雑感「日々是好日2」

NO MUSIC,NO LIFE.音楽好きなのんびり屋さんの日常をつづってゆきます。きょう一日が良い日であるように…。

かなりさかのぼって北海道のお話…

2005-06-22 00:01:33 | Weblog
 ひとつき前のことをいまさら思い出して書くのもあれなんですが…(^_^;)。。

 北海道滞在中に宿泊したのは、旭川市内と函館市内のホテルでして、朝ごはんはバイキングだったのですが、
 旭川市内の宿泊先(旭川郵便局の近くの某所です)では、メニューのなかに「ふかしかぼちゃ」がありました。
ただ、ふかしただけの栗かぼちゃ。せいろの中に並んでいました。
 これが……すごくおいしかったんですよ!!
 素朴で、やさしい甘さがして、まったく水っぽくないんです。
 ふかしただけのかぼちゃを、こんなにおいしいと思ったのは初めてでした。
かぼちゃそのものが良いんだろうな…。
 出張先とか、プライベートで訪れた先で、バイキングに「ふかしかぼちゃ」があったのも初めてでした(…そんなにあちこち行ってるほうじゃないから、かもしれません(^_^;))。

 小さい頃は、かぼちゃがあまり好きじゃなかったんですよ……甘辛く煮付けたかぼちゃしか食べたことがなくて……ひと切れ半ぐらい食べると「もういいや」とか思ってしまうんですよね。小ぶりの皿ひと皿がかぼちゃばっかりなんてとんでもない…って感じで。作ってくれた母親が機嫌を損ねてましたんで、不平言いながら(←横着な(^_^;))ガマンして食べてましたけど(^_^;)。。
 近年、かぼちゃプリンとか食べるようになってからです……ほくほくしたかぼちゃの甘みがいいなと思うようになったのは。家では(自分では)だししょうゆで煮付けるか、レンジでふかすか(おい!)、豚の薄切り巻いて焼くか……簡便なことしかやらないんですけどね(^_^;)。。

 帰ってきてから小さいせいろを買おうかと思ったんですが、いずれは使わなくなりそうな気がして(^_^;)、いまだに「ふかしかぼちゃ」もどきが食べたくなったら、らくちんな電子レンジのお世話になってます(苦笑)。

 旭川の宿泊先のバイキングの中には、「ふかしかぼちゃ」のほかに、「その場でコックさんが焼いてくださる小さいオムレツ」もあったんですよ。トッピングも、フレッシュトマト、赤いパプリカ、ピーマン、チーズ、たまねぎ(ほかにもあったかも?)から選べる(全部をちょっとずつ入れるのもOKです)し、プレーンオムレツでもいいんです。
 こういうのもバイキングのメニューでは初めてでした。

 なんだか小さいことで幸せ感にひたってしまった旅先の私…(^_^;)。。 
   
 

ヴァージンメガストア広島店…

2005-06-17 02:09:16 | Weblog
 昨日(←日付が変わってしまいましたので)、広島から単身赴任中の同僚(といっても10歳下の男の子です)と雑談をしている中で、こんなことをふと尋ねてしまいました。
(↑すいません…職務に無関係な話題で…職務専心しとらんやないかいって(^_^;))

 「広島のヴァージンメガストアいうて、のぅなったん?(=なくなったの?)」

 広島に住んでいた当時、外国人アーティスト(特に輸入盤)のCDを聴きたくなったとき…いや、国内邦楽アーティストの場合でもそうですが、外資系ショップへよく行っていました。山陰には外資系のショップがないので、HMVなどのウェブサイトから購入することが多いのですけれども、時には、実際にショップで試聴したり実物見たりしてから購入検討したくなる場合もあるんですよね。私用で都会に出る前には、目的地の近くに外資系CDショップがあるかどうか、ショップリストで場所を確認してから出かけることがあるのです。最近コリアンR&Bに興味を持つようになったので(←といってもSE7ENとKだけなんですけどね(^_^;))、小田さんのライブへ行く機会を利用して、久々に外資系ショップをついでにのぞいてみようかなと思いまして…。
 そんなわけで、ヴァージンメガストアのショップリストを先日見ていたところ、「あれ?広島がない?」。。

 同僚のお答えはこうでした…「だいぶ前からないよ。1年ぐらい前? サヨナラセールやっとった」

 えぇぇぇぇぇ~~~~~~~~~~っっ????

 そうかぁ……広島からは(というか中国地方からは)撤退しちゃったのか…。。
 松山にはあるみたいなんですけどね…。。

 広島店は、市内中心部、しかも、百貨店(そごう広島店)やバスターミナルの近隣地にあったのに?! (←基町=もとまち=クレドビル「パセーラ」に入ってました)
 店の隣には、たしか地元放送局(RCC=中国放送)のサテライトスタジオがあったはずなのに?!


