雑感「日々是好日2」

NO MUSIC,NO LIFE.音楽好きなのんびり屋さんの日常をつづってゆきます。きょう一日が良い日であるように…。

きょうは

2009-11-23 13:42:48 | Weblog
「勤労感謝の日」だそうです。
ずっと牛馬のごとく、働きづめに働いて(働かされて)きましたけれども、
感謝されたためしがないですけどね^^;



病気のこと以外に、
ずっと
闘っていたことが
ありました
病気と無関係では
ないんですけどね


身体もこころも
ボロボロになりながら
薬がまったく効かない中を

気力とか
根性とか…
青い言い方しかできませんが、
そういうものだけで
ずっと自分を支えて
やってきて…


やっとの思いで
気力だけでどうにか立っているのに
その気力をずっと叩き潰しにかかられていました

自分は人間ではなく
もぐら叩きゲームのもぐらかよ!的な気持ちで
それをただ耐えて凌ぐことも
身体のダメージに転換されて
蓄積されていきました…




最後の「ぴん」と張りつめていた
一本の細い…細った糸が
負荷に耐えられず
とうとう切れてしまった
そんな感じです



さんざん考えた末
悩みに悩んだ末
ずっと泣いた末
白旗を上げることに決めました

白旗を上げなければならない理由はありません
上げたくなかったです


でも…
もう限界を
超えていました…



医学的に打つ手がなくなったと
あとは御家族と相談されてくださいと
…そういう段階まで来てしまって
もう
いいや
おわった

そう思うしか
ほかになかった





自分だけは
あるいは
自分と自分の家族だけは
難病とか大病とか災難とは無縁だ、ぐらいに
ついつい思ってしまうじゃないですか
そう思っていたい願望もありますし
遠ざけたい存在でもありますし



でも
ある日突然
こちらが予期してなくても

誰にでも起こりうることだよと
誰にでも
あなたにも
あるかもしれないんだよと


また
同様な状況に置かれてしまった方々に対しては
「あなただけじゃないよ
ここにもいるよ」と


そんな気持ちを
一貫して
持ち続けておりました


…そういったことについて
上に理解を求めることや
互いに手を携える道筋をつける方法を
ずっと探って努力してきたのですが

思いが届くことも
理解を示してもらうことも
ありませんでした
踏みにじられることはあっても
排除されることはあっても…

「ふ~ん」で終わりますよね
「つか、めんどくせーんだけど
要らねーんだけど」的な


仕事柄
それでいいのかい?って
アラーム鳴らしてきたつもりでしたけど



だめだった




もう
心底疲れ果てました

ようやくさかのぼって

2009-11-22 06:30:25 | Weblog
コメントをくださったみなさまへ。

コメント書き込みありがとうございます。
遅い遅いコメレスになりまして失礼いたしました。
約1か月遅れで、レス入れさせていただきました。
横着ですみません。





※非公開希望で初コメくださったかたへ。

コメントありがとうございます。
かつて、あの社長さんのメッセージに
「まどわっされおどらっされ」た
ぬか喜び経験者としては、
実際にアルバムリリース告知が
公式サイトにあがってから喜ぼうかな、と
思うようになってしまいました^^;(すみません辛口で)

とはいえ、どうしても、すこしは期待してしまうかな。
本業の話題が出るのはうれしいですからね^^

最終宣告

2009-11-20 20:45:18 | Weblog
…という曲を
かつてAIがうたっていましたが…



それはさておき。





今週すげー調子悪くて
火曜日から寝込んでしまいました。



風邪をひいて咳き込んではいましたが、
それより
痛みがハンパねえんで、
痙攣もしていたので、
起き上がることが出来ませんでした。





きょうの夜やっと
病院へ行きましたが、


私の線維筋痛症の
いまの状態に対して、
医学的に打つ手がなくなった、と
はっきり言われました…





もともとそういう疾病だと
もちろん理解していました。


でも
改めてそう言われて、
帰りのバスの中で
涙が止まりませんでした…





この先
どうしようか…

11月も半ば

2009-11-15 23:53:23 | Weblog
早いですね。
11月も半ばです。



先週の広島は、
強い風が吹いたり、
急に雨が降ったりして、
荒れ模様の
落ち着かないお天気でした。

インフルエンザも
はやっているみたいです。


お昼休憩なしで
ノンストップのまま
夜中の1時とか
2時ぐらいまで
事務所で仕事・・とかいうパターンの
平日が続いて、

金曜日。

なんだか喉がひりひりするよなぁ、
だるいなぁ、
身体の節々が痛いよなぁ、
熱もあるっぽいなぁ、
周囲風邪っぽかったしなぁ。
うがいもマスクも
手洗いもやってたのになぁ。
抵抗力落ちているときに
ヤバイなぁ・・

