカッコよかったです。。
全体の曲調で「見せる」感じですね、あれは。
「そう来たか…」と思いました。
所属会社から(売り込み的に)力入れてもらってる印象もあります。
うらやましいなとも思いました。

もしもPVと全く同じ振付で、くちパクなしで、
バッキングに録音されている音声(コーラス)に頼る手段もなしで、
ダサい衣装とかもなしで、
歌番組とかで完璧にパフォされてしまったら、
やられてしまいそうですね…



彼らは耳なじみのいい曲を提供してもらっていると思う。
♪Choosey~は、鳥取県出身のクリエーターである
山木隆一郎さんが手がけているのですね。
私は彼らのファンじゃないし、名前と顔は一致しないんですが(すみません)、

それでも、
ガソリンスタンドとかコンビニとかでたまたま
彼らの曲(声)を耳にしたときに
「東方神起の曲だ」って何となくわかりますからね。
SE7ENより後に彼らは日本デビューしたのに、
追い越されちゃったのかなぁ…と思います。。


GTSとか、T.Kuraさんの作品が好きなひとだったら
♪Choosey Loverは文句なしで、気分良く聴ける曲調じゃないでしょうか。
(↑私がそのひとりです)
過去の曲ではMaestro-Tさんとか
Skoop Of Somebodyが制作に関わった楽曲もあるようですし。
いわゆる「捨て曲」があまりない感じがする。

Choosey Loverってどういう意味だろう?
「より好みする恋人」?
PV見た感じだと
「イカした女」みたいな意味?
(イカした…って今どき誰も使わないですよね…)




明日は朝早いので
おやすみなさい。。



再発

2007-02-08 23:06:15 | Weblog
今週初めの夜、実家からケータイに電話がありまして
(後から着信あったことに気づきました)
父親が脳梗塞を再発させて入院したので、
職場に事情を話して様子を見に帰りました。

去年結果的に癌がわかったときもそうでしたが、
こっちもクソ忙しい時期で
私が調子を崩したときに合わせたかのように
倒れてくれる父…
今回は一年の中でも正念場というような
何がなんだかわからないぐらい
忙しいさなかでの出来事でした。
日中、人目につかない場所では
胃を押さえてこらえていたのですが、
母親からの電話聞いたらそれどころではなくなりました


段取りがまったく片付いてなかったので、
正直焦りました。
何もかもほっちらかして
すぐさま帰りました。
即刻タクシー呼んで
港まで連れて行ってもらって
乗れる便に乗る、みたいな…
四国に渡ってからの乗り換えもそんな感じ。
昼食もとらずに病院めざしましたから。



前回(3年前)は言語をつかさどる箇所が詰まって
ろれつが回らなくなりましたが、
今回は右手右腕がまひして
でも口は達者で…

点滴治療がてきめんに効いてくれているようで
(今のところは)落ち着いてくれているし
目に見えて硬直していた箇所が動くようになってきたので、
いったん広島に帰って来て
勤務に戻りました。
昨日のハングル講座は欠席…早くも休んじゃった。。
勤務終わりそうになかったんで
しょうがないですね。

人間の身体ってよくできているなぁと思う半面、
いったんどこかが故障したら
怖いなと思います。



父いわく
「納豆、脳梗塞にぜんぜん効かんやないか!」
…納豆のせいにするなっての…


 そんな父のためにあるかのような表紙の雑誌↓
オレンジページの本~ 「血液力を上げる 食の本」
納豆が表紙ですから。



 これまで見向きもしなかった納豆だけでなく、
父親のためを思ってあれやこれや
身体にいい、というものは試してきた母親が
ショックを受けているのではないかという心配もあって、
瀬戸内海を越えて入院先に向かいましたが、
母親が落ち着いて対処していたのが救いでした。
四国もずいぶん交通の面では便利になりましたが、
何かあったときには
いまだに遠く感じます…



そんなこんなで寝てなかったんで、
きょう夕方…と言っても6時過ぎ頃、
職場ですごく眠かったです(…すいません)