 広島の場合は、外資系ショップ出店ラッシュは、アジア大会開催の前後…’93年か’94年ぐらいからかなぁ…「パルコ」の中の『タワーレコード』とほぼ同時期?ぐらいに、『ヴァージンメガストア』が出来たんですよね。その後、だいぶ遅れて、数年たってから、複合商業施設「サンモール」の中に、ユニクロと同じフロアで『HMV』が入ってきたんですよ。
 わたし個人的には『ヴァージンメガストア』がいちばん利用しやすかったし、オープン当初販売していた音叉のキーホルダーが大好きで、永らく使ってました…残念ながら数年前に折れちゃって、危ないので今は使ってないんですけどね…。わからないことがあって店員さんにたずねても、まぁまぁ親切に対応してくださってましたし。
 そういえば、秀樹さんのマキシシングル「粗大ゴミじゃねえ」を、わりと目立つようにディスプレイしてくれていたのもヴァージンメガストアだった…。当時、CD自体を置いてなかったり、置いていたとしても「さ行」の中に単に1~2枚並べてあったりしたお店ばかりが目についたから、秀樹さんの地元である広島の外資系ショップがそういう事をしてくれていて、うれしかったのを覚えてます。それと、アース(Earth,Wind&Fire)のアルバム『アヴェタ』を何回か試聴して買ったのもヴァージンメガストアでした。レコ評があまりよくなかったんで迷ったんですけど、試聴してみると「悪くないよこれ…」って思って…。日本盤はSONYじゃなくavex(CuttingEdge)から出ていましたよね。「Feel U Up」という曲が気に入ってしまい、ずっと聴いてまして(ヘヴィーローテーション状態)、当時、留守番電話のメッセージBGMにその曲を使ってました(←今はそんなマメなこと全然やってません(^_^;))。。

 平成15年春に山陰へ移り住んでからも、広島などへ行く機会があればCDショップに足を運んでいたけれど……知っている場所がどんどん変わるのは致し方ないですね。。とはいえ、愛着のある場所だったので、ちょっと寂しいな。。

意志と、意地。

2005-06-12 21:37:55 | Weblog
 先月下旬の話ですが、Webニュースや個人さんのブログなどで、ふと目にしたエンタメ報道に、はっとしてしまいました。
 発言の主は、韓国からやってきた青年……HIPHOP-R&B(HIPHOPのバッキングにR&Bの旋律をのせるジャンルをこう呼ぶのだそうです…)の歌い手さんでした。
全国縦断のライヴツアーイベント等による過密スケジュールと過労のために、喉が腫れ、炎症を起こし、声帯結節が出来てしまったものの、日本側スタッフから提案された『リップシンク(=いわゆる「くちパク」のことですね)』を拒否(固辞)、ナマ歌を貫き通したのだそうです。
 「SE7EN(セブン)」さん、本名チェ・ドンウクさん、二十歳。韓国でのデビューが’03年。日本でのデビューは今年2月。Do As Infinity長尾大さんのプロデュースによる2枚目のマキシシングル「style」を先月18日に出したばかり。その2ndシングル関連イベント開催中に起きた、アクシデントだったようです。
 
 自分の容姿を見たいためだけの目的で、ファンの方がライヴにわざわざ足を運んでくださるものだろうか? (そうではないはずだ) 単に声が聴きたければいつでもCDで聴けるし、ダンスパフォーマンスや容姿が見たければMV(ミュージックビデオ)でいつでも見られる。ライヴ会場はあくまでも、自分が舞台にいるその時々の喜びを、来てくださった観客の方と共有する場所のはず。それは韓国だろうがどこ(の国)だろうが同じこと。リップシンクでは得られない何かが(ライヴでは)確実に存在する。。今までもリップシンクは一度もやっていないし、それをやってしまっては歌手ではなくなる。。
 SE7ENさんが、悩んだ末に生歌を通した理由が、以上のようなことだったそうです。
 心配なさっているファンの方々に向けては、御自身の韓国公式ホームページに事情をみずから書き込みされ、その後日本の公式ページにも、日本のファンの方へ向けて、日本語(ひらがな)で事情の書き込みを御自身がなさっていたそうです。