お昼休みに
仕事場近くの開業医さんへ
駆け込みまして、
とりあえずインフルエンザかどうか
診ていただいたところ、
「インフルじゃないです。
 風邪はひかれたと思いますよ」
私に処方が可能なお薬が
限られていますので、
カロナールを処方していただきました。



金曜の夜から
土曜日一日、
そして
日曜日の朝9時ぐらいまで、
ダウン。
ひたすら横になってました。

気分的にも
ずっと下降気味でした。





平井堅さんのライヴ
「Ken’s Bar」
今年はさいたまスーパーアリーナで
12月23日開催だそうです。
案内のメールが届いておりました。
行きたいんですけどね・・。

いろんなこと
考えてしまいますよね。



夕方にやっとこさ
出かける気になりまして、
無印良品さんの
のど飴(柚子)を買いに、
広島パルコ新館へ行きました。

とりあえず
喉だけは守らないと。



パルコ新館にはわりとよく行きます。
本館にはほとんど行かないなぁ。
もっぱら新館。
行くところは決まっていまして、
無印良品さん、タワレコさんが
ほとんどです。
たまにBOOKSリブロさんが
加わるぐらい。
津村記久子さんの著書が
最近気になってまして(今頃になってか?)、
元気があれば購入したと思いますが、
きょうはやめておきました。

AERAだったかなぁ?
少し前に、津村さんのインタビュー記事を
雑誌で拝読したときに、
共感するところが大いにありましてね。
それで、
彼女の著書を読んでみたいな、と思ったのです。


こうやって、
「また今度」が
増えていくんだよな・・

「今度」って
いつだ・・?



あ!そうだ!
広島の紙屋町地下街「シャレオ」の西通りで、
マイコーの追悼展をやっているそうです。
クリスマスぐらいまで開催されるそうですよ。


「また今度」がもうひとつ増えますけど、
やっぱり
もっかい見たいよなぁ
「THIS IS IT」。






=きょうの1曲=

ハゴシプンマル(言いたい言葉) by キム・テウさん。
ひさびさにK-POPからです。
元godのヴォーカリスト。

この時期になると
なぜか必ず聴きたくなる曲です。
美メロのバラード。

いつか自分でカヴァーしたいと
ずっと思いながら、
いまだに実現していません・・・。


この曲、
Ne-YoのSo Sick に似ているというコメントが
Youtubeにチラホラあるようですが、
イントロとか歌いだしのことなのかな?
実はぜんぜん気づきませんでした。




このところちょっと

2009-11-09 22:42:44 | Weblog
・・・なんてタイトルの、
スガシカオ氏の曲が
かつてありましたがね。
それはさておき。




11月9日。
きょうはSE7ENの誕生日(センイル)です。
お誕生日おめでとう。
せんいる ちゅっか はむにだ~。

「なにうたってたひとだっけ?」じゃなくて
「いまなにうたってる?」
そういう日が来てほしいなと思います。
歌手ですから。

「セブンだからアルバム7枚」
YGから出したアルバムで勘定したら
あと3枚残ってるぞ!






先週から調子崩してましてね、
身体痛いのなんのって、
たまらん。
マジ泣きしてました。
情けないですが。

急速に症状が進んできたような自覚と
自分のいま置かれている状況と
この先のことを考えると
いろいろね・・・



上腕も痛くて、
かなりつらいです。

きょうは
稟議書持ちまわって
説明しなきゃいけなかったのですが、
ファイルの重さが
倍以上に感じられました。
たったこれぐらいの距離が
普通に歩けんのかいなと。
立つのがつらい中を、
関係者の席へ行って説明して回って、
ふらふらしてました。
ドアは身体で押して開閉しました。

以前はできていたことが
いまはできないので・・・
身体の違う部分を使って
ムリヤリやってる感じ。
すんげえ疲れる^^;
慣れないから疲れるのかもしれませんけどね^^;

ドアノブとか、
古紙回収場のプレハブのロック解除ボタンとか、
触るとね、
硝子のピリピリ割れる破片が
体内で砕け散る感じがするの。

ホッチキスを留めるとき、
パンチで書類に穴をあけるとき、
身体全体を使って
体重をかけないと、
力がもう入らないの。

お菓子の包み紙とか開けるときの音で、
痛みが呼び起こされてしまうの。


なんでやねん^^;