やっと見ました「僕音3」

2007-02-04 23:52:02 | Weblog
前回投稿のなかで触れました、
フジテレビ系「僕らの音楽3」…スガシカオ×及川光博
それとスガシカオFeaturingポルノグラフィティ。
無事録画出来ていましたので、
遅ればせながら見ました。

昨日見たかったんですが、
目医者さんへ久々に行きまして眼底検査したのです
(広島に再転勤してから行けてなかったので、
 以前の広島在勤時にお世話になっていた開業医さんのところへ。
 定期検診行かなきゃと思いつつほったらかしでしたが
 先週さすがにヤバイなと思いまして…
 胃検診のときにも看護師さんに
 「眼圧高いんじゃったら目の定期検診行かにゃだめよ!」と
 言われておりましたが。。
 眼圧高いと胃カメラ飲む前の注射がダメだそうです。
 投薬もダメなものがあるらしくて…)
検査中はいっこうに効かなかったのに
終了後になって瞳孔開くための薬(2度差した…)が効いてしまい
ものが見づらくなって危なくて疲れたので、
目に一日休みを取りました。
(これから定期的にちゃんと伺いますから…先生



草剛さんの、番組冒頭ナレーションによれば、
『僕らの音楽3』は
「ゲストがいまいちばん逢いたいひとと
 対談をする音楽番組」だそうで、
スガシカオさんが対談相手として指名したのが及川みっちー。
平生から親しいとはいえ、
最近おふたりとも忙しく
なかなか逢う機会がないのだそうです。


いやぁ~面白かった!!シカオさんと及川みっちー。
シカオさんが1997年デビューで、今年デビュー10周年。
みっちーは1996年デビューなんですね。
おふたりとも決して早いデビューではないから、
冷静に御自分の立ち位置を見ることが出来ていたんだろうな、と
思いました。

 みっちーがシカオさんに
 「10年持ってる理由って何だと思う?」
 答えるシカオさん
 「俺の周りのひとたちとファンのおかげだと思う。
  俺の実力とかは少しで」。

 おふたりとも
 「ファン居ないとやっていけないよね
 「俺ら、ファン居なければ、何も出来ないしね」と
 口を揃えていました。

 みっちー
 「そんなに実力あっても?」
 シカオさん
 「(自分に)実力あるの知ってるけど(笑)」
 みっちー
 「それ言わせたかった(笑)」
 
 その後の話の流れで、
実力があっても音楽業界に残れなかったひともいれば、
逆のひともいるから、
やはり周囲に恵まれてやって来られた、と繰り返していました。
(シカオさんやみっちーの思う「逆のひと」って誰なのか、
 具体的にきいてみたいですけどね…すみません意地悪で…) 
 それと…
「同世代より、むしろ若いのに凄いヤツらに対して
 ライバル視するというか、
 突き動かされるものを感じる」とシカオさん。
「それっていいことだよね。
 後進に刺激されて、自分も上がるわけでしょう?」とみっちー。 



 みっちーは、年上のシカオさんのことを
「いい『にーさん』でねぇ」と2度ほど言ってました。
かつて、唐沢寿明さん主演でのリメークドラマ「白い巨塔」に、
弁護士役で出演していた頃、
シカオさんからの「見てるよ!」メールが
みっちーにはとても嬉しかったのだそうです。
役柄のため、長いセリフが多く、実は煮詰まっていたのだとか。
 シカオさんは「友達が『白い巨塔』出てるんだよ」と宣伝しまくって
みっちーのことを誇らしく思っていたのだとか。


 「ふたりとも生活感ないよね」との一言からは…
シカオさんがインターネット利用で買い物をすることが多く、
通販に弱く、
スーパーロデオ2を買ってしまったこと、
 みっちーは買い物に行くことはなく、
日用雑貨はマネージャーさんに買ってもらうこと…
…シカオさんに「おまえなぁ…(苦笑)」と突っ込まれてましたが、
その原因としてみっちーは、
「以前、12ロールか何かの、トイレットペーパーを(買って)、
 両手に抱えて帰って来たところ、
 『ミッチーですよねっ?! 握手してくださいっっ』と言われ、
 5秒ぐらいその場に止まってしまってから、
 『やぁ(←手を差し出す仕草で)』と…」という話を披露。
シカオさんも「それはまずいよね…」と…。
「タクシー降りた瞬間から『ミッチー』だからなぁ」

