ミニブタ、
マイクロブタと言われる
家庭用の愛玩ブタさんたち。
ミニブタのイブちゃんも
とある施設が閉鎖となった縁で
我が舎に来て以来、
とても感情豊かに
自分達と暮らしてきた。
いろいろ
大変な事もあったけど
そのイブちゃんが
誕生日の1ヶ月前に亡くなる。
生きてる動物はいつかは死ぬ。
なので、悲しいけど
それはある意味
仕方ない。
が。
ここからが本題です。
ブタやヤギ、羊、馬は
「獣畜」と言われる家畜である。
法律によって
食用以外は
勝手に解体や埋葬、焼却は
許されない。
それは、ちっちゃい
ミニブタたちも同様。
ペットの火葬場も多くあるが
「死亡獣畜取扱場」でないと
火葬不可。
犬猫のように暮らしていても
彼らのように
見送って火葬して
供養しては出来ないのだ。
動物が亡くなると
自分達の心のタイミングに合わせて
弔ってきた我が舎。
それがイブちゃんでは
出来ない。
都会のペットの火葬場だと
「死亡獣畜取扱場」の
登録をしている施設もあるらしいが
まだまだ少ない。
そして、「畜産」動物だけど
「畜産業」で
飼っていた訳ではないので
そのご遺体の「処理」には
あちこち
問合せる事に。
別れも先方施設の都合に合わせ
とても切ない。
飼うのは
なんの手続きもなしに
スタート出来るミニブタ&
マイクロブタ。
(場所によっては申請必要)。
でも、そんな簡単に
スタート出来ても
別れるときは
家畜と言うキツイ現実に必ず
ぶち当たる。
他の家畜、そして何より
人の生活を守るための化製場法。
必要な法律と言うことは
充分理解しているが
いざ、その法律によって
自分のトコの
「獣畜」と言われる動物たちと
別れる事は
結構心にきます。
ミニブタやヤギ、
簡単に飼うことも出来るけど
別れの覚悟が半端ないよって
これから飼う方には
伝えたいです。
イブちゃん、
今まで楽しかったね。
有難う。