遠位型ミオパチー のかたの
難病指定を求めるウェブ署名に
微力ですが
きょう私も署名しました。
いまは、辛うじて、こうやって、
肘を基点にキーボード入力ができますから、
その間に
なにかできることはないかと。




テレビ朝日「報道ステーション」で
FМSの特集をしてくださっていたのですね。
遅ればせながら、
番組ウェブサイトの動画 で拝見しました。
ありがとうございます。

取材された患者さんに比べれば
わたしは軽症なのですが、
夜の様子はすごくわかる。
痛みと格闘して
眠りを奪われたままで
夜が明ける。
痛みと仲良くつきあうように、って・・
仲良くなんか付き合えるかっての。



狭隅角眼が分かってからは、
そういう薬は使えなくなったけど、
かつて
いわゆる眠剤を処方していただいて、
ぜんぜん効かなかったので、
当時かかっていたお医者さんが
首ひねってましたからね。
レンドルミンに、サイレースに、マイスリー。
ひと晩でこの3種類を
御指示いただいた順序で服用していたんですけど、
入眠の「に」の字にも届かなかったというか、
眠気にもあくびにも縁がなかったというか。
「痛くて眠れない」って言ったんですけどね。
まだFMSの診断がついてなかった頃のことです。
そのときは
鎮痛剤としてロキソニン使ってましたが、
ぜんぜん効かなかったですねえ。
強い鎮痛剤であるロキソニン。
痛みには効かないのに、胃が痛くなってしまったという・・。
(↑個人差あると思いますから。私の場合です)


いま服用しているのは
ノイロトロピンですけど、
ぜんぜん効かないです。
いま出していただける薬は
これだけなので。
あとは緑内障禁忌でひっかかりますからね。



「折り合いをつける方法を
 いまもさがしている。」
まさにそのとおりだなあ。



♪さがしものはなんですかぁ
 みつけにくいものですかぁ (by井上陽水氏 from「夢の中へ」)



=きょうの数曲=
母親から「マイケルの秘蔵映像テレビがあるけん、
はよ帰りーや。8時からやけん、
いまから帰ったら間に合うやろ」と
夜の7時すぎに電話がありまして、
まだ仕事中でした。
急いで帰宅したら8時半。
フジテレビ系の「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」
だったんですね。
残念ながらその秘蔵映像とやらには
間に合いませんでしたが・・・。

「THIS IS IT」は
初回を拝見した数日後すぐ、
段原のシネコンで再度拝見しました。
2回も映画館に足を運んだ映画なんて
初めてです。
もう1回行きたいなと思ったぐらいです。
調子のいいうちに
行っときゃよかったなと(おいっ!)。




マイコーを愛してやまない方々によるパフォ集を。

まいける井上氏の「マイケルジャクソン・メドレー」

まいける井上氏の「smooth criminal」

グッチ裕三氏@ハッチポッチステーション 「やぎさんゆうびん」 byマイケル・ハクション

 
それから、
マイコーの妹さんであるジャネットの曲から。
いまだにこの曲が収録されているアルバム(Velvet Rope)が
大好きです。
アルバムの中でお気に入りチューンは
やはりこれ↓
JANET 「I Get Lonely」

もっかい見たい。

2009-11-01 22:10:52 | Weblog
11月に入りました。
2009年も早かったなぁ。


三遊亭円楽師匠が亡くなったんですね。
日曜日夕方のテレビ番組「笑点」と、
某お線香会社のCMナレーションを思い出します。
円楽師匠の「笑点」大喜利の仕切りが、
子供ながらに好きでした。

そして、
御闘病を経て再び高座に上がられようとして、
御自分の思うようなお話ができないことを理由に、
表舞台から身をひくことを決断された、
プロの噺家さんとしての高い意識と美学に、
円楽師匠のお人柄を垣間見たような気がしておりました。
三遊亭円楽師匠の御冥福をお祈りします。


きのうもきょうも
事務所に出ておりました。
身体が痛いです。
落ち着いたらおやすみがほしい。



金曜日、
そんな中を縫って、
マイコー(故:マイケル・ジャクソン氏)の
ライヴリハーサル映画
THIS IS IT」のレイトショーを
見てまいりました。


金曜の朝、
母親には電話で、
映画館へ行く旨、
詫びを入れて許しを得ました。
なんとなく
そうしなければ
不謹慎に思えたからです。




マイコーのラストライヴにして、
50歳メモリアルライヴになるはずだった、
ロンドン公演の舞台監督(総指揮)であり、
旧知のコレオグラファー(振付師)でもある、
ケニー・オルテガ氏が、
この映画の監督を務めています。



