2月1日(月)令和3年度の東京都の予算説明会にオンライン参加しました。
一般会計の歳出総額は7兆4250億円で昨年度比710億円増です。
政策的経費である一般歳出は5兆6122億円で前年度比790億円増です。
都税収入は法人2税の減により5兆450億円で4000億円減です。
基金残高は8290億円取り崩して令和3年末には7611億円になる見込みです。
財政調整基金も9300億円が1859億円になる見込みです。
予算編成方針としては1.コロナ感染症対策、2.デジタル化、3.東京2020大会
が基本になっています。
主要事項としては1.「人」が輝く、誰もがいきいきと活躍できる都市、2.世界一
安全・安心、便利で快適な都市、3.日本の発展をけん引し、将来にわたって世界
をリードする東京、40.美しく,魅力溢れる都市、5.「スマート東京」の実現、6.
東京2020大会の開催とレガシーの創出、7.多摩・島しょの振興となっています。
多摩地域への市町村総合交付金は585億円です。これが各市町村に振り分けられ
ます。もちろん全体の予算の中に多摩地域の分も含まれていますが、特に「多摩・
島しょ」とくくられていて「振興」の対象になっていることは考え方として疑問
に思います。23区と市町村は構造的にも違いはありますが、ここで明らかに遅れた
地域というくくりはやめていただきたいですね(-_-;)