 その後たまたま、その「SE7ENさん」が出ている音楽番組を見ました。まだあどけなく、屈託のない柔らかい笑顔を見せている、可愛らしい青年の姿と、Webで読んだ頑固な発言が、いまひとつ結びつかず、「この子がねぇ・・」と思いながら見ていたのですが・・。
 SE7ENさんは、持ち時間1曲の間に、イタズラっぽい表情、勝ち気そうな表情、険しく苦しそうな表情などなど、めまぐるしくその表情を変えながらも、リップシンクという手段を選択することなく、精いっぱい、踊り、歌いきりました。柔らかくやさしい声質が時々かすれ、本調子でない喉でキーの高い曲に、平生よりとりづらい音程に、やや苦慮しているような感じもしました。
 とはいえ、曲のエンディングで緊張が解かれたのでしょうか……ふっくらとした、柔らかい、満面の笑みを浮かべていました。まるで「どうにか歌いきることができたんだ」「これでよかったんだ」とでも言うような…。安堵感を伴った何ともいえない、いい顔をなさっていました。また、御自分の歌の出番でない時には、出番から戻ってきたほかの出演歌手の方々に対して、丁寧に会釈をしていらして(おつかれさまでした…というような意味合いで会釈なさっていたのだろうと思います)、礼儀正しい態度も印象に残りました。

 芸事でプロとして活動している方々だって、生身の人間です。身体の好不調の波はある。全国各地をくまなく、100%均等に質の高い公演を見せようと思っても、体調が伴わないという場合は、往々にしてあるだろうと思います……私たちシロウトから見ても。ましてや、勝手のちがう異国で仕事をしている最中にアクシデントに見舞われるというのは、御本人さんにしてみれば、精神的にも苦しい場面だろうと思われます。
 また、踊りながら歌う…特にHIPHOP系やR&B系で、バックダンサーさんたちと同様にハードなダンスをこなしながら歌うひとたちの体力の消耗というのは著しいでしょうし、歌の呼吸とダンスのグレードを並立させていくことそのものも、たやすくはなかろうと思います。
 異国でのイベントだから、ホームグラウンドでの仕事ではないから、今後のことも考えて、喉を休めるためにリップシンクを使う選択肢も、SE7ENさんにはあったはずです。
 日本でプロとして活動されている方々の中にも、シロウトの私から見ても「リップシンクだろうな」と思ってしまう(ごめんなさい)方々はいらっしゃいますしね…。
 しかし、プロ歌手としての責務に対する自負と誇りから、あえてリップシンクをやらなかった。
感心させられました…真面目なのでしょうね。ちなみに、日本でCDデビューするにあたって、日本語を2年間弱学ばれたそうですが、通訳なしで、台本なしで、コミュニケーションがとれるレベルまで尽力なさっていたようです(…あぁ、神様ジーコに聞かせてやりたいよ…たまには会見で日本語しゃべってくれ~ジーコぉ~=笑)。
 
 リップシンクって、「開けてはいけない箱」のような気がします。
私は芸事のお仕事に就いた経験がないので、プロとしての興行の大変さが分からないんですけれども(ごめんなさい)、個人的にはリップシンクを見る(聴く)のがあまり好きではありません…というか、リップシンクは嫌いです(^_^;)。理由は、まさにSE7ENさんがおっしゃっている内容と一緒。
 …ですから、「もしど~しても、リップシンクやらんといけんのんじゃったら、あからさまにやらんでぇねぇ…あんまり分からん程度に、こっそりやってね」…という感じかなぁ。。
 逆に、生身の状態で精いっぱい、正直に頑張ってくださるひとには、エールを送りたくなってしまいます…国籍なんて関係なしに…。SE7ENさんまだ二十歳…今後とも、その意志と意地を、プロとしての誇りと責任感と実直さを、ずっと貫いて頂ければなぁと思います
 韓日双方を往復しながら、双方で音源を制作していく都合上、どうしてもライヴなどの日程がハードになってしまうのかもしれませんが……過度に喉の負担がかからないような御配慮があればいいのかもしれませんよね。。 

 SE7ENさん…小さい頃聴いていたのがマイケル・ジャクソン。そして、よく聴くアーティスト(パフォーマンスの面で影響を受けているでしょうが)=ジャスティン・ティンバーレイク(←インシンクのひとですよね?)とアッシャー。。元フォルダーの三浦大知くんや、韓国の「ピ(RAIN)」さんも、同じようなことを言っていたような…(^_^;)。。ちなみに私がマイケルの「スリラー」を先輩に録って貰って聴いたのが19歳頃のことです…今のSE7ENさんたちの年齢とほぼ一緒(大知くんよりはちょっと上)でした…(^_^;)。

 先日サッカーワールドカップアジア最終予選で、ジーコ率いる日本が出場権を獲得したあと、韓国も出場権を獲得しました。私としては、日本と韓国がともに出場できることを、素直に喜んでいます……サンフレッチェに盧廷潤さんがかつて在籍したことも大きいけれど、音楽の面でも双方交流があって親近感が持てたことも、大きいのかなぁと思います。