広島市内では、
段原の某シネコン、商工センターの某シネコン、緑井の某シネコン。
この3ヶ所で上映されています。
(緑井のシネコンは、かつて角松(敏生)が絶賛しておりました。
 「みどりい」じゃなくて、
 まちがって「広島の緑区」って言ってましたけど^^;)
近郊含めれば、府中町のシネコンでもやっているみたいですが・・。
そのなかから、
仕事場からいちばん近い、
段原のシネコンで拝見しました。
上映開始21:40でした・・・その前の上映回には
さすがに間に合わなくて。


2週間限定上映だそうですが
(延長するところもあるみたいですね)、

「もっかい(もう1回)見たい!!」
すなおにそう思えた映画でした。
すげーしハンパねえ。





私は特段マイコーのファンだった、というわけでは
ありません。

ただ、
「スリラー」や「ビリー・ジーン」「BAD」などなど、
クインシー・ジョーンズとの出会いによって開花した、
よく知られたヒット曲の洗礼を
リアルタイムで受けた世代のはしくれですし、


その後、
「歌いながら踊れる男性R&Bヴォーカリスト」の分野で、
日本や韓国から
若い世代が出てくるようになって、
「あぁ、このひとたちも、少なからず
 マイコーの影響受けているんだろうなぁ」と
思う場面が
少なからずありましたので、
温故知新的にさかのぼって、
マイコーのMV(ショート・フィルム)集DVDを
拝見するようなこともありました。


彼の見てくれ(容貌)の変化や、
マスメディアで取り上げられる奇行、
スキャンダラスな話題には
正直、ついていけないというか、
理解できない部分も
いまだにあります。




ただ、
今回の映画を拝見して、
マイコーは改めて
「KING OF POP」だったのだと、
ポップミュージックにおけるライヴパフォーマンスの世界では
まぎれもなく最後までトップランナーだったのだと、
痛感させられました。

身のこなしは
50歳のオッサンの
それではない。

マイコー足細ぇぇ・・・
足長ぇぇ・・・。
ダンスで
舞台映えする肢体なんだよね。



今回のライヴ開催に際して
「ファンが聴きたい曲をやる!」と、
そして、
「これが最後のカーテンコールだ(これっきりだ)」と宣言した、
そのとおり、
「聴きたい曲」が
まるっと網羅されておりました。


おそらくその
「聴きたい曲」で育ったであろう世代が、
オーディションで選ばれ、
リハーサルで
バックミュージシャンやバックダンサーを
務めていました。

そうした若い世代と
同じ板(舞台)の上にいても、
なんの違和感もなかった。

リハーサルを行うマイコーは、
フロントマンであり、
リーダーであり、
常に精力的に見えました。
たとえば、老け込んだとか、衰えたとかいうような形容とは、
無縁なように思えました。



サウンドチェックの現場で、
舞台演出チェックの現場で、
ライヴに使用される映像の撮影現場で、
彼がいて、
繊細に相手を気づかいながらも、
的確に指示を出す。

フラジャイル(壊れやすい)。
それでいて、
それなのに、
とてつもなく強靭。
相反するものが
彼の中に共存しているように
見えました。
グラスウールみたいな感じなの。

底に流れているのは
慈愛。



彼の頭の中には、
視線の先には、
客席(観客・聴衆)のことが
いつもある。

楽曲のこと、
ダンスのこと、
ライヴに足を運ぶ観客の最大の期待は何か、
ライヴを通して何を伝えようとしているのか、
よく把握していて、
それをライヴにかかわるスタッフに対して
手短に伝える。
状況に応じてテキパキと指示を出す。


彼は
音楽に関して、
殊に
ライヴパフォーマンスに関して、
100%交感神経だけのひとだったんだろうなと。
彼の副交感神経は
どうなっていたんだろうかと。

それぐらい
なにもかも超人的で、
圧倒的で、
だからこそ
せつなかった。
いとおしかった。
あまりに過酷だとも思えた。
命を削ったのだと思えた。
そういう仕事なんだと。
彼らの業種の厳しさを
改めてまのあたりにしました。