 みっちーいわく…
「難しいのは、(常に)颯爽と、『ミッチー』でいなきゃいけないから…
『あ!ミッチーだ!』とか言ってから、僕のこと悪く言う人も
 中にはいるじゃない?
 だから、基本『半笑い』なの」。
 ↑それに笑いながら突っ込むシカオさん
「なんでだよ?(笑)」。
 答えるみっちー
「とりあえず好感度(笑)」。


 2000年頃から音楽活動&俳優業、二足の草鞋(わらじ)を履いていても、
みっちーの本業はミュージシャンであると
シカオさんは思って居るそうで、
ライヴでのMCを絶賛していました。
 「一回あまりにも素晴らしくて、メモ取ってしまったんだけどさ、
 『ミッチーかっこいい!わーっきゃーっ!!』って
 ファンの子が言うじゃない。
  それに対して『…しってる』ってさぁ(笑)」
膝を叩きながら思い出して受けまくりつつ絶賛するシカオさん。
 その前に、みっちー自身がネタとして披露したMCのパターンでは、
 「2階席や3階席の子たちに向かって
 『(客席から)落ちないでよっ!
  落ちていいのは………だけさっっ(照笑)』」

 みっちー自身も、端整な顔立ちを崩しながら、
素で笑ってましたし、
シカオさんも受けまくっておりました。
後から見た私も笑わせて頂きました。
 
 その後、ある先輩アーティストさんのライヴ会場で、
シカオさんとみっちーは偶然居合わせたらしく、
シカオさんの前の席にみっちー、
さらにその前の席にはゆずの北川(悠仁)さんが居合わせたのだとか。
そのアーティストさんのライヴはさすがに完成されて面白いのだそうで、
「もう後ろから(シカオさんが)いちいちねぇ、
 『みっちー、負けてる!』って(笑)」。
相好崩しっぱなしのみっちー。
膝を叩きながら笑うシカオさん。

 シカオさんの ♪午後のパレード を
おふたりでジョイントする場面があったのですが、
みっちーは譜面台(の歌詞)ガン見でした(笑)。
ガン見しながらも踊りまくっていましたが。
 プロデビューする前……学生時代は、
哲学専攻で演劇部所属じゃなかったでしたっけ?みっちー。
なんとなくですが……学生演劇部時代にひととおり、
発声からダンスステップから所作まで
芝居の基礎をやってきた方なんだろうな、という感じがしました。
それと…プリンスとかTTD(テレンス・トレント・ダービー氏…
後のサナンダ・マイトルーヤさん?)とか…
大沢誉志幸氏や岡村ちゃん(岡村靖幸氏)の影響が少しありましょうか…。
岡村ちゃんがやろうとした分野を
芸能界のスターさんチックに、きれいに表現した感じがするんです…
(元)王子キャラというか宝塚男役っぽいキャラを
プロとしてやっていて、
しかも音楽のルーツが実は「黒系統」っぽいんじゃないか?という…
ある意味稀有な存在だなぁという感じがします。

 ポルノグラフィティのおふたり(←トークなし)とも
ジョイント曲がありまして、
シカオさん初期の名曲 ♪黄金の月 を、
シカオさんとポルノのヴォーカル岡野昭仁さんが向かい合う形で。 
ポルノのおふたりは、シカオさんのファンなのだそうです。
 岡野さんはフェイクに至るまで
シカオさんの歌い方を尊重して、忠実にこなされていたように思います。
ポルノらしさとか岡野さんらしさをあえて封印なさったような感じ。
ただ、改めて…岡野さんは歌詞を明確に発音するために、
口を大きくはっきりとあけて、母音を区別しながら
発声&発音なさる方なのだなぁ、と思いました。