スーパーひとしクン…

2005-06-07 02:18:59 | Weblog
 スポーツネタかもしれませんが…(^_^;)。
 先週書くつもりだった内容ですけど、ちょっと遅れてしまいましたm(__)m。

 うちの職場の所長は、硬軟さまざまな話題が豊富で博識な方だなぁと思うのですが、
先週、ふと「草野仁(=敬称略)いうて、格闘技やっとるん、知っとるか?」と、
訊ねてこられまして。

 深夜番組でタレントさん同士の格闘技対決企画に出て、決勝まで行っただの、
筋肉質なガタイで、胸囲が1メートル20あるだの、
御自宅にはトレーニングマシン? 身体を鍛えるためのグッズが並んでいるだの…。

 わたしの頭のなかには「?」マークが大きくポッカリと浮かんでしまいました。
「草野仁」さんといえば、世界ふしぎ発見のひとですよね? …ザ・ワイド(って今もあるんですか?)のひとですよね? …でもって、元々はNHKのスポ畑のアナウンサーさんで、

東京大学御出身ですよね?
 
 先入観…いや個人的な偏見で失礼かつ申し訳ないんですけど、「東大出身でNHK」って聞くと、雲の上のひとというか、お堅くて、受験のためにガリ勉ばっかりやってて、エリートさんで、体育と図工以外は通知表に5ばっかり並んでいそうな、運動が苦手そうな人物像が、私のアタマのなかでは勝手に出来上がってしまうんですよ(←ヒガミかい?=笑)
 そういう私の失礼きわまりない偏見は置いといて、
草野さんって「ふしぎ発見」で見た限り(ここ数年番組見ていませんがm(__)m)、語り口調がなめらかで、柔らかくて……格闘技系の方々(=とりあえず思いつくのは角田信昭さんとか)とは結びつかないんですよね。

 家に帰ってからためしに「草野仁」で検索してみました。
草野さんって、所長のおっしゃっているとおりの方でした!!
 もともと運動神経抜群だったみたいですね。
「天は二物を与えず」って言うけど、草野さんの場合は例外、ってことなんでしょうかね(^_^;)。
年齢のお話をすると重ねて失礼ですが、たしか草野さんって還暦すぎていらっしゃいませんでしたか? んでもって、
格闘技に 筋トレ 

スーパーひとしクン・草野仁さんを見る目がすっかり変わってしまいそうです(^_^;)。。

土俵際の粘りを最期まで…

2005-06-01 00:19:35 | Weblog
 スポーツ雑感欄に書くべき内容なのですが…m(__)m。
元大関貴ノ花、二子山親方の花田満さん逝去のニュースが流れました。
 親方の容体が良くない旨…というか、次男の貴乃花親方(花田光司さん)が親方の病名を公表した旨の報道を目にして以降、ずいぶん月日が経過したように思います。親方の現役時代同様、土俵際で粘りに粘って、頑張りぬいて、力尽きた最期だったのでしょうか…。享年55歳。
 力士貴ノ花さんは、永らく大関の位置にいらしたような記憶があります。相撲にさほど興味はないのですがm(__)m、競技の性格上でっぷりとした力士衆が目に付くなかで、貴ノ花さんはスマートだったような…。しかも、小兵力士でありながら、奇襲ではなく、正攻法相撲をなさっていたような記憶があります。

 力士の方といえば、なんとなく北海道あるいは津軽の御出身の方が多いような印象があります。貴ノ花さんもそのおひとりでした。中学時代水泳選手として好記録を樹立して、その後兄上様に弟子入りなさったのですね。

 平成初期の若・貴ブーム当時は、「若花田・貴花田(ともに当時の四股名)のパパでありお師匠さん」でした。その後「おに~ちゃん」も「弟さん」も、お父上の最高位を越えて、ともに横綱に昇進なさったのですよね…。角界で師弟関係となった分、わたしたちに比較すれば、父子でいられる時間が少なかったのかもしれません。 
 広島県出身の(元)安芸乃島関も、親方のお弟子さんでした。

 何の記事だったか失念しましたがm(__)m、こんな談話を目にしたことがあります。二子山親方がお小さい頃、寒さのあまり、ポケットに手を入れていた様子を母上様に叱られたのだそうです。その後、母上様は手袋を差し出して… 厳しさとやさしさを母上様から学んだと…。

 土俵際で粘って、病と闘い抜いての千秋楽だったのでしょうね…元大関貴ノ花、二子山親方、花田満さんの御冥福をお祈りいたします。