もしも今回のライヴについて、
リハーサルから
フィルムをまわしていなければ、
彼のこんな姿を
知ることはできなかったと思います。

これは偶然だったのか、
それとも、
彼は予感していたのか、
わかりません。


そして、
もしも今回のライヴが実現して、
成功していれば、
きっと凄いことになっていたと思う。

あのライヴそのものが
一大プロジェクトで、
あのライヴにかかわるひとたちの、
「これは凄いことになるんだ
 自分たちは凄いことをやろうとしているんだ
 絶対に成功させるぞ」的な気概が、
ひしひしと伝わってきた。


バタバタにかまけて、
伝説の「ライヴ・イン・ブカレスト」の映像(DVD)を
いまだに拝見していないのですが、
さらに凄いライヴになっていただろうと
思います。


ゾンビダンスでおなじみの
あの曲の使用映像、
今回のライヴリハーサルの一部分として流された曲でもある、
ある曲 の使用映像
(途中でムソルグスキーの「キエフの大門(展覧会の絵より)」を
 使ってアレンジしている、と思われる曲です)
双方とも圧巻です。
ライヴの舞台効果だけの目的で
撮影されたシロモノとは思えません・・。


ゼロ・グラヴィティ(斜め立ち)で驚かされた
あの曲のパフォは
(いわゆる「宿直ソング(パン、茶、宿直!)」ですね ・・@空耳アワー from タモリ倶楽部)
相変わらずかっけーし、


白人・黒人どっちかなんて
そんなの関係ねえ!と
明確にうたったあの曲の
イントロのギターの音が聴こえただけで、
相変わらずワクワクする。


SE7ENが3rdアルバム収録曲「パムセドロク(夜通し)」の
音楽番組でのパフォーマンスのなかで、
イントロにサンプリングで使っていたあの曲は、
マイコーのソロダンススキルが圧倒的で、
リハを見ていたスタッフは拍手喝采、
歓喜の渦でした。
映画館でその光景を見ていた私までもが、
思わず拍手をしていました。



そして、
ダンスや映像といった、
視覚的な要素ばかりに
目が行きがちだったですが、

今回初めて、
マイコーの歌声そのものも
また
卓越していたのだと
思い知りました。

リハの様子をそのまま撮影した
映画だけに、
ピッチの低い日もありました。

ですが、
バラードでの柔らかな響き、
ファルセットの澄み渡る天使のような声色・・

楽曲それぞれの
どのフレーズに
どの声色を使えば的確なのか、
そのためには、
どのような喉の使い方、
声の響かせ方、
息づかいをすればよいのか、
彼はそれを熟知して
いちいち使い分けている、
からだ全体を使って
リズムをとらえて
うたっている、
繊細でハイレベルな表現者でした・・。


彼が心を痛めていたこと。
それに対する大きなメッセージが、
今回の最大のテーマでした。
いまがまさにこのときだ。
いよいよだ。
This is the moment.
「THIS IS IT」





こんなスーパースターは
この先
出てくるのかなぁ・・・

不世出のスーパースター。


「世界を癒せ」と
メッセージを込めてうたったひとへ。
遅すぎるかもしれないけれど、
遅まきながらも
あなたが伝えようとしたことを
やろうとしていたことを
いま
多くのひとが
見てくれていると思うから。

R.I.P.




もしも
上映映画館に
足を運べる機会がありましたら、
ぜひ
「THIS IS IT」
ごらんください。





私も
もっかい
この映画を見たいですから、
映画館へ足を運べる機会を
再びつくれるように
頑張りたいとおもいます。



11月(9日)生まれの
SE7ENは、
この映画
見たのかな?






=ついしん=

この映画の、
ある場面で、
スタッフさんのくちから、
「それはバリシニコフ」というフレーズが
出てきまして、
思わずほくそ笑んでしまいました。
(必ずしも
 良い意味で
 バリシニコフ氏の名前が
 出てきたわけではないように
 感じたんですけど、
 どうだったのかな?
 まぁ、なんにせよ、
 象徴的な著名ダンサーとして、
 名前が挙がったのでしょうね)


ミハイル・バリシニコフ氏。
もういまは還暦過ぎてるぐらいじゃないのかな?
元キーロフ・バレエ団のトップダンサー。
旧ソビエト連邦から
アメリカに亡命した経歴を持つんですよね。

前にもこのブログの中で
書いたことがあるかもしれませんが、
映画「ホワイトナイツ」好きでした。
バリシニコフ氏のダンスが
とにかくセクスィーで。
やられました。

その「バリシニコフ」の名前を
マイコーの映画の中で耳にするなんて、
思ってもいませんでした。