 シカオさんの出世作となってしまった(作詞のみでしたが)
♪夜空ノムコウ。
しっとりとソロで、ギターの弾き語りで。

 「僕音」から少し離れますが…
♪夜空ノムコウ について補足させて頂きます…
 有名な話かもしれませんが、
小田和正さんが、このうたをいろいろな場所で絶賛され、
小田さん御自身でもライヴで時々歌われ、
「このうたの詞を書いたスガシカオって
 どんなヤツなんだろう、って思った」と褒めていらして…
一昨年の小田さんのライヴツアー『大好きな君に』の大阪城ホール公演では
シカオさんをゲストとして招いたらしいです。
 「別冊カドカワ」という雑誌の、シカオさん特集号にも
小田さんは特別寄稿なさっているようです。
シカオさんの視点に共鳴なさるところがあるのでしょう。

 世の中混沌としていて、
「あの頃の未来」に立ててないように思えますけど、
それでも明日は来るので…。



 シカオさんの公式ホームページを見るほどには
熱心なファンではないのですが、
それでも最近、あちらこちらの番組に
出まくってるなぁ、と思います。
私が見た番組は…「僕音3」のほかには、
日曜日の夜に赤坂泰彦さんが司会をなさっている
日テレ系のライヴ番組「Music Lovers」と、
NHK-BSで放送した東京国際フォーラム公演ライヴぐらいですが。
集中露出は、ベスト盤のPR目的でしょうかね。
効果的に番組露出を組んでもらえるのは羨ましい感じもしますけど、
ここまでくるのに10年かかった、というのも
あるのかもしれませんね…。


 シカオさんの詞と曲って、
シカオさんの声質の湿り気が不可欠なんだなぁと
「僕音」を見ながら思ってしまいました。
 
 世の中の事象のなかで、日常のなかで、経験のなかで、
きれいな部分だけを切り取るのではなく、
希望的な言葉だけを選ぶのでもなく、

 コインには両面があるように、
物事にもひとにも光と影があって、
希望も絶望もあるということを、
どちらかに割り切れるものではないということを、
猥雑な部分もあるし
ノーテンキな部分もあれば深刻な部分もあるということを、
クリアな時期もあるし混沌とした時期もあるということを、
両面の間を揺れ動く存在だということを、

日本語で…
しかも…むずかしい言いまわしや
美辞麗句の羅列を避けながら
メロディーに載せて
描写した情景をそのまま伝えてしまう…
オブラートにあえて包まないし
ごまかさない…
なんて凄い奴なんだ!と思います…
潰れるなよ!とも思うし潰すなよ!とも思うけど…
潰れない気もするなぁ…

谷川俊太郎さんとは手法も分野も違うけど
なんとなく近い感じがします
私の個人的な感想にすぎませんが…


♪黄金の月 のPVは
当時、音楽系のチャンネルで頻繁に流されていて、
それをきっかけにシカオさんの存在を知りました。
ファーストアルバムは借りて聴いて(すいません)、
その後は友達が気に入ったらしく
友達が送ってくれた、お気に入り曲テープリストの中に
シカオさんの曲も入っていました。
インコグニートとか、ブランニューヘヴィーズとか、
日本で言えば角松(敏生)とかに
影響を受けてそうな感じの…
私の好きな種類の音だという印象を持ちました。
…ですが、その頃はまだ
歌詞のことには全然気が向いていませんでした。


あぁ、改めて
いい番組だなぁ「僕音」。
きくち伸さん(番組プロデューサーさん)ありがとうございます
(…って素人がこんなところで言ってもねぇ…

 「僕音3」でも、赤坂さんの番組やNHK-BSでも、
シカオさんのバックコーラスやってたのは
アマゾンズ(AMAZONS)の姉さま方でしたね…懐かしい。
吉川智子さん、斉藤久美さん、大滝裕子さん。
アマゾンズといえば、久保田「ファンキー」利伸氏の
バックを務めていらした方々です。
公式のホームページもあるようです
(ポップアップ見ると切ない一節もありますけど↓)
Amazons Official Website
姉さま方の公式ブログはこちら↓
Amazons公式ブログ 「Amazons・カシマシムスメの日常を赤裸々にブログる。」

ベースにはあの松原秀樹さん。
「スガ・ファンク」を支える面々として
申し分ない方々でもありましょう。




そういえば
きょうは立春なんですね

講座受講2週め…

2007-02-01 23:01:23 | Weblog
 昨日は某大学が広島市内中心部で開講している、
ハングル「初級フォローアップ」講座(全8回)の2回目でした。

 水曜日の夜6時半から授業が始まるのですが、
会場に着いたのは7時40分すぎ…
もうすぐ授業終わるじゃん
 あらかじめ校務スタッフの方に
「すみません 遅れて伺うことになると思うので、
 先生にその旨お伝えしてくださいますよう
 お願いいたします」と
連絡はしていたのですが…
遅れすぎ。。

先生、ほかの生徒さん、すみません。。


 前回受講時、途中から欠席や遅刻がちになって、
ついていけなくなったので、
欠席だけは出来るだけ避けたいなと思いながらも、
仕事は相手のあることですし、
自分の都合だけで段取り回らないですし、
降ってわいたような仕事もありますし(苦笑)、
なかなか思うようにならないんですけど…
(要領が悪い、ってことか…

「欠席だけはイヤだっっ!!」と思って受講室にかけこみました。


 どうやら先週(初回)の授業でもらったレジュメの続きを
やっていた途中らしく、
なんとか内容が理解出来ました。
反切表がどうにか読めるようになった状態を前提に(←ここ重要)、
簡単な挨拶や、家族についての単語を取り上げていました。
 
 授業の途中で、ふと「飛蚊症か?」みたいな…
目の状態がおかしくなったことに気づいて…
ごくごく小さい穴状のものが視界の中を移動するようになって、
そっちばかりに気が行きつつありましたが…
 「いやいや、イカンイカン」と
小さい穴の向こうの、レジュメに印刷されたハングル文字に
ひたすら集中するようにしてました。。 
 

やっぱり前回シリーズより進度早いなぁ。。。
来週休んだらマジでヤバそうな予感。。。

 

 先生の説明は論理的でとてもわかりやすいのです。
言葉を尽くして、生徒が納得いくように、
繰り返し、熱心に、丁寧に、かつ
メリハリのきいた説明をしてくださるのです。
それなのに進度は予定通りなんて神業だと思います。
先生は韓国人なのに…。
報恩感謝(←by盛矢澄香さん)なのです。
 物事を他人様に説明するのって
簡単なようでいて、実はむずかしいと思うんですよ。。


 きょうからもう2月なんですよねぇ。
チョコポテチでおなじみの、北海道にある超有名チョコレート会社から
前の住所宛(←郵便局さんが転送シール貼ってくださってました)で
DMが来てました
SE7ENも絶賛した(らしい)チョコポテチ


 SE7ENといえばですよ、
シンコーミュージック社の雑誌「ファビュラス!」第10号の掲載写真が
ふんわり柔らかな、とてもいい表情でした。
ポーズつくるのに顎強調しすぎな感じは
いくぶんあるかも、ですけど(…ごめんねSE7EN
授業終了後に、シャレオ の中にある本屋さんで見つけました。
去年(の今頃でしたっけ?)発売された号の未掲載写真、とのことでしたが、
あんな…い~ぃ感じの“癒し系SE7EN”は
いったいどこへ行ってしまったんだ… 


 
 先月発売された、スガシカオさんの10周年記念ベスト盤
まだ買いに行けてない…
初回盤には御本人さんによるライナーがつくらしいので、
それも楽しみにしていたんですが…
 今頃になって、♪アシンメトリー と
♪午後のパレード が、すごく好きになりました。

 明日の「僕音」(フジテレビ系の「僕らの音楽3」)のゲストは、
シカオさんと及川みっちーとポルノ(グラフィティ)て…どないやねん!(笑)
なんだかおもしろそうですよね。
 みっちーは、映画「明日の記憶」のなかで、渡辺謙さんの主治医役でしたね。

 忘れないうちに「僕音」の録画セットしとくか。



 話が飛びまくってしまいました